FC2ブログ

佐多岬と大隈半島深南部

2013/3/25 月
始:9:00 ~ 終:16:30 走行:55km
~ 佐多岬 ~ 大泊 ~ 竹之浦 ~ 馬籠 ~ 川田代 ~ 大中尾 ~ 辺塚 ~ 打詰

晴れ。風強し。夜半から風が強い。
昨晩の公園には、自分らのほかに車中泊の車が一台あった。
朝、声をかけられて話をすると、豊田から来たという単独の爺ちゃんだった。御歳八十。元気で頼もしい。
「長野から自転車で!すごいなぁ、すごい体力だ」「その体力があれば、この先の人生で何があっても大丈夫だね」
などと言っていたが、80歳で一人で車中泊の旅をしているほうがすごいと思いますよ・・・。

差し入れにたんかんをいただいた。
話が長くて相手をするのがちょっと大変だったのだけれど、こういう元気なご老人に接していると、こちらも明るい気分になってくる。
元気を分けてもらえるような気がする。

鹿児島に来てからよく見かけるようになったのだが、世の中には車中泊をしながら旅をしている人がけっこういる。仕事をリタイア後に夫婦で旅をしている人が多く、ほとんどブームと言っていいのではないかと思う。
キャンピングカーだったり、ミニバンだったり、軽のバンだったり。犬を連れている人もたまに見かける。
夕暮れ時になると、道の駅にはよくその手の車がやって来る。
道の駅とかパーキングに車をとめて寝る、というスタイルになるわけだけれど、そのスタイルで旅をする限りキャンピングカーは要らないだろう、といつも思う。
日本においては軽のバンが最適なのではなかろうか。小さくて小回りが利くし、経済的に考えてもこれに勝るものはない。
お金がうなるほどあれば経済的な面はどうでもいいわけだけれど、そもそも日本ではガタイの大きな車じゃ入れないところがけっこうあるのではないかと思う。軽のバンに勝るものなし。
さらに言えば、悪路や雪道でもっと走破性の高いものがあれば言うことなし。昔のデリカの軽版があれば無敵だ(そのままだと軽枠をはみ出してしまうのだろうが)。
どこかのメーカが作ってくれないかなぁ。需要あると思うんだけどなぁ(そんなにないかな?)。
いずれにせよ、歳とって足腰が弱ったら、軽のバンで日本中旅するのもいいかな・・・。

二晩お世話になった快適なテン場をあとにして佐多岬へ。
大泊の手前で、元は有料であったロードパークへと折れる。去年の10/30から無料になったらしい。
アップダウンの道をこなし岬まで行ってみると・・・なんと!展望台の解体作業中のため突端まで行くことができない。ガーン。
佐多岬は、トンネルの手前で車道が終わり、そこから先は遊歩道になっている。通常はそこを歩いて展望台まで行くと岬の南側を見渡せるのであるが、途中にある神社のちょっと先で遊歩道が通行止めになっていた。これでは岬の南側を見晴らすことができない。ガッカリ・・・。
何のためにここまで走ってきたんだか。それならそうとロードパークの入口のところにでも標示しておいてもらいたかった・・・。

煮え切らないまま早々に岬をあとにする。ちなみに、岬では猿をよく見かける。
県道に戻り、大泊から東へ走る。
大泊から先は道が狭くなり、アップダウンが連続する。車はほとんど通らない。実にのどかで美しい道であるが、えらくしごかれる・・・。

途中で分岐を間違え、気付くと馬籠にいた。
ここでようやく商店を見つけ、買い出しにこぎつけた。
昨晩で米が尽きたのであるが、今日は米が手に入りそうにない。代わりに今晩はカレーうどんにしよう。

ちょっと遠回りになるのだが、来た道をそのまま詰めることにした。
大中尾で辺塚方面へ向かう道に折れる。ここもえらくしごかれる。
大中尾峠まで上ると、その先は海まで一気に下る。ほとんど車の通らない爽快な道だ。
辺塚で海岸に出てちょっと走ると、また上り。
まだ50kmくらいしか走っていないというのに、情けないことに、なんだかもう体力の限界。最近長時間自転車に乗るということがなかったから、そのせいもある。

辺塚の坂をひと上りしたところに陸自の射撃場があった。誰もおらず、どういったわけかフェンスの類もなく自由に出入りできる。しばらく使われた形跡もない。
これがまた広くて実に素晴らしいテン場なのであるが、さすがにテントを張るのはまずかろうと理性が働く。
近くの沢で水だけ汲んで先へ進む。

打詰の先から本格的に山道に入る。
いやースミマセン、ホント勘弁してください。もう体力の限界です・・・。
ふと周囲を見渡すと、道路から下ったところに元は棚田であったと思われる草地が見えた。そのすぐ下には清流が流れている。
快適なテン場ではないか。ルート工作の結果、どうにか自転車も下ろせそうだ(翌日道路に上げるのが大変そうだけど・・・)。
まだ時間も早かったのだが、先の状況があまりに不透明なので幕営することにした。
こんな時間にテントを張るなんて実に久しぶり。日本に帰ってからはじめてじゃなかろうか。
こういう場所であれば、日本であっても明るいうちからテントを張ることが可能。

今日走ったところは過疎化が激しそうだった。
年寄りしか見かけないし、見るからに歴史のありそうな小学校がこの三月で閉校になる、そんなところがいくつかあった。
美しいところであるだけにちょっと寂しい。
非常に山深く隔絶感のあるところだから暮すのは楽ではないのだろうが、残念だ。このまま先細りになる一方なのだろうか。
このあたりには温泉もなく、住んでいる爺ちゃん婆ちゃんにはちょっと気の毒だ。おそらく掘れば出るのだろうと思うのだが。
村おこしには温泉を掘るのが一番だと思う。土地の人は毎日入れるわけだし、観光客だって来るに違いない。
薩摩半島には至るところに温泉があることを考えると、大隈半島に住む年寄りはちょっと気の毒に思える。

IMGP8519_サイズ変更  IMGP8521_サイズ変更
佐多岬へ・・・                           ロードパークを上る(去年の10/30から無料になったらしい)

IMGP8522_サイズ変更  P1180533_サイズ変更
アップダウンをこなしてやって来たのに・・・          展望台が解体作業中で突端まで行くことができない

IMGP8525_サイズ変更  IMGP8529_サイズ変更
これが精一杯の眺め                         大隅半島を北上する

IMGP8537_サイズ変更  IMGP8549_サイズ変更
大中尾峠                                峠の先は海まで爽快な下り 一気に下る

P1180537_サイズ変更  IMGP8554_サイズ変更
佐多岬のほうを返り見る                       スミマセン、自分もうギリです限界です

IMGP8555_サイズ変更  P1180540_サイズ変更
実に素晴らしいテン場に見えたがまだ理性が働いた     こんな時間にテントを張るなんて実に久しぶり
関連記事
スポンサーサイト



Comment 0

There are no comments yet.

Leave a comment