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世界の車窓から・・・タンザン鉄道でダル・エス・サラームへ

2010/3/17 水

一日目の夜が明けた。
依然として体はだるかったが、朝食は食べられそうだったのでオーダーして食堂車で食べた。
一食12,000K(216円)くらいで食べられる。

8:00を過ぎてコンパートメントに怪力おじさんが現れ、窓をこじ開けてくれた。
おぉぉ・・・明るくなった。これで外の景色が眺められる。
昨日より幾分体の調子もよくなり、外の景色を眺めたり寝たりしながらのんびり過ごす・・・と言うか、他にやることは何もない。

10:30頃国境に着く。
ザンビア側、続いてタンザニア側のイミグレの係官が列車に乗り込んできて、列車の中で越境の手続き。
ちなみに、タンザニアのビザも$50(4,500円)、高いなビザ代!
全車両の手続きを終えて走り出すまでに1時間以上要しただろうか。
東部アフリカと南部アフリカの間には1時間の時差があり、時計を1時間進める。

東に向かうにつれ如実に暑くなってきた。
微妙に緯度が上がっているのと、インド洋に近づいているためだろう。
徐々に子供の数も増えてきた。
列車が村の近くを通ると、子供たちが無邪気に笑顔で手を振ってくれる。
いよいよブラック・アフリカに突入だ。
ケネスはあれが何だこれが何だと色々教えてくれる。

ヤシの木やバナナの木が林立し、時々田んぼも見える。
とにかく緑が濃い。
もし、地球が本当に温暖化していてその主要因がCO2であるならば(自分はそうは考えていないが・・・)、それはやはり中国を含む先進国の責任であろう。
ここは環境破壊とは全く無縁の世界だ。
行けども行けども緑が広がり、時々集落が現れる。
どことなく東南アジアの景色と似てないこともない。

国境を越えると、両替屋が列車に乗り込んで声をかけてくる。
ケネスと一緒にクワチャをタンザニア・シリングに両替えする。
率はあまりよくないが、ウガンダ人のケネスも納得しているのでまぁ仕方がない。
クワチャを全てシリングに替えた。
ケネスは、率が悪いので列車内で使う分をクワチャで残しておいたのだが・・・何と国境を越えると同時に列車内でクワチャが使えなくなった。
ケネスも食い下がっていたがとうとうダメだった。
逆もまたしかり、これからタンザン鉄道を使われる方はご注意あれ。
それにしても融通の利かない列車だ。

途中のムベヤはマラウィに行き来するための交通の要衝で、多くの人が乗り降りする。


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2010/3/18 木

二日目の夜が明けた。
今日の車窓の眺めは格別だった。
ケネスが教えてくれたのだが、午前中に動物保護区のようなところを通り、列車に乗りながらにしてキリンやインパラ、シマウマなどが見られた。
気分はすっかり「世界の車窓から」!頭の中をテーマ曲が駆け巡る。
ところで、シマウマの縞は走る列車から見ると白と黒が溶け合ってグレーのように見え、意外にも一番目立たなかった。


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世界の車窓から


14:00過ぎにダル・エス・サラームに着く。
暑すぎる!

最後尾に接続されている一等車のところにはホームすらない。
すぐに窓の外からタクシーの運ちゃんが声をかけてくる。
親切にもケネスが自分らの分まで強面のおっちゃんと交渉してくれ、タクシーの足を確保。
列車の窓から大物の荷物を出して運ちゃんに持ってもらい、駅の外に出る。
自分のザックを他人が背負ってるのを見るのは変な気分だ。
背の低い運ちゃんが背負っていると、ザックが一人で歩いているように見える。

ケネスとはここでお別れだ。
いろいろありがとう!
ケネスは最後の最後まで、タクシーの運ちゃんに余計なことはするなと言い含めてくれていた。

タンザニアの首都、ダル・エス・サラームは大きな町だ。
車も多く、そこかしこで渋滞している。

ウソかホントか、ザンジバルに行くと話したら、先にフェリーの切符を取った方がいいと言うのでそうすることに。
ダウンタウンから程近いフェリー乗り場まで行ってもらい、明朝発の切符を取った。
フェリーには速いヤツと遅いヤツがあり、今回はお金で時間を買うことにした。
港の施設使用料だか税金だか込みで一人片道$35(3,150円)。

そのまま宿に向かうのだが、この運ちゃん、言っておいた宿と違うホテルに連れて行きやがった。
最初はタクシーから降りる気さえなかったが、運ちゃんが連れてきたホテルのマネジャーは人の良さそうな人で、宿泊費もバカみたいに高いわけではないのでとりあえず部屋を見てみることに。

見ると部屋は広くてキレイ、おまけにエアコンまでついている。
外はとにかく暑く、疲れてもいたので心が揺れる。
交渉して一泊$20(1,800円)で泊めてもらうことにした。
タクシーの運ちゃんは予想通り、フェリー乗り場に行ったからと余計に請求してきたが、当然そんなものには取り合わなかった。

エアコンの効いた部屋は天国のようだ。


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ニューコンチネンタルホテル 107


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ニューコンチネンタルホテル外観(翌朝撮影)


暫く涼んでから外に出る。
ダル・エス・サラームはインド人とムスリムが多く、どことなく親近感の湧く町だ。
町の雰囲気もどことなくインドを思わせる。
夕方になるとモスクからムスリムの祈りが響いて心地いい。
地元の人で賑わうローカル食堂で食べられるものもチキンのカレー煮やチャパティーなどインド風で、久々に美味しいと思えるものを食べた気がした。

ここは完全にインドである。
インド人は土地の人とぶつかることもなく上手くやっているように見える。


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