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ケープタウン その3

2010/2/25 木
乗車時間の23:10を過ぎても一向にバスは来ない。どうやら全てのバスが遅れているらしい。23:00を過ぎてバスが次々やって来たのだが、ケープタウン行きはなかなか姿を現さない。ようやくバスが来たのは1:00近くになってから・・・一緒に長い時間待っていた地元のばあちゃんがケープタウン行きが来たと親切に教えてくれた。運悪くちょうど大粒の雨が降り出したところで、濡れながら荷物をトレーラーに積み込んでもらい、バスに飛び乗る。
今回は1階の最後列の席。他の席より背もたれが深く倒れるらしく、寝るのに最適な席だった。とにかく疲れていたので席に座るとすぐ、寝る、寝る、寝る・・・朝になっても気兼ねなくシートを倒しておけるので実に快適だった。
延々と続く荒野の中を走っていると、南アフリカも大きな国だなぁと感じる。どこまで行ってもあまり景色が変わらない。
途中は雨が降っていたがケープタウンに近づくにつれ晴れてきた。ゴツゴツした岩山が見えてくるとケープタウンも近い。ケープタウンには14:00に着いた。1時間半遅れて出発したのだが、途中でだいぶ取り返したようだ。
そのままバスステーションにあるインターケープの窓口で明日のウインドフック行きのチケットを取った。ちょうど何かのキャンペーン中なのか、幸運にも破格の380Rでチケットが取れた。通常より100~200R安いことになる。窓口で対応してくれたのが親切で感じのいい女の子だったこともあってとても気分が良かった。
そのまま歩いてCAT&MOOSEへ。やっぱケープタウンはいいなぁ。ちょっとツーリスティックではあるが、街が断然キレイだし、テーブルマウンテンの眺めも素晴らしい。今日のテーブルマウンテンは頂上付近が雲に覆われており、ちょうどコップから溢れる水のように、平らな山頂から横一線に雲が流れ落ちていてとても神秘的だ。
宿には、レソトに旅立つとき入れ違いで来た人が何人か残っていた。ブログのアップや買い物など何かと忙しく、今回はあまり話す時間がなかったのだが、それでも貴重な情報をまた色々いただいた。

2010/2/26 金
朝食を食べて8:30にチェックアウト。さすがに今回は一晩だけだったので去りがたいということもなかった。
9:00前にバスステーションに行くと既にバスが来ていて一番乗り。ちょっとレソトに寄り道したが、いよいよこれからアフリカ縦断のスタートだ。
時間ピッタリに出発、今回も1階の席だ。バスは空いていてとても快適。同じバスに、ワーキングホリデー・ビザでドイツに住んでいるという日本人の若い夫婦がいた。ドイツにもワーホリがあるとは知らなかった。ナミブ砂漠に行くレンタカーをシェアできるかと期待したのだが、残念ながらウインドフックからそのままスワコプムンドに向かうということだった。
長距離バスに朝から乗るのは実に久しぶりな気がする。青い空と白い雲と茶色い大地、そんな景色をのんびり眺めながら一路ナミビアへ。こんなところで村上春樹の「遠い太鼓」など読んでいると一体自分が今どこにいるのかわからなくなる。
国境に近づくにつれ明らかにブッシュが少なくなってきた。ここはもう大きな括りでは砂漠ということになるのかもしれない。平らなのに人の住んでいない土地(住もうと思えば住めそうな気がする)というのは、日本人である自分の目にはなんとなく奇異に写る。
国境には20:00に着いた。バスを降りてまず驚いたのはその暑さ。当に日は沈んでいるというのに何なんだこの暑さは!これから先が思いやられる。
イミグレで南アフリカの出国スタンプをもらってまたバスに乗り込む。そのままバスでオレンジ川に架かる橋を渡ってナミビア側のイミグレへ。ナミビアは3ヶ月以内の滞在であればビザ不要。1ヶ月と申請して90日間の滞在許可をもらった。
再びバスに乗り込んでひたすら北上。ウインドフックまでもう起こされることはないので腰をすえて寝に入る。車窓から真横に見える南十字星がとてもキレイだ。
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