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厳原観光

2013/1/29 火
始:10:20 ~ 終:17:15 走行:15km
~ 厳原

晴れ。今日は朝から小春日和で暖かい。海保の巡視船は夜明け前にどこかへ出航していった。
草地に幕営したためか、久々にテントが露でびしょびしょ。日に当ててのんびり乾かす。
公園には9:00頃からフィールドゴルフの人たちが集まって、楽しそうにプレーしていた。

ポカポカ陽気の中、厳原へ移動して観光。
まずは万松院。ここは対馬藩主宗家の墓所となっている。金沢の前田家墓所、萩の毛利家墓所と共に日本三大墓所の一つである。
寺の本堂には徳川歴代将軍の位牌もある。これは、宗家が朝鮮との外交を一手に引き受けていたことに由来している。
かつては、朝鮮からの使節800人ほどを国賓待遇として対馬に迎え、これに500人ほどの警護をつけて江戸まで移動していたようである。
が、毎回それじゃあというので(経費もかかって面倒くさいし、江戸期にはそこまでの意味があるものではなくなっていた)、朝鮮外交は対馬の宗家に一任することとし、江戸から持ってきた将軍家の位牌の前で外交交渉を行った。
宗家は鎌倉時代から続く武家の名門である。鎌倉時代まで遡れる家というのはそうそうない。これに匹敵する歴史を誇るのは、他に島津家くらいしか自分は知らない(もっとも家格がぜんぜん違うけど)。
もちろん現存しており、現当主は37代に当たるということである。ずっしりと歴史の重みを感じる・・・。

本堂の横にある百雁木と呼ばれる132段の石段を上ると、宗家の御霊屋がある。
19代義智(よしとし)候以降の歴代藩主とその家族の墓がズラリと並んでいる。
樹齢千年とも言われる大杉の茂る荘厳な雰囲気。自分らのほかには誰一人おらず、その雰囲気にどっぷりと浸かった。
一番端にまだ真新しい現代風の墓石がある。
墓石に刻まれた文字を読むと、昭和60年に亡くなられた36代当主のお墓。住まいのある東京に埋葬されたそうであるが、歴代当主の眠るこの地にも墓石を建てたということである。
歴代当主の墓に交じって昭和の当主の墓も並ぶ。すごい。綿々と続く歴史の連続性、その重みを感じずにはいられない。

万松院を見学している間に、またカラスの襲撃を受けた。
今朝新しくしたばかりのゴミ袋が穴だらけに・・・。
まったく油断も隙もねぇ。ゴミ袋やポリ袋にはホント目ざとく反応しやがる。

厳原の町の北西、万松院の裏手に清水山があり、そこに秀吉の朝鮮出兵のために築かれ兵站基地として使われた山城がある。
山の稜線上に築かれた三ノ丸、二ノ丸、本丸の跡が町からも望める。
歩いて山城を散策してきた。
石垣などがよく残っている。城跡からは厳原の町と港がよく見える。加藤清正や小西行長もここに立ち寄ったであろうと思うと、なにやら感慨深い。
山城というのは言わば乱世の城であるわけで、平地にある城とは違う。実戦に即した造りになっているのが見ていて興味深い。

清水山から下り、町の北にある八幡宮に寄ってからフェリーターミナルへ。
明日のフェリーの時間をチェックすると、壱岐行きは8:50発と15:25発の二本。片や早すぎて、片や遅すぎる。15:25発に乗ると、壱岐に着くのは17:30である。気合を入れて8:50のフェリーに乗ることにしよう。
既に窓口は閉まっていてターミナルは閑散としていたが、職員の方が親切に時刻表などをくれた。
ちなみに、ジェットフォイルなら13:05発でちょうどよいのだが、時間半分で料金は倍である。何よりまた自転車を積むのに苦労しそうで却下。

テン場は港の北にあるいさりび公園に目をつけていた。
行ってみたら港から1kmちょっと。キツイ坂道であるが、明日の朝は下り。
公園は眼下に海の見える絶好のロケーション。東屋があったので、暗くなる頃その下に幕営させてもらった。
公園の隣は韓国資本の大亜ホテルであるが、さすがに今日は客が少ないようで静かである。
海はとても穏やか。日が暮れると、イカ釣り漁船の漁火が海上に点々と輝いていて美しい。今回はじめて見た。
テントから外を見ると海上に漁火の花が咲いているというなんとも贅沢なロケーションである。

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万松院の山門                             徳川歴代将軍の位牌も安置されている

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百雁木                                対馬藩主宗家の墓所=日本三大墓所の一つ

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杉の巨木がすごいです・・・        こちら清水山城跡=秀吉の朝鮮出兵のために築かれた山城

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厳原の町と港がよく見える                   こう見えても海が目の前の絶好のロケーションなんです
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