FC2ブログ

ツルの渡来する出水

2013/2/21 木
始:9:50 ~ 終:17:50 走行:44km
~ 出水 ~ 一本松休憩所

快晴!テントもカラカラでそのままたためる状態。冬型のため空気は冷たい。
出発前にドーズのサドルを1~2mm上げる。昨日膝が痛くなったとマユミがうるさいことを言うので・・・。
見ると、確かにサドルがちょっと下がっていた。人間の感覚というのはすごいな・・・。
先日メンテしてもらったときにちょっと動いてしまったらしい。

海沿いのアップダウンの道をゆく。ここは海の色が美しく、前回も感動したところだ。その時の印象も強く残っている。
黒之瀬戸大橋を渡って再び九州本土へ。いったんR3を北上。

出水にツルの渡来地がある。
前回は9月だったからさすがにツルはまだ来ていなかったが、今回はバッチリのタイミング。ぜひ見てみたい。
標示に従ってR3を左に折れると、田んぼにツルがいた。
おぉぉ・・・いやがうえにもテンションが上がる。
観察センターの近くまで来ると・・・いるわ、いるわ。自転車を止めて双眼鏡で観察。

ツルと言っても、ここに渡来するのは北海道に来るタンチョウではなく、マナヅルとナベヅル。
数の上では圧倒的にナベヅルのほうが多いが、体が大きく優雅で、いわゆるツルっぽいのはマナヅルのほう。体は薄いグレーで、頭がタンチョウのように赤い。
出水平野で越冬し、三月末にはロシアのアムール川流域あたりに飛び去るらしい。合わせて一万羽くらいがこの地に渡来してくるのだとか。

平日だというのに、たくさんの愛好家が観察に来ている。
観察センターまで行くと、ちょうどNHKラジオの中継をやっていた。センターがやたら混んでいたのはそのせいもあったようである。
観察センターではツルをより近くに見ることができる。農作物を保護するため、センターの近くでエサを与えているからだ。
そのエサを狙ってカラスもけっこういるのだが、さすがのカラスも体の大きなツルの中にはなかなか割って入れない。
ツルのほうはというと、そんなカラスを無闇に追い払ったりはしない。
そんなやり取りを双眼鏡で観察するのがとても楽しい。バードウォッチングにはまる人の気持ちもちょっとわかる。
老後はバードウォッチングを楽しむってのもいいかもしれない。

ツルたちの頭上にはトンビもうじゃうじゃ飛んでいる。隅のほうではスズメもちゃっかり参戦。
地面に降りてエサをとろうとしているカラスと違い、トンビは絶対地面には降りない。地面に降りているトンビって見たことないでしょ?
警戒心が強いというのもあるけど、たぶん彼らはカラスと違って地面を歩くのが苦手だ。
猛禽類で体も大きいくせに、気性の荒いカラスにだいたいどこでも追われているトンビであるが、ここでは数の上でもトンビのほうが優勢。
せっかくエサを確保したカラスが、たびたび上空でトンビに奪われている。そんなトンビも、さすがにツルにはまったく手出しができない。

ちなみに、トンビはどちらかというと死肉専門。狩猟に頼らない生活形態で、エサがカラスとかぶる。
上空で一方的にカラスにちょっかいを出されているように見えるトンビであるが、むしろより賢いのはトンビのほうであるかもしれず、カラスは水際におびき出されて窮地に立たされてしまうことも多いらしい。
動物というのは見ていて飽きない。

センターに来ていた地元の若いカメラマンに、「霧島に行くのなら、かなり大回りになるけど川内のほうから回ったほうが山がなくて楽ですよ」と教わった。
地図を見てルートを再検討してみたが、それだとR3をしばらく走らなければならないし、来た道を引き返すというのもどうにも気が乗らない。
やはり予定通りR447を走ることにした。

R447に出る手前で道路沿いに量販スポーツ店を発見!すかさず寄る。
山登り用に新しい靴が欲しいのだ。これまで山道具屋でもさんざん物色してきたのだが、手頃なやつがなかった。
今履いている靴はボロボロだ。
三年半前に日本を発って以来、ここまで履き潰したのは二足。たったの二足。我ながらすごいな・・・。
同じメレルのトレッキングシューズを二足続けて履いた。自分と相性が良くてとても履きやすいこの靴は、今でもモデルチェンジせずに売っている。
当然、今回も同じものをと思っていたのだが、半値で買えるアディダスのトレッキングシューズに見事に釣られた。
この先何年も旅するわけじゃないし、しかもここは日本であるし、今回はこれでよかろう。
マユミも山歩き用に新調。色は違うが、同じ靴になってしまったところがちょっと恥ずかしい。

自分は典型的なB型人間である(マユミにもよくそう言われる)。
興味のないことはとことんどうでもいいのだが、好きなことにはのめりこむ。
靴にもこだわりがある。いや、普段履く靴なんて一瞬で決まるのだけれど(どうでもいいから)、これがひとたび山用とか自転車用ってことになると、徹底的に比較検討しないと気がすまない。
まずはどの靴にするか。限られた選択肢の中で比較検討を繰り返す。
アディダスのに釣られた、と簡単に書いたが、そこに至るまでにけっこうな時間を要する。どうしてもメレルのほうに心残りがあったりとか・・・。
どれにするか決まったら、次はサイズ。サイズ違いのものをニ、三、脱いだり履いたり脱いだり履いたりを繰り返す。決めるのにけっこう時間がかかります。
そんなわけでかなりの時間を費やし、結果、今日も進まない・・・。

R447に入り、出水市街のスーパーで買い出し。
ここなんて缶コーヒーが27円だった。いったいどうなっているんだか。
消費者としてはうれしい限りだか、明らかに物の値段がおかしいような気がする。
日本を発った三年半前より物が安くなっているように思えるのは気のせいだろうか・・・?
デフレ脱却と叫ばれるのも無理はない。この状態だと、おそらく韓国より物価が安い。これもあり得ない円高の影響だ。

買い出しを終えると早くも17:00。テン場を探す時間になってしまった。
高川ダムまで詰めるつもりでいたが、出水を出てしばらくすると一本松休憩所というのが現れた。
ダムまで行ってテントが張れなかったら洒落にならない・・・休憩所に幕営することに決定。
妙に湿っぽいところであったが妥協した。日が沈むのを待って幕営。

IMGP7927_サイズ変更  IMGP7932_サイズ変更
快晴の道の駅                              海沿いのアップダウンの道をゆく

IMGP7933_サイズ変更
長島は海がきれい

IMGP7935_サイズ変更  IMGP7940_サイズ変更
田んぼにいきなりツルがいた!                老後はバードウォッチングを楽しむってのもいいかもしれない・・・

IMGP7943_サイズ変更
観察センターまで行くとうじゃうじゃいる 空にはトンビ・・・動物というのは見ていて飽きない

P1180007_サイズ変更
一本松休憩所の隅に幕営
関連記事
スポンサーサイト



Comment 0

There are no comments yet.

Leave a comment