FC2ブログ

ドーズのBBとチェーンリングのメンテ2・・・BBの脱着(BBが左右逆に装着されているのかと焦った件)

前回の続きです。
今回はBBの脱着について。

【BBの脱着】
ここでもBBツールという専用工具が必要になります。
P1200677_サイズ変更
スクエアテーパー、オクタリンク系のBBツールはこんなものです。
ISISのBBも溝の形状は一緒なのですが、工具によっては微妙に長さが足りず、軸が引っ掛かって届かないものがあります。
写真のものはオクタリンクとISIS兼用のものです(安物ですけど・・・)。
ちなみに、カンパのスクエアテーパーのBBを外すにはまた別の専用工具が必要なのですが、これはスプロケ外しに使うソケットと共用です。

P1200678_サイズ変更
BBツールをモンキーなどで回して緩めるだけなんですが、かなり力が要ります。
なにせこぐと締まる方向にネジを切ってありますから・・・。買ってから初めて外すなんて場合はなおさらです。
BBツールがずれないようにしっかり押さえ、プラハンマーで叩くなど衝撃荷重を加えると緩みます。

ここで注意点がひとつ。
BBのネジの向きについてです。
左側(チェーンリングと逆側)はどのタイプも右ネジです。左に回せば緩みます。

右側(チェーンリング側)については二種類ある・・・ISO/JIS規格のものと、ITA(イタリアン)規格のもの。
ISO/JIS規格のBBは右側が逆ネジとなっていて、右に回すと緩む。一方、イタリアンのBBは右側も右ネジで、左側と同じように左に回せば緩むようになっている。
BBがどちらのタイプであるかは外観から識別可能=BBシェル幅が違います。
ISO/JISのものは68mm、イタリアンのものは若干大きく70mmです。
BBシェルというのは、フレームのBB取り付け部分のこと。フレームのこの部分の寸法から、どちらのBBに対応しているのかわかります。

シマノは基本的にISO/JIS規格=世の中の大半はISO/JIS規格です。
一方でイタリアのカンパはイタリアン規格がメイン。イタ車のロードなどはBBシェル幅が70mmのものが多いです。自分のビアンキもイタリアン。
ちなみに、これは主にロードレーサーの話で、MTBやクロスバイクならほぼ100%=ISO/JIS規格になっているはず。
イタリアンは、ISO/JISに比べると右側が緩みやすい傾向にある(緩む方向に動力がかかるから)。

P1200679_サイズ変更 P1200683_サイズ変更
ドーズのBBシェル                          チェーンもクランクもないと、なんとも寂しい姿になってしまう・・・

さて、癖で左側からBBを外したのだが(どちらから外しても問題ないと思う)、いきなり本体が外れてビックリした・・・。
もしかして逆についていたのか・・・と焦ってしまった。
というのも、通常、BBは右側ワンが本体に固定されていて、左側はアルミか樹脂製の取り外しのできるワンになっているから。
急いでBB本体の刻印を確認してみると、左右は組み付いていた通りで合っていた・・・ホッ。
後ほどネットで調べてみたら、このBBは通常と逆の仕様ということで間違いなし。シマノの「BB-LP20」というBBで、通常と逆に左側が本体となっている。
BB本体に固定されたワンが右側にあるものと、左側にあるもの、二種類のタイプが存在するということをはじめて知った・・・。

P1200691_サイズ変更 P1200694_サイズ変更
左から外したら、いきなり本体が外れてビックリしたBB    逆についていたのかと焦ったが、刻印を確認したら合っていた

組み付けは取り外しの逆の手順で行えばよいわけですが、少々コツがあるように思うので書き留めておきます。

BBを組み付ける前に、フレームのBBシェル内部にグリスを塗っておく。
内部は肉抜きされているので水が入り放題!防錆が目的です。

それからBBを組み付けるのですが、左右のワンともネジ山にグリスをたっぷり塗っておきましょう。
ここポイントです。全面に惜しげもなくたっぷり塗っておく。組み付け後にはみ出た分は拭けばよい。
グリスを塗っておかないと、次回外すとき苦労します。下手をすると取れなくなりますよ・・・。

グリスを塗ったらBB本体をねじ込む。
ネジの通りまっすぐに。無理にねじ込んでネジ山をなめないよう注意。
BBの仕様により、今回は左側からの作業。左側は右ネジです。

最後まで締め込まず、反対側の作業へ移る。ここもポイント。
最後まで締め込んでしまうと、反対側のワンが入れづらい。また、入れたあと工具で締め込むときもえらく固い。

反対側のワン(今回は右側)も、組み付ける前にグリスをたっぷり塗っておく。
右側は逆ネジです(イタリアンなら右側も右ネジ)。やはり無理にねじ込んでネジ山をなめないように。

反対側のワンも最後まで締め込まず、再度本体側へ移って、先に本体側を最後まで締め込む。
本体側が終わったら、反対側も最後まで締め込む。
行ったり来たりになりますが、このほうが確実に作業を行えます。
関連記事
スポンサーサイト



Comment 0

There are no comments yet.

Leave a comment