FC2ブログ

自転車アプローチ登山10 御嶽山(3,067m)

木曽のおんたけさんに行ってきました。久しぶりの自転車アプローチです。

日付: 2014/9/17(水) ~ 9/19(金)
ルート: 自宅 ~ 権兵衛トンネル ~ 木曽福島 ~ 開田口 ~ 御嶽山 ~ 開田口 ~ 木曽福島 ~ 権兵衛トンネル ~ 自宅

ひとつの山としてはおそらく日本で最も大きいのではなかろうかという御嶽山。
深田久弥の「日本百名山」の中では次のように記述されている。
「普通御嶽は日本アルプスの中に入れられるが、この山は別格である。そういうカテゴリーからはみ出している。北だの、中央だの、南だのと、アルプスは混みあっているね、そんな仲間入りは御免だよ、といいたげに悠然と孤立している。たしかにこのヴォリュームのある山は、それだけで一王国を形成している。一個の山として、これだけ図体の大きい存在も稀である。山頂は、最高の剣ヶ峰を初め、継母岳、摩利支天山、継子岳などからなっていて、(中略)甚だ変化に富んでいる。しかし遠くから望むと、それらすべてが一つの大きな頂上となって、そこから裾へ向っておおらかな斜線をおろしている。」

その通り、デカイんです、御嶽は。
そしてまたご存知の通り、山岳信仰の山でもあります。いわゆる「御嶽教」です。
盛夏の時季には、白装束の信者たちが金剛杖を持って登る山です。
長野側、岐阜側とも、山裾に点在する集落それぞれから登山道が延びておりますが、その中で最も古いのが黒沢口、次いで古いのが王滝口です。
この二つは言わば御嶽の表口と言っていいところで、御嶽信仰によって開かれた道。今でも信者の講登山が盛んであり、いわゆる「登山」とは一線を画した趣があります。多くの霊場や信者のための宿、鳥居や霊神碑に圧倒されることでしょう。
今では車道やロープウェイが延び、ともに七合目(王滝口:2,180m、黒沢口:2,150m)まで歩かずにワープできてしまうルートでもあります。
それでも富士山のように鬼混みということは決してありませんので(登山者に敬遠されるおかげでむしろかなりマイナー)、気軽に訪れることができるのではないでしょうか。立山と比べても空いていると思います。

静かな山にどっぷり浸かりたい人には開田口がオススメ。
山裾の鬱蒼とした深い森、その原始性は誠にみごと!でしたよ。苔むした感じで言うと、屋久島を軽く超えてますね。ここまで苔むした場所を自分は他に知りません。
尚、開田口の登山道入口は四合目直下になり、そこまで車で入ることもできますが(最後2kmくらいはダート)、御嶽の大きさを実感したいのであれば自転車アプローチがオススメ(笑)。
以下、行動の記録です。

【一日目(9/17 水)】
雲は多いが一応晴れている。
8:30に自宅を出た。木曽側へ抜けるため、まずは権兵衛トンネルを目指す。
国道を避けて県道18号を走り、飯島で天竜川を渡って右岸の農道に出る。
国道よりマシだろうとルートにとったわけであるが、ここで「日本の道路は自転車で走りにくい」と久しぶりに実感した。

他の国で自転車に乗ったことのある人はわかると思うのだけれど(そう思っているのは決して自分だけではないと思う)、日本の道路というのは世界的に見ても極めて自転車で走りにくいんです!
これは、走っていて楽しいとか気持ちいいとか、風景がきれいとか、舗装がきれいとか楽に走れるとか、はたまた交通マナーが良いとか悪いとか、そういったこととは別問題です。
ズバリ、走りにくい!
何で決まるのかというと、単純に道路の広さと交通量。
日本の道路はとにかく狭い。それでいてとにかく交通量が多い。
たとえ道路が狭くても、交通量さえ少なければ走りにくいことはない。誰もいないような山の中、車一台分の幅の林道しかなくても、精神的に走りにくさは感じないわけです。
逆に交通量が多くても、道路さえ広くて十分な通行帯さえあれば、これまた走りにくさは感じない(これはこれでつまらないし、別な意味で不快ではあるでしょうけど)。
道路の幅と交通量、世界的に見て日本の道路はこの関係が実に絶妙なんですね(笑)。
たまに思い出したように現れる歩道、これがまた拍車をかけている。
自転車が通行できるところもあるわけですが、段差だらけでとても走る気にならない。いったい何のためにあるんだか。ないとマズイから、という体面だけのために設けているとしか思えない。
ヨーロッパの状況、その細部をよく見習っていただきたい・・・と、このあたりの愚痴は長くなりそうなんで、また別の機会に書きたいと思います。

出発してからずっと上り。アップダウンを交えつつ、じりじりと標高を稼ぐ。
そして権兵衛トンネルに差し掛かる。
平成十八年に開通した権兵衛トンネル。ハッキリ言って、これは快挙です。おかげで伊那谷と木曽谷の行き来がえらく楽になった。
と言っても、それは主に自動車を対象にした話であって、長いトンネルですから、(自転車も恩恵にあずかれるわけですが)精神衛生上は旧道を走るよりむしろよろしくない。

伊那谷と木曽谷の間は、権兵衛トンネルを筆頭に四つのトンネルで結ばれています。四つを足した総距離が7,324m!最長のものが権兵衛トンネルの4,470m。
問題は、このトンネルが平坦じゃないってことです・・・。
伊那谷側からだと、権兵衛トンネルが緩い上り、残りの三つが緩い下りになります。権兵衛トンネルは最後に勾配が落ちるから、伊那谷側からトンネルに突入すると出口の光が延々と見えない・・・。
頭にヘッテンを点滅させたり、考えうる限りの目立つ格好でトンネルに突入するんですけど、中には無灯火で通行している頭のおかしな車もいるし、やはり怖いですよね。
自転車で走るトンネルって、特に音が怖いんです。近づいてくる音を聞いていると、後ろから轢かれそうな錯覚を起こします。
通行する方は、ぜひ気を引き締めて走ってください。

木曽側に出ると晴れていた。風も急に強まった。
国道19号まで一気に下る。
この国道19号ってのがまた、走りにくい日本の道路の代表格みたいな道路です。道が狭いのにトラックが多くてどうにもならん・・・。
ここを好んで自転車で走る人はいないと思いますが、自転車で走るのはまったくオススメしません。ほとんどの区間を旧中仙道が並走しているはずですので、そちらを走ることをオススメします。
旧中仙道は車で走るには狭い道ですが、自転車で走る分には実に快適。古い宿場をいくつも通る、味のある楽しい道です。

それにしても・・・木曽谷は伊那谷と比べて圧倒的に狭く、自然環境も厳しい。そして圧倒的に歴史がある。
「木曾路はすべて山の中である。」というのが島崎藤村の「夜明け前」の書き出しであるが、まさにそのとおりであると思う。
一歩木曽側へ出ると、そこはまったくの別世界。自然環境も生活習慣もまるで違う。
今でこそ同じ長野県であるが、ちょっと昔まではそれこそ別の国だったのだから当然と言えば当然だろうか。
俗に「信州」と言えば、そのイメージはやはりなんといっても山深くて暗い木曽のそれではないかと思う。これぞまさに多くの人の持つ信州のイメージではなかろうか。
そんな木曽谷のほうを昔は主要街道が通っていたのだから、今となってはちょっと不思議な気がしないでもない。伊那谷は南から入るのが極めて困難(山深すぎて・・・)、というのがその理由でしょうかね。

木曽福島で買い出しをして、その先で県道20号に入る。木曽谷から御嶽へ向う。
三岳で王滝への道を分け、さらに北上。道路脇にサルがたくさんいる・・・。
ちなみに、三岳(昔の三岳村)の中心部に御嶽の(黒沢口の)一合目がある。

きつい勾配ではないが、上りが続く。
あり得ないくらい尻が痛い・・・今さらながら、うすうす感じてはいたのだが、どうやらスペシャに装着したサンマルコのサドルは自分の尻に合っていないようだ。決定的!まず間違いない。二千円ちょっとの安いサドルだからそれほどダメージはないけど、やはりはずしたのはショックだ。
おまけに今日は水分補給に失敗したのか、ハンガーノックか、はたまた単に脚力が落ちてしまっただけなのか、妙に辛い。菅沢の分岐に入る頃には頭の中が真っ白で、ほとんど死亡遊戯状態だった。
後ろにピッタリついてくるマユミはずいぶん余裕があるように見える。実はマユミのほうが体力があるのではないか、と思考力が薄れゆく中でおぼろに思ってしまった。

だんだん時間との勝負にもなってきた。はたして明るいうちに着けるのか・・・。
開田高原キャンプ場(たぶん閉まってた)の前を通ってさらに上る。登山口への分岐を入る頃には完全に限界を超えていた。
そのまましばらく上るとダートになる。とても自転車に乗って上ることなどできそうになく、早々に諦めて押して歩く。

そしてようやく到着、登山口!自宅から98km・・・思ったより距離があった。
その先に車五台分ほどの駐車スペースがあり(当然誰もいない)、そのちょっと手前のスペースにテン場の目星をつけた。
時刻は18:00。テン場が決まったところでまずは水の確保だ。
ここは、登山口から三、四分歩いたところで水がとれる。
すぐに容器とヘッテンだけ持って水汲みへ。

水汲みから帰ったところでテントを張る。
薄暗くなってしまっていつもより整地が甘くなったが、まずまず上々のテン場だ。
誰もいない、暗くて静かなテン場というのはいつ以来だろう。

IMGP8181_サイズ変更 IMGP8191_サイズ変更
中川を出発                                 ちょうど蕎麦の花が見ごろです

IMGP8192_サイズ変更 IMGP8193_サイズ変更
遠目に見ると本物に見える・・・                     権兵衛トンネルに向かう

IMGP8197_サイズ変更 IMGP8201_サイズ変更
権兵衛トンネル=4,470m                       木曽側は晴れていた

IMGP8214_サイズ変更 IMGP8224_サイズ変更
味のある旧中仙道                             御嶽の開田口へ・・・そろそろ限界が近い

IMGP8226_サイズ変更
最後のダートの上りは自転車を押した

【二日目(9/18 木)】
テン場6:25 ~ 五合目7:00 ~ 七合目8:30 ~ 九合目9:10 ~ 三ノ池10:05 ~ 開田頂上10:30 ~ 剣ヶ峰11:30
~ 開田頂上12:35 ~ 三ノ池12:55 ~ 九合目13:40 ~ 七合目14:05 ~ 五合目15:30 ~ テン場16:00

夜中、頭上で風がゴーゴー唸っていたが、テントには当たらず。快適なテン場だった。
にもかかわらず、疲れすぎてしまってよく眠れず・・・。

4:30起床。いつものようにコーヒーを飲んでラーメンを食べ、テント撤収。
藪の中の木に自転車を縛り付けて6:25にテン場をあとにした。
歩く前から既に疲れているという・・・。

四合目の水場を過ぎてすぐ、あたりが苔むした森となる。
これは・・・緑すぎて目がおかしくなりそうな感じ。そんな感じ、わかりますでしょうか。
こんな場所は屋久島にも南アルプスにもない、と思う。
いかにもキノコが群生しそうな環境なのだけれど、まったく生えてない。このあたりだと今年はもう終わってしまったのだろうか。
生えている木は主にいわゆる木曽五木・・・ヒノキ、サワラ、ネズコ、アスナロ、コウヤマキ、です。シラビソやダケカンバも多い。
リスがいきなり目の前に現れて、勝手にこちらに驚いていたりする。
そんな苔むした緑の世界が六合半くらいまで続く。

七合目より上になると高木が減る。
同時に苔むした森も終わり、登山道の両側にブルーベリーの木が群生するようになる。
見た目も味も、まさにブルーベリー。食べてみると甘酸っぱくて実に美味。
つまみ食いをしながら歩き、標高を上げる。こいつはいい。
そのうち涸沢がルートになるのだが、ここにキソアザミが群生していて、触れるとチクリと痛いのでおっかなびっくり歩く。
空はスッキリと晴れ、振り返ると中央アルプスが全部見えていた。こんな風に見えるのは久しぶり。でも、やはり中央アルプスは伊那谷側から見たほうが絵になるなぁ。

九合目からしばらく登るとハイマツ帯となり、御嶽の頂上部がよく望めるようになる。
谷を挟んだ山の斜面に女人堂からの道も見えるが、ここへ来ても人影はまったくない。
ハイマツ帯にはホシガラスがいて、見るとハイマツの実をくわえている。好んで食べるらしい。
登山道にところどころマツの実を食べ散らかしたあとがあるのだが(先日の仙丈から気になっていた)、どうやらホシガラスの仕業のようである。

三ノ池からひと登りすると開田山頂。遠くから見ればもう広い山頂の一部である。
風がすごい。飛騨側からひっきりなしに吹きつけて、えらく冷たい。
雪が降るのも間もなくではなかろうか。もうすっかり冬といった感じだ。
たまらず上だけカッパを着る。手袋やニット帽もほしいくらいだ。

サイノ河原を過ぎ、二ノ池経由で剣ヶ峰へ。二ノ池あたりでパラパラと人を見かけるようになった。
ちなみに、二ノ池は日本最高所にある湖で、標高2,905mである。湖面の色がなかなかすごい。

剣ヶ峰には十五人ほど人がいた。それでもまぁ思ったほどの人じゃない。
ほぼ全員が王滝口の田の原から登ってきた人たち。せっかく来たのにお鉢巡りをする人すらいないのは、ちょっともったいないような気がする。
なかなか気持ちよかったですよ、お鉢巡りは。風がすごかったですけど・・・。

三ノ池まで戻ってくる頃にはすっかりガスってしまった。
同じ道をテン場まで下る。
下部の苔むした森といい、森林限界より上の高山帯といい、頂上部の散策といい、御嶽はなかなかおもしろい山だった。
機会があればまた来てみるか、そんな風に思えた。

四合目で水を汲んで帰り、昨日と同じ場所に今日はしっかり整地をして幕営。
昨日に続いて誰もいない静かな夜・・・人がいないって素晴らしい!!

P1200097_サイズ変更
苔むした森・・・緑すぎて目がおかしくなりそうな、そんな感じってわかりますでしょうか?

IMGP8237_サイズ変更 IMGP8235_サイズ変更
一面緑の絨毯                                新たな生命

IMGP8240_サイズ変更 IMGP8247_サイズ変更
ブルーベリーの木が群生!甘酸っぱくて美味!           そのうち涸沢がルートになる

P1200115_サイズ変更
中央アルプスが全部見えた

IMGP8252_サイズ変更 IMGP8259_サイズ変更
沢沿いに群生するキソアザミ                       ハイマツ帯に出る

P1200123_サイズ変更 IMGP8265_サイズ変更
三ノ池                                    剣ヶ峰へ向かう

IMGP8271_サイズ変更 P1200129_サイズ変更
この階段を上ったところが剣ヶ峰                    御嶽山最高所=3,067m

IMGP8276_サイズ変更 P1200145_サイズ変更
お鉢巡りへ                                  単純に気持ちいい

P1200149_サイズ変更 IMGP8283_サイズ変更
なかなかよかったですよ、お鉢巡りは                  風がすごかったですけど

IMGP8286_サイズ変更 IMGP8287_サイズ変更
二ノ池は日本最高所にある湖・・・色がなかなかすごい     こちらはサイノ河原・・・頂上部の散策もなかなかおもしろい

IMGP8298_サイズ変更 P1200164_サイズ変更
四合目にある水場                            昨日と同じ場所に幕営・・・人がいないって素晴らしい!!

【三日目(9/19 金)】
1:00頃トイレに起きると、空の一部が晴れていて、そこだけすごい数の星が見えていた。
こんな星空を見たのもなんか久しぶりだった。星なんて家の明かりや街灯がないところでないと見えないから(空気が澄んでなければいけないのは言うまでもない)、必然的に人気のないところで野宿したときくらいしか眺めることがないのだ。

4:30過ぎに起きる。
昨日までとは季節が変わったかのように今朝は冷え込んだ。空は快晴。

食事をして荷物をまとめ、6:40に二泊させてもらったテン場をあとにした。
自転車へのダメージを考えて、出だしのダートは押して歩く。
舗装路になったところから自転車に乗って下る。ひたすら下る。
寒い、手が冷たい・・・こいつはもう冬用のグローブが必要だ。指切りグローブでなど下っていられない。

菅沢の分岐まで下ると、御嶽山がスッキリ望めた。来るときにはまったく見えなかったけれど、今朝はよく見える。
ここから行きとルートを変えたいのであれば、もうしばらく県道を北上すれば国道361号とぶつかり、この道で木曽福島へ抜けることもできる。広くてキレイな道路だ。車やオートバイならこちらのほうがオススメ。
が、いかにもリゾート地って感じのところが多かったから、自転車で走るとつまらないのではないかと思う。たぶん生活感のある県道を下ったほうが楽しい。

そんなわけで来た道を下る。木曽川までひたすら下る。
下りはあっという間で、僅か1時間20分で道の駅三岳まで下ってきた。
木曽川に出たら不快な国道19号は避け、例によって旧中仙道を北上。木曽福島のスーパー(8:30前から開いていた!)で腹ごしらえ。
宮ノ越宿の先で、行きと同じように一瞬だけ国道19号を走る。僅か1kmほどなのだけれど、ものすごく不快というか走りにくい。

山吹トンネルの手前で国道19号を離れる。ここから権兵衛トンネルまで上り返し。
トンネルの恐怖を考えると、旧道で権兵衛峠を越えたほうがいいのではないか、そんな風にも思ったのだけれど、実は旧道が通れるのかどうか定かでない。少なくとも自転車なら通行できるのではないかと思うのだが、行ってみて通れなかったではシャレにならない。
トンネルを走ることに決めた。

木曽側からだと、権兵衛トンネルの手前にある三つのトンネルが緩い上り。長いのは最初の姥神トンネルで、1,826mある。
4,470mの権兵衛トンネルは下りだ。木曽側からは出口の明かりが遠くに見えるが、これが一向に近づいてこない・・・。
トンネル内でトラックに追い越されるのは何度経験しても怖い。多くのトラックは追い越す手前で減速してくれるのだけれど、それでも怖い。音がもうね・・・。
大型トレーラーに一台追い越されたのだけれど、(もちろん目いっぱい減速してくれたが)これなんてもう幅がギリギリだった。

無事伊那谷側へ生還。
木曽側から伊那谷へ抜けてくると、驚くような景色に出合える。この景色にはいつも唸ってしまう。
権兵衛トンネルを抜けてしばらく下ると、急に視界が開ける。伊那谷の北限に近いこのあたりは特に谷が広く、高遠や長谷の集落が目の前に広がっている。その背後には南アルプスがドーンと鎮座している。
狭い木曽谷から来ると、この眺めは実に明るく、新鮮に映る。
高曇りの今日は山がよく見えた。
目の前に甲斐駒と鋸の山塊がドーン。甲斐駒も伊那からだとずいぶん立派に見えるのだと思った。
その隣に仙丈、塩見・・・と連なっているが、この方面の眺めは見慣れている。
新鮮だったのは甲斐駒よりさらに北。八ヶ岳が見える。伊那からはよく見えるんだなぁ・・・しかも、手前の山なみを介して南アルプスから連なっているように見える。
八ヶ岳の北に見える均整のとれた円錐形の山は蓼科山か。さらにその北、なだらかな丘のように見えるのは霧ヶ峰か。
実に新鮮な眺めだった。伊那からこんな風に見えるとは知らなかった。
蓼科山なんて、要するに北八ツなんて、どこかミーハーでまったく興味がなかったけれど、この美しい山容を見るとぜひ登ってみたくなる・・・。
北関東にいた時分は、八ツや蓼科というと八千穂や小海から登る山だったけど、今は諏訪や茅野から登れるんだな・・・などと当たり前のことを改めて思った。

ここからは、山を見ながらほとんど惰性で走った。
13:30に自宅に到着。開田口までの往復で締めて195kmだった。

P1200166_サイズ変更 P1200168_サイズ変更
朝のテン場・・・昨日までと季節が変わった              菅沢から仰ぐ御嶽山

IMGP8306_サイズ変更 P1200171_サイズ変更
寒い・・・もはや指切りグローブで下っている場合ではない     三岳にある御嶽山一合目

IMGP8324_サイズ変更 IMGP8326_サイズ変更
国道19号を一瞬だけ走る                         権兵衛トンネル走行中

IMGP8330_サイズ変更
けっこうすごい景色なんですけど・・・写真じゃわかりませんね
関連記事
スポンサーサイト



Comment 0

There are no comments yet.

Leave a comment