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サドルの話

話のネタがあっち行ったりこっち行ったりしますが・・・
今回は久しぶりに自転車の話です。

サドルというのは選ぶのが難しい。どれが自分に合っているのか・・・見極めるのがひじょ~に難しい。
なぜかと言うと、実際に自転車につけてみて、かなり長い距離走ってみないとわからないからです。
そうですね・・・ものによっては5,000kmくらい走ってみないとわからないんじゃないですかね。
ブルックスのような革サドルはだんだん自分の尻の形になってくるのですが、果たしてサドルが自分に合っているのかどうか、判断できるのはサドルが尻に馴染んだ後です。

どんなサドルでも長い時間走れば尻が痛くなるものですけど、これが自分に合ってないやつだととんでもなく痛くなる。
場合によっては痔になったり、前立腺によからぬ影響があったりするだろうから、けっこう切実な問題でもあります。
やわらかければいいのかと言うと、そういうわけでもない。実に奥が深いんです。

で、”失敗しないサドルの選び方”みたいなのがあるかと言うと、残念ながらないんですね。
こればかりは自分の自転車につけて、実際に長い時間走ってみるしかない。
買うときはたいてい、人の評判やら雑誌のインプレなんかを参考にしたり、製造メーカの売り文句を信用してみたり、何らかの情報を拠りどころにすると思うんですけど、最後は結局賭けみたいなものでしょうね。
これがまた安いものなら、ダメもとで・・・なんてこともアリでしょうけど、高いものになると二万も三万もしますからね・・・。
値段はまさにピンキリで、千円くらいで買えるものから五万円くらいするものまであります。
今どきロードに乗っている人は、1~2万円くらいのサドルを使っている人が多いんじゃないでしょうか?どうですかね。

時に、昨今のサドルの値段はちょっとすごい、というかおかしいです。
'90年代の中ごろまで、サドルはプロ選手が使っているようなモデルでも1万円も出せば買えていたような気がします(それでも普通の人からすると、サドルに1万円も出すなんて理解不能でしょうかね)。
その頃、ロードのサドルと言えばセラ・イタリアかセラ・サンマルコ。あまり悩む必要がなかった・・・。
セラ・イタリアのフライトとかサンマルコのロールス、コンコール・ライト、リーガルなど、今でもラインナップにあります。

一方、昨今では2万円以上のものなんてザラ。高いものだと5万円以上するものもある。
サドルが5万円ですよ!
サドルの重要性を十分認識している自分が、「たかがサドルに5万円!」と叫びたくなってしまう。2万円でも出せるかどうか微妙なラインだ。
もし、5万円のサドルを買ってみて失敗だったらどうするんだろう・・・。

ちなみに、さすがに5万円のサドルとなるとかなり特殊で、フルカーボン。レールも座面もすべてカーボン。
完全にレース機材だろうから、こうなると座り心地とか尻が痛くなるとか、そんなことはどうでもいいのかもしれません。

記憶を辿ってみると・・・サドルの値段がおかしくなりはじめたのは、「フィジーク」が幅を利かすようになった頃から。
「フィジーク」もイタリアのサドルメーカです。それまで(少なくとも自分は)セラ・イタリアかサンマルコしか知らなかったところに突如現れた感があった。
「へぇ~」と思いながら値段を見てビックリ。一世を風靡したフィジークのパヴェだったかアリオネだったか、確か3万円くらいして目が飛び出たのをよく覚えている。
たぶんそこからですね、プロ選手が使っているようなトップモデルのサドルが別世界のものになってしまったのは・・・。
そしておそらく年々エスカレートしている。
「こんな高いサドルが売れるのか?」と当時思ったものですが、今となってはどうやらそのあたりが標準になってしまった。

余談ですが、これと似た話がコンポにも言えます。
これは明らかにシマノがディレイラーを電動化してからでしょうね。それこそ桁違いに高いものになりました。
その昔は「カンパって高いなぁ」と思った程度でしたが、今となってはそれもかわいいもんです。
(カンパ=カンパニョーロはイタリアの部品メーカです)
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