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自転車アプローチ登山 第一弾 韓国岳(1,700m)

2013/2/23 土
始:9:30 ~ 終:14:45 走行:27km
~ えびの高原

はじめに。
「かんこくだけ」ではなく「からくにだけ」と読みます。
霧島連峰の最高峰(1,700m)です。

「自転車アプローチ登山」と勝手に称しているのですが、こいつはなかなかやりがいのあるおもしろい試みだと思います。
トレーニングのためにこれまで何度かやったことがあります。海抜ゼロメートルからアプローチするとさらにやりがいがある。
夏山(無雪期)で、登山道のある一般ルートから登る場合、たいていどの山も自転車によるアプローチのほうが核心です。
おもしろいのは、登山(歩き)と自転車の上りとで使う筋肉がまったく違うこと。
自転車でアプローチしてそのまま山に取り付くと、自分でもビックリするくらい足が前に出ないですよ・・・。
ちなみに、そんなこともあって自転車選手の中には歩くのが苦手な人が多いそうです。ツールにも出ているプロ選手がそんな話をしているのを聞いたことがあります。

これから旅の間、その自転車アプローチ登山を何度かやろうと思ってます。もっともアプローチは登山の前日にするつもりですが。
今回はその第一弾。霧島の韓国岳。

曇りのち晴れ。
朝、久しぶりにテントが凍っていた。内陸に来たのと、標高がちょっと上がったことで寒くなった。
今日はコカコーラの公園で少年サッカー大会があるらしく、朝から人と車が続々とやって来た。
たまたまテントを張った場所が駐車スペースになっていなかったからよかった。ちょっとずれたところに張っていたら朝からえらいことになっていた。
朝は白く霞んでいて、昨日の夕方はスッキリ見えていた霧島がまったく見えない。

今日は韓国岳の登山口のあるえびの高原までのアプローチ。
えびの市内で抜かりなく買い出しを済ませ、霧島スカイラインに取り付く。
キツイ・・・めちゃくちゃキツイ。特に下部がキツイ。いったい何%の勾配なのだろう。
全体を通して見ると、13kmで1,000mほどのアップ。平均7.7%・・・とするとそれほど驚くような上りではないわけだが、上部は緩かったから下部の勾配は相当なものだ。

14:45にえびの高原に到着。
土曜だからか、予想以上に人がいて驚いた。鹿児島側から上がってくる人が多いようである。
ここにはジオパークがある。そこで驚きの事実を知った。
2011年1月26日から9月にかけて、霧島の新燃岳(しんもえだけ)が噴火していた。およそ二年前。300年ぶりの噴火。
まったく知らなかった・・・。
その噴火というのが恐ろしいスケールだった。ジオパークでは、写真や噴石の展示も合わせ、噴火の様子が詳細に説明されていた。
韓国岳も去年の七月になってようやく登れるようになったとのことだった。新燃岳はもちろん、半径2km以内にある中岳、獅子戸岳(ししこだけ)、大幡山(おおはたやま)は今も立ち入り禁止である。
2011年というと・・・3月11日に東日本大震災があった。新燃岳の噴火も一連の地殻変動の一つだったということだろうか。

土産物などを売る建屋の前には無料の足湯があった。ありがたく浸からせてもらう。
ふ~これだけでだいぶ生き返る。
本を読んだりして時間を潰し、18:00頃、ジオパークの隣にあるトイレの裏手に幕営した。こちらのトイレは冬期使用不可で、今はまだ閉ざされている。
午後になってスッキリ晴れ、テントからも韓国岳がキレイに見える。
もう山頂までは標高差500mほどしかない。登りの核心は間違いなく今日のアプローチ。
さすがに気温は低く、20:00の気温-8℃。

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自転車アプローチ登山                        第一弾 韓国岳(1,700m)

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えびの高原までのアプローチ                    めちゃくちゃキツイ(特に下部)

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だいぶ上った                              ゴール間近・・・正面が韓国岳

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えびの高原からの標高差はたったの500m・・・小山のようにしか見えない韓国岳

2013/2/24 日

朝から快晴!絶好の登山日和。
今晩も同じ場所に泊まる予定であるが、いったんテントをたたみ、荷物を自転車に積んで9:40出発。
日曜で快晴とあって大勢の人が登りに来ていた。
登山口のあるえびの高原からの標高差はたったの500m。ここから見る韓国岳は小山のようにしか見えない。気軽な半日登山の山である。
それにしても・・・二月下旬といったら長野じゃまだ余裕でラッセル&Wアックスの世界。とても同じ国とは思えない・・・。

登山道はきれいに整備されていて急登もない。山頂までちょうど一時間。
これといった面白味のある山ではないが、景色は素晴らしい。噴煙を上げる桜島の眺めが圧巻だ。
これが普通の状態なのだから桜島ってのはすごい。
一方、二年前に大噴火した新燃岳は、そうとは思えないほど沈静化している。今は噴煙もほとんど上がっていない。
新燃岳以外にも周囲にはカルデラがポコポコあり、いくつかはカルデラ湖となっていて美しい。
新燃岳の向こうに高千穂峰もキレイに見える。ご存知、山頂に天の逆鉾のある山だ。山容は付近の山で一番美しい。
本来なら韓国岳から縦走もできるのだが、今は新燃岳の2km圏内が立ち入り禁止のため不可能。

風が冷たくそれなりに寒い。まったくそんなふうには見えないが、12月には韓国岳も薄っすらと雪化粧をするらしい。
一時間ほど山頂でのんびりして、同じ道を下った。下りは40分ほど。
久々の山でいい足慣らしになった。やっぱ山はいいね~。

巨大な駐車場のちょっと下に国民宿舎があり、ここで温泉に入れる。500円と、九州の相場からするとかなり高いのであるが、ここは入らずにいられない。
下山後、そのまま歩いて温泉へ。至福のひととき。
18:00まで施設内でのんびりさせてもらってから、自転車のところに戻った。
昨日と同じ場所に幕営。21:00の気温-9℃。

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朝から快晴!絶好の登山日和                    噴煙を上げる桜島

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登り一時間・・・山頂からの眺めは素晴らしい

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新燃岳の火口とその向こう、美しい山容の高千穂峰

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やっぱ山はいいね~

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韓国岳の火口

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圧巻の桜島・・・これが普通の状態だからすごい         下りは40分ほど・・・カルデラ湖が美しい
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