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小豆島一周

2013/5/9 木
始:8:50 ~ 終:18:30 走行:45km
~ 大部 ~ 吉田 ~ 福田 ~ 南風台 ~ 草壁 ~ 竹生 ~ 室生 ~ 池田 ~ 双子浦 ~ 土庄

晴れ。昨日までと違って薄雲が出ていて、天気は明らかに下り坂。
意外に快適だった道の駅をあとにして島一周の続きを走る。
小豆島は道路が広くて走りやすい。海沿いを走っている限りキツイ坂もない。
島のいたるところに醤油や佃煮の製造所があって、近くを通りかかるとなんとも言えないいい匂いがしてきて食欲をそそられる。

途中で島のおっちゃん二人とお喋りに興じ、島のことがいろいろわかった。
最初のおっちゃんには吉田の手前で休憩中に声をかけられた。
「あんたらええ生き方しとるなぁ、なかなかできんで、ガハハハハハハ」という感じの豪快なおっちゃんだった。
「過疎の島やで」と言われるが、島には今も三万人ほどの人がいるらしい。おっちゃんによると、昔は四万五千人もいたそうだ。
大豆は外から持ってくるのに、どうして島では醤油作りが盛んなのか・・・おっちゃんによると、水がいいかららしい。
確かに島の水は美味しい。人口の集中する島の南側より北側のほうが美味しいと言っていた。

島の北側と南側とではかなり気温にも差があるらしい。「北側ではオリーブもうまく育たん」と言っていた。
小豆島は日本のオリーブ発祥の地とされていて、オリーブが有名なわけであるが、オリーブについてはおもしろい話を伺った。
「オリーブ油とかな、いろいろ売ってるやろ。でもな、オリーブ自体は輸入品やで」「島のオリーブで作ってるのなんか一割もないんじゃないかな、ガハハハハハハ」
島のオリーブで作ったものなど島に住んでいてもなかなか手に入らないらしい。

おっちゃんが高知の四万十に行って海苔の佃煮を買ってきたら、実は小豆島で作ったものだった、という笑い話もあった。
これは実際にその佃煮を作った知人に教えられてわかったそうだが、世の中案外そんなものである。
どこか外国でお土産を買ったら実は日本製だったなんて話をしてた人もいたし、日本のお土産を買ったのに中国製だったと話していた中国人もいた。
なんてグローバルな世の中なんでしょ。今やお土産を買うときなど要注意である。

「砂防ダムを造るだけでもな、人間が自然に手を加えると必ずどこかに影響が出てくるで」
なかなか意味深い話もするおっちゃんだった。
海へ流れ出す養分が減ってしまった結果、島の海苔は量、質ともにダメになってしまったということだった。

散歩の途中だったおっちゃんと別れて海沿いを行く。
南風台で自転車を止めて地図を見ていたら、「ここは南風台やで」と今度はスクーターに乗ったおっちゃんに声をかけられた。
長く神戸に出ていたことがあるらしい、まんま関西人といった風のおもしろいおっちゃんだった。

南風台のすぐ先に城ヶ島という小さな島がある。潮が引いたときは歩いて渡れるらしい。
「あんたらそこに住んだら」「ユンボでも持ち込んで山をちょっと崩せば食べるくらいの米は作れるんちゃう。あとは魚でも釣りゃ生活できるで」
おっちゃんがニコニコしながら勧めてくれた。

小豆島にはサルもシカも、イノシシまでいるそうだが、「里に下りてきて悪さばかりしよるわ」と言っていた。「でもウリ坊はかわいいな」とおっちゃんは付け足す。
サルとシカは昔から島にいたそうだが、イノシシはおっちゃんが子どもの頃にはいなかったそうだ。
おっちゃんの推測では、イノブタが野生化したものらしい。最近はテンもいるそうだ(後日町中で見かけた)。

南風台からは淡路島が見える。晴れた日には鳴門大橋も見えるそうだが、残念ながら今日は霞んでいて見えない。
買い物へ行く途中だったおっちゃんと別れ、続きを走る。

草壁にて自分らも食料の買い出し。GSでガソリンも買えた。
そして道の駅に寄ったりしながらのんびり土庄に帰ってきた。
土庄でしまむらを見つけ、今さらながらシャツやズボン、靴下なんかを買う。

銀波浦のすぐ沖に余島という小さな島がある。
ここも潮が引いたときだけ砂浜が現れ、歩いて渡ることができる。”エンジェルロード”などと名付けられて観光スポットにもなっている。
17:00頃行ってみたら、たまたま引き潮の時間帯だった。さらには大潮であると思われ、写真で見る以上に潮が引いている。
おもしろそうなので散策してみた。
けっこう人が来ている。水溜りにはヤドカリがたくさんいたりして、見ているだけでおもしろい。
土地の人がしきりに何かを採っている。貝でも採っているのだろうか?
岩にはワカメのようなものが生えていて、夕食にちょっと採って帰る。南風台で会ったおっちゃんが、「ここにはワカメがあるから採ってってテントで食べたらええ」と教えてくれていたのだ。
おっちゃんは焼いて食べると旨いと教えてくれたのだが、みそ汁に入れていただきました。ワカメとコンブの間のような味と食感だった。

今宵のテン場は鹿島海水浴場。
海はべた凪ぎで、浜に幕営しているとは思えない静けさだ。
小豆島は、人が多いことがあってテン場は得にくい。キャンプ場はたくさんあるのだが、有料な上かなりお高い。
キャンプ場はどこも既に営業している。GWあたりから早くも営業しているようである。

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朝は快晴だった                 前方を歩いているのが後ほどお喋りをしたおっちゃん

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理屈抜きに気持ちがいい                   南風台からは淡路島が見える 条件がよければ鳴門大橋も

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潮が引いたときだけ現れるエンジェルロード・・・たまたま引き潮の時間帯だった しかもたぶん大潮

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夕飯にちょっと海草を採って帰る                エンジェルロードの遠景・・・海がべた凪ぎ

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結局二晩お世話になったテン場

2013/5/10 金

予報通り天気が悪く、雨が降ったりやんだりの一日。
荒れた天気ではなく、雲は薄く風もない。雨もザーザー降るわけでなく、細かい雨がしとしと降る感じ。
予定通り一日温泉とネットでまったり。

テントを張りっぱなしにできそうなところではないので、雨のパラつく中荷物をまとめて移動。
先日見られなかった尾崎放哉記念館を見てから温泉へ。
鹿島海水浴場からすぐのショッピングセンターの一角にある温泉で、800円もする。が、もうすっかりその気になっていたので迷わず浸かることにした。
ちょうど温泉に入っている間に雨が強くなり、結局四時間くらいその施設にいた。

雨が弱くなったところで土庄ターミナルへ。
ここでフリーのWiFiが使える。電源はとれるし、最終フェリーの着く21:30まで開いているというえらく快適な環境だ。

夕食はスーパーの半額の惣菜で済ませ、昨日とまったく同じ場所にテントを張る。
鹿島海水浴場に戻ってきたのは20:30頃。

2013/5/11 土

朝から晴れるのかと思いきや、思いのほか天気の回復が遅く、今日も雨が降ったりやんだりの一日。
午後高松に渡るつもりでいたのだけれど、やめにして小豆島にもう一泊。

朝は、8:00前から修学旅行か何かと思われる中学生の一団が浜にやって来て賑やかだった。
どうにもばつが悪く、一団が帰ってからテントを撤収した。

土庄の町中に移動して、まずはコインランドリーで洗濯だ。
ここ二日ほど天気が悪かったからか、もしくは他にコインランドリーがないからか、やたら混んでいた。乾燥機など常にフル稼働の状態だ。
ちなみに、コインランドリーがあるのも別のショッピングセンターの一角である。

洗濯の後で買い出しをしてターミナルへ移動。
ネットをしながら様子を伺っていたのだが、天気は一向に回復せず。高松へ移動するのはやめにして、溜まりに溜まった写真の整理をする。

テン場は別のところを探すことにした。
二泊もさせてもらった鹿島海水浴場は、浜沿いに木道が設置されていて歩きに来る人なんかがけっこういるから(昨晩は雨だったから誰も来なかったが)、さすがにもう一泊させてもらうのは気が引けた次第。
前島を反時計回りにちょっと走り、道路脇に見つけた緑地に幕営。
日暮れ時になるとようやく天気が回復してきて、夕日に染まる空と海がとてもキレイだった。

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天気の回復が遅く今日も雨が降ったりやんだり        洗濯の後ターミナルのWiFiを借りる

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夕焼けに思わず見とれた・・・

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この日はテン場を変えた
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