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ネバーエンディングストーリー(ビーバーと草刈りと・・・)

「ビーバー」ってのは刈払機(草刈機)のことです。
もともとは山田機械工業という神戸の会社が製造している刈払機のブランド名なのですが、これが刈払機の代名詞のようになっているものだから、いつの間にか普通名詞となって、このあたりでは刈払機のことを普通に「ビーバー」と呼んでいたりします。
本体を背負うタイプの刈払機が有名です。

田舎に住んでいてもっとも厄介なことの一つは草刈りではないでしょうか。
都会と違って団地なんてないですし、工場も駅もスーパーもコンビニも・・・都市部では当たり前に存在するものが基本的にありません。つまり、草の生える余地がいくらでもあるわけです。
ここでは土地の主は明らかに人間ではないでしょうね・・・。

その田舎において毎年綿々と繰り返されるネバーエンディングストーリーが草刈りです。
春から秋までずっと、一年に何度草刈りしていることでしょうか。農家の人たちは特に大変ですね。

草刈りにおいて大きな力を発揮するのがビーバー。
田舎なら一家に一台、どころか大きな家族なら家にニ、三台あるのではないかと思います。
夏場など早朝から夕暮れ時まで、どこかでビーバーの音がすると言っても過言ではない(特に朝と夕)。
昔はエンジン音を聞けばオートバイ、特にオフ車を連想していましたが(もっとも今どきは2ストのオートバイなんてないでしょうけど)、こちらに来てからはエンジン音がすればビーバーかチェーンソーです。

ちなみに、ビーバーとチェーンソーの音はアクセルの開け方で聞き分けられます。
チェーンソーってのはアクセル全閉(アイドリング状態)か全開のどちらかなんですね。木を伐るときは全開、それ以外は全閉です。
このチェーンソーってのも都会に住んでいれば間近に見ることなどまずないと思いますが、ここらではかなり身近な存在です。さすがに一家に一台とまではいきませんが、山仕事をしている人も多いですし、山を持っている人も少なくない。場合によって農作業に使うこともあるでしょうし、薪ストーブを使っているなら必須です。
なんというか、人間も住環境によってずいぶん生活様式が変わるものだと思います。

話がそれました。草刈りの話です。
我が家にもまさにビーバーそのものがあります。去年人からもらったもので、だいぶくたびれてるんですけど、ちゃんとエンジンがかかって使えます。
今年もメンテをして出動!
プラグを磨いてアクセルワイヤに注油し、燃料(混合油です)を入れる。ハーフチョークにしてスターターの紐をニ、三回引っ張ると無事に始動!
如何せんくたびれてるので、その年最初に始動するときはちょっとドキドキします。
パワーもだいぶ落ちているのですがそれはまぁいいとして、一点問題があります。アイドリングが高いんです。
アイドリング調整ボルトと思しきものがあるのですが、既に最低の状態になっていて調整の余地なし。これ以上自分ではどうしようもないかな・・・。
どなたか詳しい人がいたら教えてください!!
アイドリング状態で刃がけっこうな勢いで回転しているので、その状態で本体を背負うのにけっこう気をつかう・・・。

ビーバーを使うと草刈りが楽になるんですけど、欠点もあります。無差別に刈ることになってしまう点です。
田んぼの畦とか草むらとか、何も考えず刈ってしまえばいいところでは問題ないんですけど、庭なんかだと残しておきたい花や幼木なんかがあるわけです。生い茂った草の中でビーバーを使いながらこれらを識別し、なおかつそれだけ避けて刈るというのは至難の業。
たいていは「チュイン~」とかいって刈ってしまった後で気付きます・・・。

それから、わざわざ燃料を使って草刈りをするわけですけど、地上部分だけを刈るわけですからまたすぐ生えてきちゃうわけです。年に何度も刈る必要があります。
わざわざ燃料代をかけて草刈りする意味があるのだろうか・・・と最近思ったりもします。ガソリンも高いですしね、特に長野は。
よって、手間はかかるのですが、庭の草はむしるようにしています。草刈りではなくて草むしり。
これだと根っこからむしるので、ある程度長持ちします。それでも草はまた生えてきますが、ビーバーで刈るよりは長持ちする。
一番厄介なのは、スギナのように根っこで増える草ですかね。竹に通ずるものがあります。

雑草として刈られてしまう草たちですが、地面の保水・保湿という意味ではすごく有益なんですよね。
庭でも畑でも、草刈り・草むしりをした後の地面はすぐにカラカラになってしまいます。
ですので最近は、人が歩くところ以外は無闇に刈らずに草を生やしておいたほうがいいのかな、という境地に達しました(笑)。
願わくば、草たちの背丈があまり高くならなければいいのですが・・・。
踝くらいの丈の草が茂っているのが理想の状態です。

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だいぶくたびれている我が家のビーバー              もともとはあるメーカのブランド名です

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夏になるとなぜかオニヤンマもたくさんやってくる・・・
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