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和合へ・・・

「和合へ毎日通うことは可能だろうか?」
その確認の意味も込めて、自転車で走ってみました。まだ桜も咲かない3月20日の話です。

和合というのは、阿南町の和合地区のこと。天竜峡のさらに南、伊那谷からも出てしまっている。
感覚的に、普段の生活圏からは完全に外れた場所となります。
遠州街道の走る阿南の町部には、これまで何度か行ったことがありますが、というか通ったことがありますが、和合は街道からかなり山へ踏み入ったところにあり、足を踏み入れるのは今回はじめて。
非常~に山深いところです・・・。

9:00前に準備を整え、自転車のところへ行ってみると、後輪がパンクしてた・・・。
三日前までは何ともなかったのに・・・いきなり出鼻を挫かれる。
しかも、チューブだけ交換してサッサと出発しようと思っていたところ、どうにもタイヤ自体がダメそう。今回パンクした場所には大きな穴が開き、他にも裂けそうなところが何箇所か・・・いよいよ限界。
もうずいぶん前に買ってあった三ツ星の安物タイヤに、急遽、とりあえず後輪だけ交換。
なんだかんだで出発は10:00前となってしまった。

和合まで、最短コースを走ってみる。
まずは竜東線を走って天竜峡へ。これだと飯田の街中を通らないから非常にスムーズ。ところどころ道が狭いけど、信号もほとんどない。
自宅から26km、時間にして一時間ほど。

天竜峡には現在、三遠南信自動車道なるものの天竜峡ICがあります。飯田山本と天竜峡の間が開通していて、現在は無料で通行可能。
三遠南信自動車道は、天竜峡からそのまま東へ走り、伊那山地をトンネルで抜けて秋葉街道へ出、南進して浜松のほうへ繋がる計画の道路。この矢筈トンネルも現在無料で通行可能です。
秋葉街道沿いのところも急ピッチで工事を進めてますが、地質が非常~に脆いところなので、かなり大変な作業なのではないでしょうか。壮大な計画であると思うし、開通後の保守管理もかなり大変そう。これは、南アルプスにズドンとトンネルを通そうとしているリニア新幹線にも言えることだと思いますが・・・。

天竜峡で天竜川の西岸へ渡り、遠州街道(R151)に出る。と同時に、伊那谷からも出てしまうこととなり、これより南では中央アルプスが望めなくなる。
ちょっと走ると下條村。「峰竜太の出身地」という看板、国道沿いに立つこの看板が毎回目につく。
天竜峡から先はアップダウンが激しくなり(南下すると上り基調)、大幅にペースダウン。

天竜峡の南は、国道が天竜川よりかなり高いところを走っている。地形が険しく複雑なため、多数の陸橋とトンネルを使って、強引に国道を通してあるわけです。
一方で、JR飯田線は天竜川の東岸を、天竜川に沿って通されているのだけれど、これはよく通したなぁと思う。特に天竜峡から門島(かどしま)、さらには温田(ぬくた)のあたりまではそう思います。このあたり、川沿いを走る道路は一切ありませんから・・・。

トンネルと陸橋をいくつも通って南下すると、県道46号が分岐する。分岐するのは、全長1,264mある帯川トンネルの直前。
分岐を入ってすぐ、知和野ダムを過ぎるとすぐに、和合へと続く県道243号がさらに分岐。これに入る。
そこには「和合入口」としるされているが、車ではちょっと入るのをためらうほど道が狭い。

県道243号(深沢阿南線)は知和野川沿いに延びている。左手は知和野川の清流(激流)、右手は崖。ちょっと多量の雨が降れば、すぐに崩れて通行不能になるんじゃなかろうか・・・。
ところどころ軽でもすれ違い不可能の道だが、幸い傾斜はそれほどない。すれ違い不可の急傾斜の道にすっかり慣れた身としては、車で走ってもそれほど不安感のないところだけれど、慣れない人ならたぶん、車で突っ込むのはためらうと思う。

結局、自宅から和合まで三時間半かかった。距離にして55km。
ちなみに、車で走ると1時間15分ほどです。狭くてアップダウンもありますが、全ルートを通して信号がほとんどないので、車で走ると意外と時間はかかりません。
が、果たしてこの距離を毎日通えるかどうか(もちろん車でですよ)・・・微妙なところだ。無理ではないけどかなり微妙・・・。

今回はそのまま来た道を引き返したけれど、県道243号自体はそのまま阿智村の浪合へと抜けており、浪合で三州街道(R153)に出ることができます。

帰りはアップダウンがありながらも、天竜峡までは下り基調であり、行きよりだいぶ楽。
天竜峡を越えて伊那谷に入ると、視界が開け、雪をかぶった山が見えてくる。毎度ながらこれを見ると、帰ってきたなぁとホッとします・・・。
17:30前に自宅に帰りついた。本日の走行距離=114km。久しぶりに100km以上走った。

天竜峡の南、岐阜、愛知、静岡との県境となるこのエリアは、自分にとって秘境です。そしてめちゃくちゃ広い。
山深さはちょっと恐ろしいほど。特に和合、それからさらに東の遠山郷のあたりは神々しくさえある。
今後も、自転車であちこち探検してみようと思っています。

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和合へ続く道                          和合の集落・・・ひたすら山深い
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