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厳原近辺に移動

2013/1/26 土
始:9:45 ~ 終:18:15 走行:50km
~ 豆酘 ~ 浅藻 ~ 内院 ~ 久和 ~ 久田 ~ 厳原 ~ 桟原 ~ 上見坂公園

晴れ。豆酘崎だけは今日も雲が多かったが・・・。
テントを撤収して荷物を全部自転車に積んでから、空身で岬までもう一度歩いてみることにした。
相変らずの暴風・・・潮が満ちていて昨日の夕方よりさらに迫力がある。
波が岩壁に押し寄せる、というのとは違う。岩礁の上を、朝鮮海峡側から対馬海峡側へ白い波が走ってゆく。ちょっと不思議な光景、であると同時に圧巻の迫力。すべてを飲み込んでしまいそうな荒々しさだ。

こりゃ朝もう一度来てみてよかったなぁ、と満たされて自転車のところに戻ってみると・・・荷物の一部が(たぶん)カラスの襲撃を受けて荒らされていた。
自分らが自転車から離れるのをどこかで見ていたに違いない。
さすがのカラスもパニールをどうこうすることはできず(きちんと閉めておかなかったらヤバイところだった)、何かを盗られたといった実害はなかったが、マットやビニールをズタズタにされてしまった。
日本のカラスは油断ならねぇな・・・。

まずは豆酘まで下る。生命の危険を感じる暴風圏からとりあえず脱出。
そのまま集落の外れにある多久頭魂(たくづたま)神社へ。
この神社はすごい。変な言い方だけれど、すごくいい神社だ。
境内にいるだけで、境内の原始林を眺めているだけで、すごく落ち着く。誰もいない神社で、靴を脱いで本社に上がり中で参拝する、というのも初めてだった。拝殿には、昭和天皇と香淳皇后の写真も飾られていた。
境内の原始林には巨木がいくつも茂っている。中でも圧巻なのは本社のすぐ裏手にある楠の巨木。これはすごい。間違いなく神が宿っておられる。一見の価値ありです。
これほど心の落ち着く場所ってないわ。まさに日本人の心の原点。こういう感覚って日本人独特のものなのだろうか・・・?
ともあれ、日本人なら多久頭魂神社は一度訪れてみるべきです。

さて、ここから山をいくつか越えて厳原を目指す。今日もアップダウンの連続ですっかりしごかれた。
向かって左手の方角、内陸側には龍良山(たてらさん)の原生林が広がっている。道路沿いは人口造成林であるが、その奥は手付かずの原生林だ。
右手の側には時どき対馬海峡の海が見える。朝鮮海峡側と違って海は穏やか。豆酘湾の東に位置する浅藻まで来るとその違いは明らかで、豆酘崎の白く波立った海が嘘のようである。
内院浦のあたりまで来ると、天気まで変わる。あれだけ湧いていた雲が消え、いつしか空はスッキリとした青空に。
安神のあたりから下りになる。厳原までずっと下り。
下った先の久田にお船江跡がある。対馬藩の御用船を係留していた船だまりの跡で、今でも見事に原形を留めている。一見の価値あり。

久田のすぐ北に厳原がある。
城跡など見て回るのは別の日に譲るとして、まずはテン場。厳原の北にある上見坂公園に目をつけていた。
GSで教わったとおり桟原で県道に入る。地図からはもっと簡単にアプローチできそうに思えた上見坂公園・・・実際は国道から7kmも上らされた先だった。こんなことならもっと他に楽なテン場があっただろうに、と自分を罵りながら坂を上る。どうやら今日は満月で、上りの途中で見事なまん丸の月が昇った。

大汗をかいて公園に辿りついたのは18:15。すっかり暗くなってしまった。
公園は上見坂堡塁跡に造られたもので、絶好のロケーションにある。眼下には対馬空港の滑走路と美津島の集落の明かりが見える。さらに、驚いたことに西の海の彼方には釜山の明かりも見えた。
へぇこういう風に見えるのか・・・海の向こうに韓国を望めたのは、対馬に上陸してから初めてだった。苦労させられたけどこりゃいいところに幕営できた。
トイレの水道は水が出なかったが、今日は途中の水場で汲んでおいたから問題なし。

それにしても・・・夜景の美しい小奇麗な公園、途中は見事なワインディングロード。これ、ところ変わればローリング族の溜まり場か、デートスポットになっていること間違いなし。が、対馬にはそんな人種もおらず、公園は自分らの貸切。静かなものだ。

さて、二日ほど前からまたMSRの調子が悪い。カップの底の空気取入口に火がついてしまうという初めてのケース。
騙し騙し使っていたのだけれど、今日はとうとう底から火炎放射器のように炎が上がった。
こんな状態で使っていたらテント内が煤だらけになる、どころか下手すると火事になってしまう。
面倒だが久しぶりに分解、メンテ。が、その後も不具合は収まらず、どうにか騙して使ったものの、根本的には解決していない。
標高385m。22:00の気温-5℃。

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もう一度豆酘崎へ・・・潮が満ちていてさらに迫力がある

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本当に恐ろしいところだ                        その間にカラスの襲撃を受ける・・・

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豆酘へ下る・・・暴風圏から脱出                    多久頭魂神社

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本社のすぐ裏手にある楠の巨木・・・一見の価値あり

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間違いなく神が宿っておられる・・・      誰もいない神社で中に上がるというのも初めてだった

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日本人なら一度訪れてみるべきです                内院浦のあたりまで来ると天気まで変わる

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対馬藩お船江跡(潮が引いているのか水がないですが)      その通りかもしれない・・・

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絶好のロケーションにある上見坂公園(翌朝撮影)
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