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隠岐 島前知夫里島(知夫村)

2013/4/23 火
始:7:25 ~ 終:16:00 走行:33km
~ 由良 ~ 浦郷 ~ 美田 ~ 別府(フェリー)来居 ~ 郡 ~ 仁夫 ~ 赤ハゲ山 ~ 知夫赤壁 ~ 仁夫 ~ 郡 ~ 島津島

曇り。
昨晩は一晩中風が強かった。こりゃ木が生えないわけだわ・・・。
9:20のフェリーに乗るため久々の6:00起き。夜が明けても風が強く、テントの撤収が一苦労。

由良まで下ると風はなかった。山の上だけ風が強いらしい。
一度走った道を別府港まで戻る。別府には8:10頃着き、港の待合室でのんびりフェリーを待つ。
おなじみの内航フェリー”どうぜん”で知夫里島へ。
別府港から知夫里島の来居港までは30分ほどかかる。運賃は一律の300円+自転車100円。

知夫里島は島前の中で一番小さな島である。
来居港の周りには何もなく、ループ橋で県道に出て外海側の郡まで走る。ここが島で一番大きな集落だ。
商店で買い出しを済ませ、すぐ近所にある天佐志比古命(あまさしひこのみこと)神社へ。例に漏れず立派な神社である。
通称は一宮(いっくう)神社という。子供歌舞伎が伝承されていて、境内には芝居小屋もある。

郡をあとにし、仁夫を経て赤ハゲ山に向かう。
海岸からいきなり激坂が続く。対馬以来久々にノックアウトされ、ところどころ押しが入る。
島にはタヌキがたくさんいて、目の前を横切ったりする。毛の生え変わる時季なのか、本土で見慣れたタヌキより白っぽい。警戒心が強く、人の姿を見るとすぐ逃げてしまう。
他の島では一切見かけなかったけど、知夫里島にだけ生息しているのだろうか。なんでも人口600人ほどに対し、タヌキが約2,000匹もいるのだとか・・・。
狭い島に牛も500頭ほどいるらしく、他の島より頻繁に見る。
これがまた放牧のスタイルが日本離れしていて、牛が道路を普通に歩いている。厳密に言うと放牧地の中に道路を通しているということなのだけれど、日本じゃ北海道でもこんなことはないと思う。

赤ハゲ山の上りはきつかった・・・。
途中、山の一部に野大根の花が咲き乱れている。
山頂からの眺めは見事で、360°見晴らすことができ、特に島前の内海を一望できる。残念ながら今日は曇っていて見えないが、コンディションのよい日には大山も望めるらしい。
島前というのは、実は西ノ島の焼火(たくひ)山を中央火口とするカルデラ地形になっている。焼火山を取り巻く各島々の山が巨大な外輪山ということになる。
そんなわけで、島前島後の四島と大小180余りの無人島からなるエリアはジオパークに認定されている。

360°の景観も然ることながら、ここで感動したのは立派な休憩所。
石造りの頑丈なもので、中にテントを張れば台風でも快適に過ごせるだろう。
今晩から雨の予報である。こんなものがあるとわかっていれば、赤ハゲ山を最後に回してここに幕営したのに・・・。
ちなみに、地図やパンフでは赤ハゲ山キャンプ場となっているのだが、現地には何の標示もなく、このあたりに適当にテントを張っていいということのようである。実におおらかだ。

大休止の後、別のルートを下って赤壁へ。
高さ200mほどの見事な絶壁が海からそそり立っている。展望所自体も足元がスパッと切れ落ちていて、柵がないからけっこう怖い。
ジオパークの目玉のようなところだから、柵など設置しない姿勢が正しい。今後とも安全管理は自己責任ということでいいと思う。

赤壁をあとにして仁夫へ下る。下るといってもけっこうな上り返しがあったりしてキツイ。
知夫里島は激坂パラダイスです。来たれ、坂バカども!

さらに郡まで戻り、ちょっとだけ来居のほうへ走って”河井の地蔵さんの水”を汲む。
雨が降り始めた。急いで島津島へ向かう。テン場は島津島の無料キャンプ場に目星をつけていた。
島津島というのは、知夫里島から100mほど海を隔てたところにある小島である。たぶん無人島。
”牛の海泳ぎ”といって、かつては越冬放牧のため牛が泳いで島津島まで渡っていた。その伝統行事は今も守られていて、頼めば有料で見ることができる(つまりは今ではやらせということだが・・・)。

島津島との間には”お松橋”という歩行者用の橋が架かっていて、歩いて渡ることができる。
島へ渡って海沿いの遊歩道を行くと浜がある。深い入り江となっていて波はほとんどない。
で、半ば予想はしていたのだが、季節外れのためトイレは閉まっていた。水汲んできてよかったわ・・・。
ここもパンフではしっかりキャンプ場となっているのだが、現地にはなんとも書かれていない。適当にその辺にテントを張っていいということだと思う。好きだな、こういうおおらかさ。
遊歩道のあるエリアを除き他はすべて放牧場となっていて、牛がたくさんいる。
幕営前後に雨はいったんやんだが、日没後に本格的な雨となった。

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隠岐最後の知夫里島                        赤ハゲ山への上り

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野大根の花も咲き乱れる                      無理っす・・・

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あとひと上り・・・

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でも結局押す・・・ロードのギア(それでもトリプルの30T×27Tなんだけど)ではちょっと厳しい

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右:西ノ島の焼火山、左:西ノ島の外輪山          さらに右へ目を向けると・・・中ノ島も外輪山になっている

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来たれ、坂バカども! 距離も標高差も大したことないですが、勾配がキツイんです・・・

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海に向かって一気に下る

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牛やタヌキに注意!                         赤壁に到着

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ジオパークのハイライト

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柵など設置しない姿勢が正しい(気をつけないと危ない)

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ちょっと緊張する一瞬                        日本離れしたおおらかさ(これでいいと思う)

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季節がら子牛がたくさんいる                   河井の地蔵さんの水

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島津島の無料キャンプ場?

2013/4/24 水

雨は一晩中降り続き、朝になっても雨。半ば予定通り停滞。
雨は降ったものの、夜のうちは風がなかったのがせめてもの救いだった。
夜が明けると風が吹き始めた。雨は昼までにあらかた上がったのだが、風は夕方まで強かった。

16:00頃になって青空が見え始めた。
この隙にテントから荷物を全部出し、マットの類を風に晒して乾かす。同時にテントの中も拭きとって風に晒す。
小一時間もするとほとんど乾いた。これで今晩も快適に過ごせる・・・よかった。

湿ったテントの中ではあったが、一日読書をしてのんびり過ごし、いい休養になった。
手持ちの食料をすべて食べつくした・・・。

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停滞といえば毎度こんな感じ
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