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万関橋で停滞

2013/1/20 日
始:9:45 ~ 終:16:45 走行:42km
~ 三根 ~ 吉田 ~ 仁位 ~ 糸瀬 ~ 小船越 ~ 万関橋

朝からあいにくの曇り。8:00の気温-0.5℃。
木坂からまた三根湾沿いを走って国道382号線に出る。そのまま国道を南下。

豊玉町の仁位に念願のスーパーがある。日曜の今日はたくさんの人で賑わっていた。
なんかもう店内がキラキラ輝いて見える。食べたいもののオンパレード。特に弁当などの惣菜が充実しており、よりどりみどりで目移りしてしまう。
おかずだけ詰められた弁当は、頼むとその場でホカホカのご飯を盛ってくれる。50円増しで大盛りも可。コロッケなんか日本を発って以来だ。
米と納豆を大量に仕入れたあとで、さっそく外のベンチに座ってホカホカの弁当をいただく。旨すぎる・・・。
日曜の今日は朝市が立っていて、外のベンチのところではおばちゃんが手作りカレーを売っていた。もっと早く気付いていれば、このカレーも捨てがたかった・・・。
本土に比べるといくぶん物価の高い対馬であるが、魚は安い!小ぶりのカツオが一本700円である。
スーパーでは温かいお茶やコーヒーも無料で飲めるという至れり尽くせりっぷり。うれしくなってしまう。

しっかり腹ごしらえしてから和多都美神社へ。海中に二つの鳥居の立つこの神社は、海幸彦山幸彦の神話で知られる神社だ。
歴史の古い対馬には神社がたくさんある。どの神社も荘厳な雰囲気が満ちていて、歴史の重みを感じる。
豊玉姫命の墳墓が本殿の裏手にある。そこにはなんとも言えない神聖な空気が漂っている。

対馬の歴史は古く、既に古事記にその名が現れる。
古事記に現れる島は八つあり、そのうちのひとつが対馬。残りの七つは本州、九州、四国、壱岐、隠岐、淡路、佐渡である。

和多都美神社をあとにして烏帽子岳に上る。
すごい激坂だ。いったい何%の勾配なのだろう。荷物満載の自転車で一息で上るなんてのはまず不可能。
烏帽子岳の頂上からは、複雑な浅茅湾(あそうわん)の入江を一望にできる。時が止まったかのような美しい景色が眼下に広がり、しばらくその場を動けなくなる。
が、、、ここは韓国人がすごい。しばらくするとバスが次から次へとやって来て、山頂にある展望台は韓国人に占拠される・・・。今日は日曜だから特に多いのだろう。

激坂の下り・・・リアのブレーキワイヤが切れ、フロントも危ういドーズでは乗ったまま下ることができず、マユミは自転車を押して下った。
糸瀬経由で国道に出てからもけっこうアップダウンがキツイ。
日本に帰ってから毎日、歩いて旅してるのかというくらいの距離しか進んでいないのだけれど、それでも連日けっこうしごかれている。
見どころ満載の対馬・・・あちこち寄っているのでなかなか進まない。

次に寄ってみたのは西漕手(にしのこいで)。
東にある小船越浦との間の地峡部で、その昔、小舟は岡を越え西あるいは東の浦へ下り、大船は積荷を降ろし船を乗り換えた。遣唐使は本土からこの浦に来て下船し、西の漕手浦に用意された別の船に乗り換え彼の地に向かった、と説明書にある。
遣唐使の昔、地峡部の幅は160mほどであったらしい。水が驚くほどキレイで、波ひとつ立っていない浦の水面は鏡のようだった。その昔、ここを遣唐使が通ったのかと思うと感慨深い。

西漕手をあとにして、テン場を探しながらさらに国道を南下。
これまで他の国を走ってきた感覚からすれば対馬はもうどこでも幕営可という感じなのだが、トイレのある休憩所や公園がそこかしこにあるから、そういった場所を探す。

万関橋まで来た。
万関橋は対馬の上島と下島を結ぶ橋であるが、橋が架かっているのは人口の瀬戸である。日露戦争に備え、対馬を横断して航行できるよう海軍が掘ったものだ。
明治34年?に架けられた初代の橋から数えて今の橋は三代目。

橋を渡ってすぐのところにトイレのあるパーキングがある。
が、橋も観光スポットになっており、韓国人を乗せたバスが必ず寄る。道路にも近くてちょっと落ち着かない。
ふと来た方角に目をやると、橋のすぐ先の小山の上に展望台のようなものが見える。水があるかどうかわからないが、そっちの様子を見てみることに。
すんごい激坂・・・最後は自転車を押して歩いた。
果たしてそこにもトイレがあった。水も出る。素晴らしい!おまけに人もほとんど来ない。道が狭いからバスは絶対上がってこられない。
今宵も素晴らしいテン場だ。万関橋を眼下に見下ろせる。
唯一にして最大の難点は風。稜線上かよ!というくらい風が強く、苦労してテントを張った。

山の向こうに夕日が沈んでしばらくすると、風は収まった。
今晩も納豆ご飯。これ、ちょっとヤバすぎる。旨すぎて、ご飯があればあるだけ食べられてしまう。
日本人でよかった~と思う幸せの瞬間。
食べたあとで味噌汁を飲めば、ボールの拭き取りも楽チン。最後に沢庵で茶碗をキレイにする精進料理よろしく、具のワカメでボールをキレイにする。
20:30の気温+6.5℃。

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和多都美神社へ                            海中に二つの鳥居が立つ

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この雰囲気・・・日本人の心の原点

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なんとも言えぬ神聖な空気が漂っている             海幸彦山幸彦の神話で知られる神社

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烏帽子岳への上り                           すんごい激坂!

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烏帽子岳から望む浅茅湾・・・時が止まったかのような景色が広がる(天気がちょっと残念ですが・・・)

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西漕手、鏡のような浦の水面・・・その昔、ここを遣唐使が通ったのかと思うと感慨深い

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万関橋                           対馬を横断して航行できるよう海軍が掘った人工の瀬戸に架かる

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ここも必ずバスが立ち寄る(全員韓国人というのがなんとも・・・)       テン場からの眺め

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今宵のテン場も素晴らしい(ただし風が強い)

2013/1/21 月

雨のため停滞。晴走雨読。
4:30頃トイレに起きたとき雨は降っていなかったが、日の出前から降り始めた。しとしとしつこく降る雨で、風も強い。
広い屋根の下に幕営できてホントよかった。それでも午後になって雨風ともに強まると、吹き込む雨でテントがけっこう濡れた。昨日、万関橋のたもとのPに幕営していたら、また水浸しになって大変なところだった。
18:00頃雨が上がった。19:30の気温が+10℃もある!

2013/1/22 火

夜が明けても外が暗い。昨日と変わらぬどんよりした空。
しばらく様子を見た後、停滞することに決定。
時々雨がぱらついていたが、昨日のように激しく降ることはなく、展望所にもたま~に車がやって来た。来るのは全員韓国人・・・。

幕営しているところは絶好のロケーション。目の前には複雑な入り江が広がっている。
狭い入り江を挟んだ向こう側の小山の塊の上に対馬空港があり、日に何便か飛行機が離着陸する。

対馬にはトンビがたくさんいる。特に海の近くの森にたくさんいて、ここでもたくさん見かける。
強い風に乗って、30羽ほどもいる群れが円を描きながら上空に舞い上がっていく様は壮観だ。

なんだか完全にホームレス状態になっているけど・・・明日は発てるだろうか?そろそろ食料も乏しくなってきた。
19:30の気温+6℃。夜になって暴風が吹き荒れた。
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