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ツーリングバイクへの道 その2 旅の自転車に求められる部品とは・・・

自分、自転車にはロードレーサーから入ってます。
旅の道具ではなくレース機材としての自転車、それが原点。

ロードレーサーに求められる部品というのは・・・ズバリ「軽いこと」。
これこそがすべて。
軽さこそが正義、軽さこそが最優先、軽いやつが一番偉い。
ピンからキリまである部品、価格にそれこそ雲泥の差があるわけだけれど、果たして何がそんなに違うのか・・・ズバリ「軽さ」と言っていい。
もちろん必要な強度、耐久性を備えた上での話だし、操作性や質感(見てくれ)にも差はある。が、何に対してそんなにお金を払うのかと言えば、それは「軽さ」以外の何者でもない。
1g(軽くするのに)いくら・・・軽量化マニアならずともまさにそのようにして軽量化に励むわけです。
今も昔も、そしておそらくこの先もずっと変わることのない、ロードレーサーの不変の真理。

翻ってツーリングバイクに話を移すと、重量というのはたいした問題ではない。
グラム単位の軽量化になど意味がないし、極端な話、10kgくらい重さが変わったって走りにそれほど影響はない。どのみち荷物満載で走るのだから・・・。

最初に断っておくと、一般的な話をしております。普通の旅で使う自転車の話。
これが厳しいルートを狙っているとか、シビアで特別なエクストリーム系の旅ってことになると話はまったく変わってきます。
そこではそれこそグラム単位のシビアな軽量化が必要になる。
山と一緒です。登山道を登ったり縦走したりするのにそれほど軽量化に目くじらを立てる必要はないけれど、季節が厳しかったりルートが厳しかったりすれば自ずと真剣に軽量化する。

ツーリングバイクに求められるのは、何より「耐久性」と「汎用性」。「重量」なんてのは二の次。
まず壊れないこと。そして万一壊れても、いかなる国でも部品が手に入ること。そして手持ちの工具で自分で直せること。

そんなわけで、(ロードレーサーを例にとりますが)ロードレーサーにとって最良の部品が旅の自転車にとって最良であるとは限らない。というか、多くの場合むしろ最良ではない。
これはお金の面ではありがたく、ロードレーサーに比べりゃずいぶん安く必要な部品が手に入るということでもあります。
なぜならロードレーサー関係の部品では、(以前にチタンというのもありましたが)特にカーボンが多用されるようになってから価格のおかしさ加減が一気に加速したからです。
カーボン製のパーツ・・・旅の自転車に使うことはまずないでしょう。
話が大きく逸れてしまいそうなので、これについてはまた別の機会に改めて書きたいと思います。

耐久性ということで言えば、一番シビアなのがホイールとキャリアではないでしょうか。
ホイールのリム(輪っかの部分)は、700c(28in、ロードレーサーのサイズ)ならぜひとも36H(スポークが36本)が欲しいところですが、26inなら別段こだわらずとも32Hでいいのではないかという気がします。
むしろホイールの耐久性に影響があるのはブレーキでしょうね。

ブレーキには大別するとリムブレーキとディスクブレーキがあります。
単純で汎用性が高いのはリムブレーキ。リムにブレーキシューを当てて制動するタイプで、要するに普通に目にするブレーキ。
いわゆるカンチブレーキとVブレーキがあり、効くのは圧倒的にVですが、その分リムへの負荷も大きく、リムが削れていきます。
カンチはVに比べるとリムへの負荷がマイルドですが、荷物満載だと死ぬほど握っても止まりません・・・腕がパンプします。それでも止まりません。冬などまるで拷問のようです。

汎用性は低いですが、安定した制動力と、それからリムに負荷がかからないことを考えるとメリットが大きいのがディスクブレーキ。
そうそう壊れる部品でもなく(不安ならスペアを持てばいい)、パッドの持ちもピカイチ。
まぁそれでも旅の道具として油圧式はちょっとあり得ないですかね・・・。
自分は、次に海外を走るときは機械式ディスク(ワイヤで引くタイプ)を使いたいと思っています。

ホイールついでに・・・チューブは予備を十分持ち歩くことを前提にすれば、USでもフレンチでもいいのではないかと思います(バルブの方式)。
汎用性が高いのはUS(車やオートバイと一緒)。より高圧に適していそうなのがフレンチ(自転車はタイヤが細いので、車やオートバイに比べてめちゃくちゃ空気圧が高い)。
自分はこだわってフレンチを使ってます。
自転車のチューブには他にイングリッシュ(ママチャリのバルブ)がありますが、旅用としてイングリッシュはないかな・・・。普通はUSかフレンチになると思う。
正直言ってイングリッシュというのは、日本ではある意味最もポピュラーですが、他国でどの程度使われているものなのか知りません・・・。

荷物を積むためのキャリアには案外無頓着な人も多いですが、ぜひともこだわったほうがいい部分だと思います。
変なのを使うとかなりの確率で(海外を走るとまず間違いなく)折れます・・・。
折れると面倒ですし、一度折れると溶接してもまたすぐ折れたり、もしくは別の部位にガタがきたりします。
キャリアばかりは、自分の感覚ではチューブス以外あり得ないですね。
チューブスのキャリアは日本や西欧など、ごく限られた国でしか手に入りません。よって値は張りますが、こればかりは事前に準備したほうが後々いらぬ苦労をせずに済むと思います。

以上、前置きが長くなりました・・・。
これだけ大上段に構えておいて、今回必要なパーツを揃える上で最も重要だったのは、価格が安いこと(笑)。
機能がしっかりしていて安いこと、これです。

すっかり長くなってしまったので、本題に入るのは次回からということで・・・。
ふ~

つづく
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