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自転車アプローチ登山 第二弾 開聞岳(924m)

2013/3/20 水
始:12:10 ~ 終:16:15 走行:19km
~ 頴娃 ~ 開聞岳登山口 ~ 花瀬望比公園

雨は夜明け前に降り始めたが、最初のうちはまだパラパラといった状況。
本格的に降り出したのは7:00頃。雷雨となった。
幸いにも風はなく、雨もそれほど激しくはない。テントの中が水浸しになるような事態は避けられた。
10:00過ぎに雨がやんだ。荷物をまとめつつテントを風に晒して乾かす。

公園にパラパラと人がやってくる。
「どこから来たの?」と聞かれ、「長野です」と答えると、
「鹿児島は暖かいでしょう」とたいてい仰られる。
確かに、鹿児島は暖かい。が、ここのところの暖かさは鹿児島でも異常なことであるらしい。

空は相変らず曇っていて、今にもザーッと降り出しそう。
雨のパラつく中を出発。国道に出てちょっと走るとコインランドリーがあった。天気の様子見も兼ね、洗濯のために寄る。
雨は降ったりやんだり。ザーッと来そうで来ない。

道路を挟んだ向かいにGSがあり、洗濯の後で歩いてガソリンを買いに行った。
店のご夫妻と言葉を交わすと、「ここらは鹿児島の中で最も高齢化の進んでいるところじゃないかなぁ・・・年寄りとネコしかいないよ」と言っていた。
自分らが開聞岳に向かっていることを知ると、道のことやテン場のことなどあれこれ教えてくれた。

頴娃(えい)で買い出しを済ませ、登山口へと向かう。
記憶が曖昧であったが、登山口の近くには前に一度来たことがある。確か上りの途中にトカラヤギがいたはずだ・・・飼われていた場所は間違いなく残っていたが、残念ながらヤギはいなくなっていた。
前回来たときは、登山口の手前にある有料のキャンプ場に泊まった。が、ここまで来てお金を払ってキャンプするのもアホらしい。
どこか無料で幕営できる場所があるだろう。そう思って登山口まで詰めてみたのだが、駐車場をはじめどこもかしこもキャンプ禁止となっている。不便なところだ・・・。
付近一帯は「かいもん山麓ふれあい公園」となっていて、なんと!駐車場で車中泊するのも禁止となっている。酷い話だ・・・。
休日のためか、遊びに来ている人がけっこういる。

登山口は二合目にあり、せっかく自転車でアプローチしたというのに、仕方なくいったん花瀬崎まで下る。目指すは花瀬望比公園。
花瀬崎に面して広がる公園で、フィリピン戦の鹿児島出身戦没者を慰霊するために造られた場所である。
入口から石灯籠が整然と並び、海に面したところに慰霊碑がある。
慰霊碑に手を合わせると、一寸ここに幕営することはためらわれたのであるが、背に腹は替えられず一泊だけさせてもらうことに。トイレの裏手の目立たぬところにテントを張る。
ここのところ日課となっているラジオの相撲中継を聞いてから、18:00過ぎに幕営。
まだ空はどんより曇っており、開聞岳も中腹から上は雲の中であるが、明日は晴れるようだから期待することにしよう。

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朝の番所鼻・・・天気が悪い                    秘密基地のような場所で気に入った

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右:白波の工場                            開聞岳はスッポリ雲の中・・・

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花瀬望比公園(後ろは開聞岳)                フィリピン戦の鹿児島出身戦没者を慰霊するために造られた

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一寸幕営するのをためらったが・・・              トイレの裏手の目立たぬところにテントを張らせてもらった

2013/3/21 木
始:7:15 ~ 終:14:00 走行:11km
~ 開聞岳 ~ 開門温泉

朝のうち雲が多かったものの、その後はスッキリ晴れた。
久しぶりに5:00起きで行動開始。準備を整え、まずは自転車でふれあい公園までの上りをこなす。

駐車場で準備をして自転車といらない荷物をデポ。登山口となる二合目まで歩く。
二合目を出発したのが8:20。予想以上に登山者がたくさんいる。

開聞岳は924mの休火山で、山頂までスッポリ樹林に覆われている。海越しに眺めると堂々たる山容であるが、登山口のある北側からはなだらかな小山にしか見えない。
九州の山はどこも自転車でのアプローチを含めると、ほぼ海抜0mから登ることになる。
時どき木々の隙間から下界が望めるが、基本的にはずっと樹林帯である。単調な緩い登りがずっと続き、登っていてあまり楽しい山ではない。
足元は溶岩の固まった軽石のところが多い。

時計回りに半周して山頂に立つと、南側の視界が開ける。
条件のいい日には屋久島や種子島も望めるようであるが(宮之浦岳の山頂から開聞岳が見えたのだから、条件によっては確かに見えるはずだ)、残念ながら今日は遠くが白く霞んでいて見えない。
樹林に遮られて360°の眺めというわけにはいかず、期待していたほどではなかったのだけれど、それでも山頂からの眺めはなかなかのものだ。知覧の基地から飛び立った特攻機からは開聞岳がよく見えたことだろう。

それにしてもすごい人だ。次々と人が登ってくる。
三月半ばの平日にしてこの有り様ということは、きっとハイシーズンはものすごいのだろうな・・・。
登山口の駐車場でキャンプはおろか車中泊まで禁止というのはそのための処置であろうか。

登り一時間半。緩い登りに終始するから、下りの時間も登りと大差ない。
昨日泊まった花瀬崎の望比公園がよく見える。
下山中にも下から次々人が登ってきた。

自転車のところまで下ってのんびり荷物を片付けたあと、温泉に向かう。
目論見ではこのあとのんびり温泉に浸かり、さらにはテレビで相撲を見て、そのままどこか近くに幕営したい。そんなつもりでいる。

最初に目をつけていた長崎鼻パーキングガーデンは、想像と違って動物園なんかもある有料の施設だった。キャンプ場はあるが無料で幕営するのは無理っぽい。
やめにして川尻温泉の近くでテン場を当たると、海岸の松林の中に絶好の場所があった。広くて快適なスペース。下手なキャンプ場よりずっと快適な場所である。
今宵のテン場に定め、意気揚々と川尻温泉に行ったのだが、昨日の祝日の振り替えで今日は休みだった・・・。
仕方ない。ちょっと先にある開門温泉へ。
よかった・・・こっちは開いていた。

ローカルで実に感じのいい温泉だった。
番台に人はおらず、入湯料の300円を置いて勝手に入る。
常連のおっちゃん曰く、「このあたりではここの湯が一番」という湯の源泉は70℃以上ある。
もちろんうめて入るわけだが、おっちゃんたちは自分と同じように熱々の湯が好み。熱い湯に入っては上がって寝転がるという自分とまったく同じスタイルである。
寝転がるための木片の枕まである。最高だわ、この温泉・・・。
うなり度の高い、自分好みの実にいい温泉だった。
ただ、残念ながらテレビはなかった。テレビどころか休憩室も、トイレすらない潔さであるわけだが・・・。
外のベンチに座って涼みながらラジオの相撲を聞く。
結びまで聞いてから松林に戻って幕営した。

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天気は上々                              まずは登山口まで自転車アプローチ

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北側から見るとなだらかな小山にしか見えない        基本的に山頂までずっと樹林帯

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山頂に立つと南側の視界が開ける

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山頂からの眺めはなかなか(知覧を飛び立った特攻機からは開聞岳がよく見えたことだろう)

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空と海のあいだ

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昨日泊まった花瀬崎(望比公園)

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下山後は温泉へ・・・                         どこから見ても顕著な開聞岳

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下手なキャンプ場よりずっと快適
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