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カピリムポシ

2010/3/16 火
7:00前に宿をチェックアウトしてバスターミナルまで歩く。頭痛がして体がだるく、重荷を背負って歩くのが久々に辛い。
バスターミナルに着き、リビングストン行きのバスの客引きを振り切ってカピリムポシ行きのバスを探す。一人の親切な兄ちゃんがバスまで案内してくれた。どこ行きかはわからないが、カピリムポシを通るらしい一台のバスに乗り込む。バスはまさに発車しようとしているところだった。運賃は一人55,000Kだが、荷物代として一人25,000Kとられた。アフリカに来て荷物代を請求されるのは初めてだが仕方ない。
乗り込むとすぐにバスは発車した。一番後ろの席で、足元が非常に狭い。バスには一人の酔っ払いが乗っていて、昼間から飲んだくれて大騒ぎしている。自分らを中国人だと思って絡んできやがった。こっちも目一杯言い返してやったのだが、気分が悪い。周囲の人も酔っ払いを制止するわけでもなく、一緒になって笑っているだけ・・・。ザンビアは、滝以外特に見るべきものもなくつまらん国だと思っていたのだが、こんなことでさらに株が下がった。
およそ3時間半で昼前にカピリムポシに着く。駅がどこだかわからないので、交渉してタクシーに乗る。バスの走る道路を右に折れると、いきなり凸凹の激しいダートになり、ホントにこんなところに国際列車の発着する駅があるの?という感じ。暫く走ると、突然目の前に立派な駅舎が現れる。アフリカでは、鉄道は主要な交通手段でないため、かなり辺鄙なところに駅があるのが通常らしい。
駅は異様に空いている。2階に上がって窓口でタンザン鉄道のことを訪ねると、あっさり今日の列車の席が取れるという話。ヨッシャー!ただし支払いはクワチャで、ということなのでもう一度町のATMに戻る破目になった。
席のキープをお願いし、駅の外でタクシーを捕まえて町まで往復してもらう。行きの運ちゃんは交渉の結果20,000Kで渋々駅まで行ってくれたが、今度の運ちゃんは人がよく、最初の言い値が15,000K、往復30,000Kでスムーズに交渉成立となった。こういう人ばかりなら世の中平和なのに・・・。ATMの帰りに水など買出しして駅に戻る。運ちゃん、ありがとう!
タンザン鉄道は思いのほか安いので一等を奮発。運賃は一人238,000K。4人がけの一等ならマユミと同じコンパートメントになれるだろうと思ったのだが、ダメだった。旅行者だろうが現地の人だろうが関係なく、男女は別々のコンパートメントに分けられてしまう。防犯上の理由からだろうか?とにかく夫婦だろうが何だろうが一切関係なし。まぁ隣のコンパートメントなので、特に大きな問題はないのだけれど。
出発予定の16:00まで駅の待合所で過ごす。一等、二等専用のラウンジがあり(ラウンジといってもソファが置いてあるだけだが・・・)、待ち時間は思いのほか快適であった。
15:00過ぎから改札が始まって列車に乗り込む。自分と同部屋はウガンダ人青年のケネス。ほぼ定刻通り出発する。
タンザン鉄道は中国の技術で作られたもので、車両も当然中国製。自分のコンパートメントは窓が壊れていて、少し開いた状態から開けるのも閉めるのも不可。シェードも半分以上下りた状態から開け閉め不可で、これではせっかくのタンザン鉄道なのに何も見えないではないか・・・。コンパートメント内の各ベッドの読書灯は全て故障、電源ソケットもあるのだが当然使えない。さすが中国製!あらゆるものが壊れている。客車内の水道はどれもこれも全て水が出ない、暫く水が出た形跡すらない。
何はさておき、窓が開閉できないのだけは困る。ケネスと二人、乗務員に窓が壊れている旨を散々訴えたのだが、「後で」と言って一生来ない。5、6回頼んで、後は諦めてしまった。
それにしてもこの列車、信じられないくらい揺れる。揺れと振動が激しい上、加減速の度にベッドから転げ落ちそうなくらいの衝撃が来る。車両が悪いのか、線路が悪いのか、運用が悪いのか、おそらくその全てなのだろうが、加減速の度に来る衝撃だけは何故かと思って車両の連結部を見て納得。驚いたことに、緩衝装置らしき構造がほとんど見当たらないのだ。厚い鉄板同士がメタル・タッチしているだけ、しかも通路に剥き出し・・・あり得ない。これでは衝撃が来ない方がおかしい。そもそもこんなとこに指でも挟んだら大変なことになるではないか・・・。
普段乗り物には酔わないのだが、体調不良のため揺れと振動で吐き気がしてきた。結局この日はほとんどベッドの上で寝て過ごす破目に・・・。食事はコンパートメントまで注文を取りに来てくれる。一度は注文したものの、食べられそうにないのでマユミにキャンセルしてきてもらった。マユミの注文したものを食堂車でちょっと摘ませてもらってこの日の夕食はお仕舞い。
窓が閉まらないので、毛布を二枚かけ窓の方に足を向けて寝る。

16mar2010 カピリムポシ駅 16mar2010 タンザン鉄道の一等コンパートメント

余談18 結婚していて子供がいないのは・・・
アフリカのほかインドでもよく聞かれたことなのだが、結婚していて子供がいないのはかなり不可解なことらしい。自分らの場合は意図的に作ろうとしていないだけの話なのだが、「大丈夫、自分の友達は45歳で子供が出来た」とか「ご利益あるからあそこの寺院にお参りに行け」と親切に?言葉をかけてくれる人もいれば、自分たちにはわからない現地語でからかってくれる輩もいる。
一番対応に苦慮するのがインド人で、必ず「何故?」とくる。何故って言われてもねぇ・・・説明するのも面倒なので、必ず「そんなことは自分にはわからない」と答えておいたのだが、常に全く理解できないといった風だった。インド人は相当の議論好きと見え、必ず「何故?」が付いて回る。例えば、リクシャーの客引きを断ったときにすかさず「何故?」と聞かれる。何故ってあんた・・・タクシーの客引きを断って「何故?」と聞かれる国は他にあるまい。「近くをぶらぶらするだけだから必要ない」などと素直に答えると、「どこに行くんだ?」「○○には行かないのか?」「○○と○○を幾らで回れる」・・・と禅問答のようなやり取りが延々と続く破目になる。根はいい人たちなので個人的にこういったやり取りも嫌いではなかったのだが、途中で効果覿面の答え方を発見!「雇いのドライバーがいる」・・・これは効果覿面なのでお試しあれ。インド人の特徴として、自分の納得できる答えが提示されるとビックリするほどあっさりと引き下がる・・・「ああそうなのか」と言って。
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