FC2ブログ

BBの規格について

「規格」というのは、当然ないと困るものなんですけど、あまりコロコロ変更されるのも困りもの。
自転車の世界もそうですね。性能向上のため、品質向上のため、などと言われれば聞こえはいいですけど、あとで部品を買ったり交換したりするときに非常に困る。
規格変更ビジネスという一種の詐欺商法ではあるまいか・・・そういぶかりたくなることもある。

自転車にも様々な規格がありますが、規格変更ということで言えば、BBが最たるもののひとつではないでしょうか。
BBというのは、「ボトム・ブラケット」のことです。
何のことかというと・・・自転車には左右にペダルがあります。ペダルはクランクに組み付けられていて、左右のクランクは位相差180°でお互いに連結されている。その左右のクランクを連結している軸&ベアリング、それがBBです(ものによってベアリング部分だけのことを言います)。

BBには、ママチャリのような一般車に使われている旧来のカップ&コーン式のものと、スポーツ車に採用されているカートリッジ式のものがあります。
ここで話題にするのはカートリッジ式のほうです。

スクエアテーパーにはじまってオクタリンク、ISISなどなど・・・カートリッジ式にも様々な規格があります。
まずは現状どのようになっているのか、規格について整理する意味で以下にまとめてみました。

実のところ・・・シマノのホローテックⅡのように、ベアリングが外付けになって以降の規格について自分でよくわかっていなかったんですね(笑)。
自分のキャノンデールにトゥルバティブのGXPというBBが使われているのですが、いざ外してみようとなったときに、これがどういった素性のものなのかよくわからなかった。それで調べてみた次第。

①スクエアテーパー
もっともオーソドックスなタイプ。シマノ、スギノ、カンパなどなど、様々なメーカから出てますが、この中でカンパだけはそれ以外のものとスクエア部のテーパーが異なり、クランクの互換性がありません。

②オクタリンク
スクエアテーパーよりクランク勘合部の剛性を高めようとシマノが開発したタイプで、クランクとの勘合部は8セレーション。

③ISIS
シマノのオクタリンクに対抗する形でFSAなどが開発したタイプ。オクタリンクと似ていながらクランクとの勘合部は10セレーションで、当然ながらオクタリンクと互換性なし。

④パワースプライン
こちらはトゥルバティブのリリースしたバージョン。12セレーションで、当然ながらオクタリンクともISISとも互換性なし。

********************
これ以降はベアリングがBBシェルの外側に位置するタイプ

⑤ホローテックⅡ(シマノ)

⑥ウルトラトルク(カンパニョーロ)
ホローテックⅡのカンパ版。もちろんホローテックⅡと互換性なし。

⑦GXP(FSA、スラム、トゥルバティブ)
恐ろしいことに、同じGXP規格だからといって完全に互換性があるわけではなく、クランクとBBの互換性は個別に確認する必要あり。どこまでいい加減な規格なんだ・・・orz。

他にもスギノのダイレクト・ドライブなどありますが、これ以上のことはよくわかりません(笑)。
カンパは置いておくとして、GXP連合でシマノに対抗しているという構図でしょうか。

さらにはBB30などの規格があるのですが、そこまで行くともう完全に自分の守備範囲外です(笑)。
ですのでここまでということで・・・。

例によって旅の自転車について考えてみると・・・BBは、オーソドックスなBBシェルの中に収まっているタイプがいいと思う。
このタイプならどこでも手に入るし、なによりメンテナンスフリーでかなりの距離走れると思います。BBなんてそうそういじくりたくないですからね・・・。

ベアリングがBBシェルの外に位置するタイプは、グリスが抜けやすいような気がする。あくまで自分の所感ですが。
少なくともGXPはそうでしたね。まずはBB回りから「キューキュー」音がしはじめて、そのまま乗り続けていると軸にガタが出てくる。乗っていて何か不具合があるわけではないのだけれど、クランクを手で動かすとガタガタするようになる。
それでもまぁ軸の回転がおかしくなるようなことはなかったから、致命的なトラブルではないのかもしれないけど・・・あまり気持ちのいいものではないです。
ちなみに、分解して軸にグリスアップして締めなおすと、ガタはなくなります。

シマノのホローテックⅡは、自分で使ったことはないけれど、GXPなどに比べればずっとよくできていると聞く。
でも、積極的に使いたいとは思わないですね。
耐久性や信頼性の上では、BBシェルの中に収まっている旧来のタイプのほうに分があると思う。
軸の形状はスクエアテーパーでもオクタリンクでもなんでもいいと思いますが、一番シンプルなのはスクエアテーパーですね。機能的にもスクエアテーパーで何ら問題ない、と思う。
2012-truvativ_gxp_bb-black_finish-en_サイズ変更
↑TRUVATIVのBB
・・・もし交換部品を買うときはこれでいいのだろうか???
果たして自分のクランクにつくのか・・・詳細がわからないから今ひとつ確信が持てない(涙)
関連記事
スポンサーサイト



Comment 0

There are no comments yet.

Leave a comment