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モシ その1

2010/3/24 水

今日はモシへ移動する。

朝食を食べて8:30前にチェックアウト。
YWCAの前から各方面行きのダラダラが頻繁に出ている。
ダル・エス・サラームのダラダラはトラックではなく、日本で言うところのマイクロバスだ。

バスターミナルのあるウブンゴ行きのダラダラを探し出して乗り込む。
出発時は空いていて大荷物のある身には助かった。
ウブンゴまでの運賃は一人250sh(18円)、安い!

ザンジバルもそうであったが、タンザニアでは日本の中古トラックやバスが大活躍!
○○幼稚園、○○学園、○○建設といった日本語の書かれたトラックやバスがそのまま走っている。
日本での役目を終えたトラックやバスが遠くアフリカの地で余生を送っているといったところか。
もっとも日本のとき以上にこき使われているが・・・。

ウブンゴまでは予想以上に遠く、30分ほどかかった。
途中からバスは超満員である。

雨のそぼ降る中ウブンゴでダラダラを降りると、早速バス会社の人らしいおっちゃんが声をかけてきた。
ちょうどいい、雑然としていて右も左もわからないところだったのでおっちゃんについて行く。

バス会社のオフィスでモシまでの運賃を確かめると25,000sh(1,750円)、情報ノートにあった通りのスタンダード・プライスである。
あと15分ほど、9:30に出発すると言うのでそのままチケットを購入し、バス乗り場まで案内してもらう。

ウブンゴのバス・ターミナルはハラレやルサカのそれと違い、とても雑然としていて活気がある。
嫌いな雰囲気ではないが、案内してもらわないとまったくわからん状態だな、こりゃ。

バス会社の人はとても親切で、バスに乗り込んでキッチリ席まで確保してくれた。
しばらくするとバスが動き出したものの、30分程ターミナルの周りで客を拾い集めていた。

今回ザックは腹のトランクに積むことが出来たが、荷物代として一人5,000sh(350円)請求された。
本当かよ?とちょっと不審に思ったが、隣の人もしっかり請求されていたのでどうやら正規の料金らしい。


モシ行きのバス_サイズ変更
モシ行きのバス


10:00前にモシに向けて出発。

アフリカのバスはほとんど休憩を取らない。
人の乗降のために短時間停車するだけで、このバスも走り出して5時間後に最初で唯一の休憩があった。
当然バスにトイレなどついていないが、暑いためかそれほどトイレに行きたくなることもなく特に大きな問題はないのだが、やはりけっこう疲れる。
バスの中では思いのほか居眠りをしてしまった。

車窓からの眺めはのどかだ。
赤い大地に濃い緑、雨季のため走るごとに天気はコロコロ変わる。
晴れていたと思ったら、雲の下に入って突然大粒の雨が降ってきたり・・・。

土地の人は皆何をやって生活しているのだろう?
時々野良仕事をしている人を見かけるものの、大半の人は日がな一日木陰や軒下に座っておしゃべりなどしている。
やはり人間、暑いと何もやる気がなくなるらしい。
あくまで自然に逆らわず、自然のなすがまま生きてゆく。
日本であれば、いかに暑くとも暑いなりに工夫して何かしていそうな気がする。
日本人は世界一勤勉で器用な民族である、と、この旅に出て以来強く実感している。

車窓から見るタンザニアの地は、おそらく100年経っても基本的には何も変わらないだろうと思えてくる。
長い目で見れば、それは素晴らしいことであるのかもしれない。

19:00、暗くなりかけた頃モシのバスターミナルに着く。
雨がパラついている。
タクシーの客引きもうるさくなく、一息ついてから歩き出す。

情報ノートにあったウモジャ・ホステルまで歩いてみたが、何と満室!

予想外の出来事に意気消沈。
気を取り直して別の安宿へ。

バッファローに向かおうと思ったが、路上で声をかけてきた人がキリマンジャロ・バックパッカーズを勧めるので寄ってみた。
シャワー、トイレ共同、朝食付きのダブルが$20(27,000sh、1,890円)。
部屋は広くてキレイだし、バッファローはもう少し高そうなのでまぁいいか。
雨も降っていて面倒なのでとりあえず一泊する。


キリマンジャロBP 109_サイズ変更
キリマンジャロBP 109


キリマンジャロBP外観_サイズ変更
キリマンジャロBP外観(翌日撮影)


バックパッカーズというのは、要するに欧米人好みの安宿のことだ。
ここも階上にバーがあって、食事もできる。
雨の中外出するのも面倒なのでバーで食事を済ますことにしたが、バックパッカーズで食べられるものというのはどこも同じで限られている。
ローカル・フードがあるわけではなく、食べられるのはスパゲティやチップス、サンドウィッチ、バーガー(笑)といった類のものだ。
アフリカでこんなものを食べてもちっとも美味しいとは思わないが、世界中どこに行っても自分のスタイルを決して崩さない欧米人はこういったものばかり好んで食べている。

幸いうるさい客もおらず、静かでそれなりに居心地のいい宿ではあった。
共同のトイレ、シャワーが一つずつしかないのが難点か。
疲れてもいたのでぐっすり眠れた。



2010/3/25 木

7:00過ぎに朝食をとる。
階上のバーから外を見ると、何やら雪山が見える。
もしやと思って聞いてみたら、やはりキリマンジャロであった。
思いのほか小さいのと、雪を被って真っ白なのに驚いた。
モシの標高は850mくらいで、ここから見ても5,000m分は見えているはずであるが、河口湖あたりから見る富士山より小さく見える。
雪は昨晩降ったものらしい。
これまで誰に聞いても曇っていて見えなかったという話しか聞かなかったので、着いて早々見られたのはラッキーだ。


キリマンジャロ山_サイズ変更
階上のバーから見るキリマンジャロ


朝食を終えてから、再びウモジャ・ホステルに行ってみる。
14,000sh(980円)くらいで泊まれるらしい安い部屋はあいにくうまっていたが、トイレ、シャワー付きの部屋が空いていた。
部屋は広くて明るく快適そのものだ。それでも一泊20,000sh(1,400円)、ソッコー引っ越すことに決定!

キリマンジャロ・バックパッカーズに戻って荷物をまとめ、10:00前にチェックアウト。
その足でウモジャ・ホステルにお引越し。
ウモジャ・ホステルはルーテル派の教会施設、YWCAに引き続きクリスチャンの教会施設にお世話になります。


ウモジャ・ホステル外観_サイズ変更
ウモジャ・ホステル外観


ウモジャ・ホステル 12B_サイズ変更
ウモジャ・ホステル 12B


部屋に荷物を置き、道で声をかけてきた人と一緒にTin Tin Toursへ。

キリマンジャロは国立公園内にあり、勝手に登るというわけにはいかない。
パーク・エントリー・フィーやレスキュー費などを払い、ガイド同伴でないと登ることができない。
最もメジャーなマラング・ルートから4泊5日で登るのがスタンダードで、時季により一人当たり$700~$1,000(63,000~90,000円)ほどかかる。
これに加えてガイドやポーターなどへのチップも必要だから(チップとはいうものの強制的に払う必要のある費用で、額もおおよそ決まっている)、高い道楽なのだ、キリマンジャロ登山は。

したがって、エージェント選びは最重要項目である。
Tin Tinは大手で、おそらく日本人も多く利用している。
エージェントの人たちは皆親切で、自分の目から見て信用に足る人たちだ。
借りる装備などツアーの中身を打ち合わせていく中で、ここにお願いしたいな、と半ば自分の腹は決まる。

そして、肝心要の料金の話。
言い値は、チップ以外全部込みで一人$850(76,500円)。
おそらくスタンダード・プライスで、特に吹っ掛けている様子はない。
こいつは信用できる。

でも、今は雨季のローシーズンである。
Tin Tinより先に聞いたMATATA Toursはウソかホントか全部込みで$720(64,800円)と言っていた。
そう話したら、頭を抱えながら全部込みで$740(66,600円)でやってくれることになった。
ヤッタ~!
ちなみに、$740のうちの$523(47,070円)はエントリー・フィーやレスキュー費などエージェントとは関係のないガバメント費用である。

装備はブーツとスパッツ、グローブを借りることにした。
スパッツやグローブはともかく、レンタルの靴で登ることには抵抗があるが、しょぼいトレッキング・シューズしか持っていないので仕方ない。
マユミは比較的新しいスカルパのブーツが足に合ったのだが、自分に合うのはコッペパンのような革のブーツしかなかった・・・うぅぅむ、何とかこいつで頑張ろう。

体調を整えて、明後日から登山開始!

これから今日と明日はモシでのんびりする。
モシはダル・エス・サラームより標高があるのでずっと過ごしやすい。
しかも、人が皆とてもフレンドリーで親切だ。
何よりローカル食堂がたくさんあるのが嬉しい。
ウモジャ・ホステルは「快適」の一言だし、一発でモシが気に入ってしまった。


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ローカル食堂はとにかく安くて旨い!
やはりインドの影響を強く受けていて、インドのターリーのような鉄のプレートに炊き込みご飯と肉の煮込み、豆のスープが載ったものが何と1,500sh(105円)!しかも旨い!
チャイなど一杯たったの200sh(14円)だ。
いやー美味しいものが食べられるとそれだけで元気が出てくる。
夕飯も迷わず同じ店へ。

モシはいいところだなぁ、長居してもいいなぁ、と思えてくる。
ホステルでは時折り賛美歌が聞こえてきていい感じだ。
ムスリムも多く、早朝は大ボリュームでムスリムの祈りが町中に響き渡る。
ちょっとうるさいが嫌いではない。
一日のうち数時間停電するのが難点と言えば難点だが、あまり気にもならない。



2010/3/26 金

日記をまとめて書いたり読書したり、明日からの登山の準備をしたりして一日まったり過ごす。

はぁ~モシはホントいいところだなぁ。

ネットカフェを二軒梯子したが、いずれも自分のpcはうまく接続できず。
IPアドレスの設定がまずいのだろうが、細かいことはよくわからない。
店の端末でメールチェックするだけにとどまった。

昼食は試しにホステルのレストランで食べてみた。
ビュッフェ形式になっていて、飲み物も含めいくら食べても一人4,000sh(280円)らしい。
どれも美味しくてボリューム満点、ついつい食べすぎてしまう。
タンザニアに入ってから調理したバナナをよく食べるのだが、ジャガイモのようで煮ても焼いても美味しい。

夕飯は道路を挟んだ向かいにある馴染みの店「アルジャジーラ」へ。
この店はムスリムの人がやっている。
宿泊しているホステルはクリスチャンの施設だし、この旅に出て以来宗教関係の施設にはずいぶんお世話になっている。
ありがたいことです。


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アルジャジーラ


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