FC2ブログ

自転車のサイズとポジションについて

今回は自転車のサイズとポジションについての蘊蓄(うんちく)です。
自分の脚でこぐものである自転車にとって、フレームのサイズとか、乗車するときのポジション調整というのはとても大切なこと。特にフレームサイズというのは、買ったあとではもうどうにもならないから、買うときだけの一発勝負!後悔のないように選びたいものです。

サイズやポジションについては、ドロップハンドルのロードの場合は一応の基準といえるようなものがある。
ポジションなんて個人個人で好みが違うのだから、一応の基準です。自分の場合はこれで納得している、とまぁそんなものです。
試行錯誤を繰り返し感覚で適正なポジションを見出していくわけですけど、その決めたポジションに対してなんらかの裏付けがほしい・・・そんなことってありませんか?いや、自分の場合はそうなんですよね。スタート地点にする取っ掛かりがほしいということもある。

自分の場合は次のように決めています。

ステム長=(腕を真横に伸ばした時の中指の先から中指の先までの寸法)÷4+195-(フレームのホリゾンタル換算のトップ長)
もしくは
ステム長=(身長)÷4+195-(フレームのホリゾンタル換算のトップ長)
測ってみればわかりますが、腕を真横に伸ばした時の中指の先から中指の先までの寸法というのは、だいたい身長と同じになります。

実のところ、式の理論的な裏付けなどはまったく知らないのですが(笑)、昔ロードレーサーを初めて組んだときにショップでいろいろ計測してもらった数値と、ほぼ同じ数値がこの式から得られます。
そんなところからずっと拠りどころにしている次第。

ステム長というのは、通常100mm前後です。ステム長によって重心が前後に移動するから、あまり極端な選択はしないほうが無難。
100mmのステム長を基準にして、上の式から自分に適したフレームのトップ長(ホリゾンタル換算)が得られる。

ホリゾンタル換算・・・というのは、今ではスローピングフレームがすっかり主流となってしまったから。
昔はフレームがホリゾンタル(トップチューブが水平)だったから、単純明快だった。今でも自分はホリゾンタルのフレームが好きなのだけれど、残念ながらほとんど見かけなくなってしまいました・・・。

ホリゾンタルの頃は、完成車のトップチューブの上に跨ったとき股下にどのくらいの隙間ができるか、そのあたりを基準にざっくりとフレームサイズを決めることもあった。
シートチューブの長さが決まると、どのメーカでもだいたい一様にトップチューブの長さが決まっていたから、これはこれでたぶん正しかったと思う。
でも、スローピングとなってからは、こんな決め方はまったく意味がないことに・・・。
結局、フレームサイズはトップ長(ホリゾンタル換算)を目安に選べば間違いがない・・・と思う。

ところで、フレームサイズというのはどこの寸法のことなのか、メーカによりまちまちなんですけど、今でもシートフレームのCT(センター・トップ)寸法を言っていることが多い。
スローピングが当たり前の今、そんな寸法を言われてもまったくピンとこないし、寸法自体には特に何の意味もないわけですけどね。
たぶん、ホリゾンタルの頃の名残りなのでしょう。

あくまで一応の目安ですけど、トップチューブ長で言えば大まかな目安はだいたいこんなところになる。

身長165cm前後 : ホリゾンタル換算のトップチューブ長=520mm前後
身長170~175cm :   〃   535mm前後
身長175~180cm :   〃   550mm前後

ときに、フレームサイズを選んだり、ポジション出しをしたりするときの参考に、自分の股下寸法も把握しておくと役に立ちます。
ここで言う股下寸法というのは、足を素足で15cmほど開いて、股の中心から地面までの距離を測ったもの。
壁を背にして測ると正確に測れますが、たぶん、ひとりでは測れません・・・確実に間違った数字が出るので要注意。
ちなみに、日本人の股下寸法の平均=身長÷2÷1.1・・・らしいですよ。

さて、そんなふうにして決めるフレームサイズですが、最近は昔ほどシビアではなくなったような気もする。
完成車販売が一般的になったせいだろうか、おそらく選択肢がそれほどなくなった。最近は、モデルによってS、M、L、XLみたいに4種類くらいしかないものも珍しくないのでは・・・。
ある意味あまり悩む必要がなくなったのかもしれない。
’90年代頃までは、フレームが単品販売されていることが普通で(今でもトップモデルはそうなんでしょうけど)、コンポやその他の部品を好きなように選んで組む(ショップに組んでもらう)のが一般的だった。
フレームが10mm刻みくらいで準備されているのが普通だったから、買うときはけっこう悩みました。安いものじゃないですしね・・・。

話がちょっと飛びますが、完成品販売ということではホイールもすっかりそういう傾向にありますね。
昔はホイールと言えば、リムとスポークとハブを選んでショップで組んでもらうものだった。
完組ホイール(そんな言葉も今では死語か?)というものもポツポツ出てきつつあったけれど、なにせ高嶺の花だった(といっても、今の基準からするとそれでもぜんぜん高くはないけれど・・・)。
完組ホイールというものを世に知らしめたのは、なんといってもMAVICのヘリウムでしょうね、いや懐かしい。ヒルクライム用軽量ホイールの走りで、飛び道具とまで言われた・・・。
おそらく今は逆で(少なくとも日本では)、手組みホイールのほうが凄腕職人の作る高級品という位置づけでしょうね。

ときに、今あれこれいじっているスペシャはMTBです。MTBというのは出てきた当初から完成車販売が一般的だった。ロードに比べるとずっと。
今も昔もサイズは3~4種類しかないのが普通じゃなかろうか。
このスペシャ(ロックホッパーcomp)も確か3種類ほどしかなかったから、買うときにサイズで悩んだ記憶はない。その程度の選択肢だと、身長によってサイズはほぼ一意に決まるから。

MTBのようなフラットハンドルの場合の適正なポジションというのは、ハッキリ言って自分でもよくわからないのだが、基本的な部分についてはロードもMTBも一緒(たぶん)。
買ったらまずサドルとハンドルを動かしてポジションを調整する。
サドルについてはロードとまったく一緒(のはず)。
サドル上面(の仮想面)を水平に・・・定規を置いて、水準器を使ってキッチリ水平にセットする。こういうことに関しては自分、かなり神経質です(笑)。キッチリ水平が出ていないとなんとなく気分が悪い。
サドルの高さは、シートチューブの延長上にクランクを持っていき、ペダルの下死点付近でちょうど踵がつくくらい。これがセオリー。
そこをスタート地点に、あとは乗りながら最適位置に微調整する。自分の場合は、最終的にはだいたい踵がペダルから1cmくらい浮く位置に落ち着く。
サドルの前後位置については、いつも完全に感覚で決めている。ペダルを水平にして膝の裏から錘を垂らして云々・・・いろいろやり方が言われていますが、これに関してはハッキリ言ってよくわかりません(笑)。乗りながら感覚で調整してます。

わからないのはハンドル位置。いったいどういった状態が適性であるのか・・・自分でもよくわからない。
当然ながら、上に挙げたロードの基準でステムの長さを決めると、明らかにハンドルが近すぎる。
ドロップハンドルでないし、ブラケットを持って走ることもない。ロードで言えば常にクランプ部分の水平部を持って走っているのだから、当然と言えば当然。
フラットハンドルの場合も、拠りどころにするような基準のようなものが何かあるのだろうか???
よくわからないけど、少なくともフレームを設計する際はやはり80~100mmくらいのステム長を想定しているのではなかろうか・・・あくまで推測ですけど、そのように思う。

次回へ続きます。

P1110011_サイズ変更 P1110012_サイズ変更
本文と関係ないですが・・・自転車先進国オランダの日常   老若男女を問わず誰もが自転車に乗っている国・・・衝撃的です

P1100988_サイズ変更 29日に買った中古車 175E_サイズ変更
ユトレヒトのバイクショップ「SNEL」                そこで手に入れた中古のドーズ・・・こいつは掘り出し物だった
関連記事
スポンサーサイト



Comment 0

There are no comments yet.

Leave a comment