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マレアレア その1 "Gateway of Paradise"

2010/2/21 日

朝7:30過ぎにブルームフォンテンに到着。
車窓から眺めた朝焼けが実にキレイだった。


ブルームフォンテン着_サイズ変更


ブルームフォンテンは三つある南アフリカの首都の一つである。
ちなみに他の二つはプレトリアとケープタウンで、ヨハネスブルグは単なる経済の中心地である。

インターケープのオフィス前からミニバス乗り場までタクシーで40R(480円)。
途中ワールドカップスタジアムの脇を通ったが、ケープタウン同様すっかり完成してそうな感じであった。

ミニバス乗り場でマセル行きのチケットを買ってバスに乗り込む。
マセルは南アフリカに囲まれた小さな国レソトの首都で、運賃は一人70R(840円)。
ミニバスだといつもザックの置き場に困るのだが、幸い一番後ろの席を確保でき、シートの下に置くことができた。


マセル行きのバス_サイズ変更
マセル行きのミニバス


ミニバスは満員にならないと発車しないシステムである。
自分らの前にそれなりに人が乗っていたこともあって1時間半ほどで満席になり、無事出発。
乗客は自分ら以外全員黒人である。

確かに道路はキレイなのだが、ミニバスは怖いくらい飛ばしまくる。
一応、制限速度は120km/hみたいなのだが・・・。

レソトに近づくにつれキレイだった景色が一層キレイになり、楽園に向かっているような気がしてくる。
所要2時間半くらいと思ってたら、わずか1時間半でマセルに到着。
マセルブリッジの手前でバスを降り、南アフリカの出国手続きをして歩いて橋を渡る。橋の向こうはレソトだ!


南アフリカ側国境ゲート1_サイズ変更
南アフリカ側国境ゲート


歩いてマセルブリッジを渡る_サイズ変更
歩いてマセルブリッジを渡る


レソトのイミグレも、入国カードも何もなくあっさり1ヶ月の滞在許可をくれた。
マセルは首都らしくそれなりに大きな町だ(レソトにはマセルのほかに町らしい町はほとんどない)。

乗り合いタクシーに乗ってミニバス乗り場へ、運賃は一人4.5R(540円)。
長距離バス乗り場の一段上に、ずらりとミニバスの並ぶミニバス乗り場がある。
バスがあり過ぎて、どれがどのバスやらさっぱりわからない。
「マレアレア」と聞きまくりながら歩いていると土地の人が親切に教えてくれ、ようやく奥の方にあった一台のバンに辿り着いた。
運賃は一人30R(360円)、またまた運良く一番後ろの席を確保できた。


マレアレア行きのミニバス2_サイズ変更
マレアレア行きのミニバス内から


当然ながら満席にならないと出発しないので、2時間弱の客待ち。
待ってる間、流しのミュージシャンがギターを持って現れ、美声を聞かせてくれたりした。

出発後はけっこう順調で、2時間半ほどでマレアレアに到着。
途中マレアレアの手前の岩壁にレリーフがあり、こう刻まれている。"Gateway of Paradise"楽園の入口、と。


マレアレアへの道1_サイズ変更
楽園への道


村唯一の宿であるマレアレアロッジの前でバスを降りる。
マレアレアはまさに楽園だ。
タヒチのような南の島とは違うけど、自分の想像する楽園とはまさにこんな感じだ。
青い空と白い雲、なだらかな起伏に富んだ緑の大地とドラケンスバーグの山々・・・どう表現したらいいのか、この感じは写真でも上手く伝わらないだろうが、とにかく楽園を思い浮かべてもらえばいいのだろうか。
ヨーロッパともカナダとも違う、おそらくここでしか見られない独特の景観だ。

村には電気も水道もないが、ロッジだけは自家発電で18:00から22:00まで電気が使える。
ロッジの敷地内には野生のクジャクもいる。


マレアレアロッジ5_サイズ変更
マレアレアロッジ


マレアレアロッジ4_サイズ変更


マレアレアロッジ 43_サイズ変更


マレアレアロッジ2_サイズ変更


18:00になると毎晩ライブが始まる。
村の人のコーラスとバンドの演奏だ。
バックの山の景色といい、心を洗われるような歌声といい、もうとろけそうである。
夕日に染まる雲が何とも言えない美しさだ。


マレアレアロッジ6 コーラス_サイズ変更
村人のコーラス隊


マレアレアロッジ14_サイズ変更
夕日に染まる雲が何とも言えない美しさだった


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コーラスが終わるとみんな家に帰っていく


ロッジで、ケープタウンの宿で別れたYOU君と思いがけず再会した。
他の宿泊客は全員欧米人である。

キッチンで夕飯を食べてたら、オーバーランド・ツアーのスタッフの女性が余った魚のムニエルと野菜の炒め物をお裾分けしてくれた。
こんなところでこんなご馳走にありつけるとは!感謝、感激、雨あられ。

22:00に電気が止まると、一面漆黒の闇になる。
ちょっと雲が多いが、それでも十分星がキレイだ。



2010/2/22 月

鳥の声で目覚める。鳥といっても断じてカラスではない。
オーバーランド・ツアーのトラックは7:00に出発していった。


オーバランドツアーのトラック_サイズ変更
オーバーランド・ツアーのトラック


広いロッジの敷地には、従業員の他は自分らとYOU君の3人しかいない風で、朝の景色を3人で独占だ。
うぅぅむ、ここはヤバイ・・・こんなことしてるとずっと居座りたくなってくる。

今日発つというYOU君と別れて楽園を散策。
ロッジから南の方に続く道を下っていくと、ポツポツと集落が現れる。
土地の人は皆素朴で、今収穫したアプリコットをくれたりする。そのアプリコットのまた旨いこと。

青い空と白い雲、赤い土と緑の大地・・・なんてのどかなところだろう。
こんなところで生活していると、時間の流れがまるで違ってくるだろうなぁ。


マレアレア散策1_サイズ変更


マレアレア散策3_サイズ変更


マレアレア散策4_サイズ変更


マレアレア散策5_サイズ変更


マレアレア散策7_サイズ変更


マレアレア散策8_サイズ変更


マレアレア散策10_サイズ変更


マレアレア散策12_サイズ変更


川の流れる広い谷間にある集落は「風の谷」を思わせる。
聞こえる音といえば風の音と、牛や山羊が首にぶら下げている鈴の音くらい。
しばらくボーっと谷間の集落を上から眺めてたら、近くで小さな竜巻が起こり、谷の下の方へ抜けていった。
舞い上げられた藁や草が谷を舞う様はあまりにキレイで、一瞬時間が止まったように錯覚してしまった。


マレアレア散策14_サイズ変更


マレアレア散策16_サイズ変更


午後のひと時、ロッジの木陰でのんびり過ごすのがまたなんとも言えない。
けっこう人は途切れなく来るもので、午後になってロッジにパラパラと新しい人たちがやって来た。落ち着きのある年配の人が多い。こういうところでのんびり余暇を過ごす欧米人は、ホントに余暇の過ごし方が上手いなぁと思う。
楽園のような場所で何をするでもなくただのんびり過ごす、今の日本人が苦手な実に優雅な時間の使い方だ。

今晩は自炊をする人がおらず、広いキッチンが貸切だった。
こんな広いスペースを独占できるとは、なんと贅沢な。
皆さんシャワー、トイレ付きの高い部屋に泊まっているようで、共同のシャワーやトイレも常に貸し切り状態だ。


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Comment 5

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よういち43歳  

はじめまして

こんにちは、ケープタウンの日本人宿を探してたどり着きました。

2月25日現在、私はヨハネスにいます。この後ヴィクトリアフォールズ、ケープタウンと回り、レソトに行きたいと思っていたので、ものすごく参考になりました。(ただ私はスーツケースを持っての世界一周なので、ミニバスの多いレソトは今回は難しい気がしています)

先週ナミビアに行きましたが、ナミブ砂漠のソサスフレイ(sossusfrei)は、日射しの当たるところの気温が47度くらいになりますので、体調管理にはお気をつけて。&ナミビアは物価が高いです。人が少なく町が点在しており輸送コストがかかりすぎるのと、荒れ地が多く農業に不向きな土地のため、いろんな物を南アフリカから輸入しているからだそうです。ご存じかも知れませんが。

それでは、良い旅を。

2010/02/27 (Sat) 02:05

ゆうこ  

No title

いいな~
トレッキング!!

私も週1いや週2を目標に馬に乗ってるけど気持ちいいよね(^^)v 
5、6時間も乗るとおしりが痛くなるでしょ?!

楽しそう~ 

私も小川を渡り、河原の散歩。
最近は暖かいので気持ちよくそんな事も楽しんでます。

あんないい景色を散策。
羨ましい限りだ
!!

2010/02/27 (Sat) 21:52

マユミ  

No title

>よういちさん
はじめまして!コメントありがとうございます。
レソトはとても美しくて静かないいところです。是非行って欲しいですね!
スーツケースが大きいとミニバスの移動は確かにキツイかもしれませんが、
私たちのザックも相当大きいですので、なんとかなりそうな気がします。
私たちは今、ナミビアにいます。ナミブ砂漠へ行ってきました。感動しました。
この後はボツワナ、ジンバブエ、ザンビア~と回ります。

>ゆうこりん
馬、かわいかったよ。しかも賢い。道をちゃんと覚えているので、私は乗ってるだけ。
突然走ったりして焦ったけど、乗馬って楽しいんだなーと実感した。
日本でやるには高そうなんで、おそらくやらないだろうけどね。

2010/03/05 (Fri) 21:22

よういち43歳  

No title

マユミさんこんばんは、よういち43歳です。

結果を先にお知らせすると、ケープタウンからヨハネス・香港経由で日本に一時帰国してしまいました。去年の11月にブラジルのマナウスで罹った目の病気が悪化したので、やむなくなのですが。その代わり、今回の世界一周でのレソト行きを完全に諦めました。今回行きたかったのは本音ですが、今回断念してもまた行けることがあるだろうな、と。

レソトは(マレアレアは)10年経っても景色があまり変わっていないような気がするので、そのうち行こうと考えているのです。

ああ。それにしても夫婦で良い旅していますね。
これからもセミ・リアルタイム・レポよろしくです。

読み続けますね!

2010/03/17 (Wed) 02:56

マユミ  

No title

よういち43歳さん
お体の具合はいかがですか?今頃は日本でのんびりされているんでしょうね。ゆっくり養生してください!
確かに、マレアレアは10年後でもあまり変わらない気がします。アフリカ自体があんまり変わらないような気が・・・
アフリカに入ってから、あまり更新できませんが気長にお待ちください。

2010/04/01 (Thu) 22:07

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