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TRUVATIV GXP ・・・クランクとBBの脱着

トゥルバティブというのは、どうやらスラム傘下の部品メーカみたいですね。
自分のキャノンデールには、そのトゥルバティブのGXPというBBがついています。
今回はそのGXPのBBの脱着について。
基本構造はホローテックⅡとほとんど同じだと思うけど、一部特殊なところがあります。

まずは左クランクの取り外し。ここが少々特殊です。
トゥルバティブの左クランクはダブル六角ボルト構造となっていて、これはクランク抜き工具を兼ねているものです。
内側の六角は8mm、外側は10mmのレンチで外せますが、外側のボルトは外す必要がありません、というより外してはいけません。
外側のはロックリングですので、これを外してしまうとクランクが抜けなくなります。
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10mmのほうはそのままで、8mmの六角ボルトを緩める(右ネジ)。
一度スカスカに緩んでから再び固くなるようになっているので、力を入れて緩めていく。すると、ボルトは取れずクランクが迫り出してくる。
圧入してあるのにコッタレス抜きが要らないという、ある意味画期的な構造。

左を抜くと、そのまま軸ごと右のクランクも抜ける。固い場合は軸の頭をプラハンマーで叩く。
これでフレームのBBシェルにBBだけが収まった状態となりました。
BBシェルの左右両側にあるのがベアリング。それを樹脂のケースで連結しただけというシンプルな構造になっている。
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左クランクを外した状態                         そのまま軸ごと右のクランクも抜ける

BBを外す。
通常のJIS規格なので、左は右ネジ、右は逆ネジです。
BBカップはφ44mmの16ノッチという、シマノのホローテックⅡなどと同じもの。汎用的なエクスターナルBB用のBBツールでカップを緩めるだけなのですが・・・。
自分の手持ちの工具は精度が悪いのか、きつくて工具が奥まで入らない。ちなみに、パークツールのBBT-19.2です。
BBカップはアルミ製で、半ば無理矢理回そうとすると、カップの溝をなめそうになる。もしなめてしまったら、カップが二度と取れなくなってしまう。
工具をプラハンで軽く叩いて入れようとすると、今度は工具が抜けなくなってしまう始末・・・。

どうがんばっても左はとれそうにない。困った・・・。
念のためカップと工具の寸法を測ってみたが、44mmで間違いない。非常に微妙なところで嵌らないだけなのだ。

気晴らしに、右に移って作業してみると・・・やはり今ひとつ奥まで入らないのだが、左よりは脈がありそうな感じ。もしかして左は最初の一撃で少々なめてしまったのかもしれない・・・。
その状態でラチェットハンドルを回すと、あっさり緩んだ(やはりカップから工具を外すのが大変・・・)。
そのまま樹脂のケースごと右のカップを引き抜く。

そしてまた左へ。
が、やはり左はどうあっても緩まない。ラチェットハンドルを回そうとすると、カップをなめそうになるだけ。ラチェットハンドルをプラハンで叩いてみてもダメ。
モンキーだと力がかかりすぎそうで、怖くてここまで使っていなかったのだけれど、ダメもとで使ってみると・・・カップがあっさり緩んだ。ホッ・・・。
最初からモンキーを使えば苦労せずに済んだのかもしれない。
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BBツールがえらくきつい・・・こんなものなのだろうか???

ちなみに、このタイプのBBは、緩めるときプラハンなどで衝撃荷重を加えるのはよくなさそう。下手なことをするとアルミのカップをなめそうになる。
スクエアテーパーのタイプのように固く締まってはいないから、モンキーに力を加えればじわりと緩む。

さて、外れたBBのクリーニングが大変だ。
汚れた古いグリスをきれいに拭き取る。左はシールも外せるようになっているから、やはりきれいにしてからグリスを塗って元に戻す。
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左右のベアリングを樹脂ケースで連結しただけというシンプルな構造     すっかりきれいになりました!

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フレームのBBシェル                           クランクとBB

クリーニングできたら組み付け直す。
樹脂ケースの左右両側、カップに嵌る部分にグリスを塗布し、ケースを右のカップにセット。その状態で、右のカップからBBシェルに締め込んでいく。
事前にカップのネジ部にたっぷりグリスを塗布するのを忘れずに。

スクエアテーパーのようなインターナルBBの場合と違って、BBカップはあっさり手で回る。工具を使うのは最後の締め込みのみといった感じ。
一応、最後まで締め込まずに左へ移る。グリスを塗って締め込むと、やはり左のカップも手であっさり回る。
最後まで締めずにまた右へ。工具で右を締めてから左も締める。
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これでBBシェルに再びBBが組み付いた。

チェーンリングは、さらにクランクからばらして掃除した。ギアを一枚一枚、ワイヤブラシとマイナスドライバーできれいにする。
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アウターの52Tとミドルの39Tはアルミ、インナーの30Tはスチール製だ。

きれいに掃除したところでチェーンリングを組み立てて、クランクをBBに組み付ける。
軸のベアリングに接する部分には、事前にグリスを塗っておく。
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軸が接するのはこの二ヶ所。ご覧の通り、左はスプラインを切ってあるところになる。

軸はプラハンで叩くまでもなくBBを通って組み付いたのだが、かなり緩くなってしまっているということだろうか・・・。

左側はクランクからボルトを外す必要はない。そのままの状態で軸のスプラインに組み付けて、ボルトを締め込めばOK。
ボルトの締め付けにはけっこう力が必要。
締め込みが甘いとクランクがガタつくが、しっかり締め込むとガタはなくなる。
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