FC2ブログ

西安への道

2012/11/22 木
始:9:40 ~ 終:17:50 走行:93km
~ 五丈原 ~ 眉県 ~ 槐芽 ~ 横渠 ~ 青化郷 ~ 唖柏 ~ 四屯 ~ 周至県 ~ 二曲 ~ 終南 ~ 尚村 ~ 甘河(西安の50km手前)

夜中の3:00頃になって急に西風が吹き始めた。時どき雨もパラパラ。
夜が明けてもどんより曇っていて暗い。西風に乗って時どき雨も飛んでくる。
7:30の気温+7.5℃。一日中、雨が降らないのが不思議なくらいのどんよりした空模様だった。

朝、シュラフにくるまって30分ほど様子を見ていたが、降りそうで降らないようなので行動することにした。
風があるので昨日よりちょっと寒い。
道沿いには、これも中国の行政単位なのだけれど、鎮とか郷、村といった小さな単位の集落が次々現れて途切れない。
眉県の手前にて朝食に臊子麺をいただく。一杯5元。辛くて旨い。

中国には(少なくとも田舎の食堂には)、既製品の麺とか餃子の皮といったものは存在しない。どこで食べても麺は手打ちだし、餃子の皮もその場で打った自家製である。
こういうところがすごい。つまり、麺を打つことなんて何ら特別なことではなく、誰もが日常的にやっていることなのだ。
手打ちなんていったら、日本ならそれだけで店の売りになってしまうところだ。
手打ちの旨いラーメンが一杯5元で食べられるのだから、誰も好きこのんでインスタントラーメンなど食べるわけがない。
ちなみに、カップ麺のほうが店で食べる手打ちのラーメンより高かったりする・・・。

眉県をスルーして東へ東へ。
眉県の先で、今日も中国人と思われる二人組のサイクリストとすれ違った。手を振って挨拶を交わすだけなのだが、そんなことでも嬉しいものだ。

周至県を通るとき、道路沿いに本屋を探してみたが見当たらなかった。市街地を抜け、周至中学の前で休んでいると、どこからか現れたおっちゃんが自分らのすぐ脇に唐突に子犬を捨てていった。
えっ・・・?
まだ生まれてからそれほど日の経っていないチビで、その場に立ち尽くしてプルプル震えている。こんな時季だし、子犬が一人で生きていくのはまず無理だろう。
かわいそうだが今の自分らにはどうすることもできない。誰か心優しい人民に拾われることを願う。
自転車を動かすと子犬はヨタヨタしながらついてこようとしたのだが、まだ足がおぼつかず、その場に立ってつぶらな瞳をこちらに向けていた。その目が忘れられない。
達者でな・・・。

周至県を出たあたりで道路沿いに小さな書店を見つけた。どうにか陜西省の地図が手に入った。
中国で売られている地図は、どれも表面がプラスチックでコーティングされている。これもいたって中国独特で、ただの紙の地図というものはまず売ってない。
雨に濡れても平気だし、破れることもないから耐久性は抜群であるが、反面、折りにくく地図に書き込むこともできないのがバイカーにとっては不便である。

午後になるとますます天気が怪しくなってきた。ホント、雨が降らないのが不思議なくらい。
相変らず小さな集落が次々現れる。食事や買い出しをするところには事欠かないわけなのであるが、何故だかその中に今日はパッとした店が見当たらない。
終南の先で諦めて餃子を食べる。残念ながら米飯はなかった。
食堂のテレビで、中国西部で大雪というニュースがやっていた。やはりこの天気・・・西部は大荒れの様子である。
実に危ないところだった。今ごろ蘭州より北では大変なことになっているに違いない。シルクロードを安全に抜けられたのは自分らのタイミングがギリギリであったと思う。
食堂で水を5Lもらい、向かいの超市で買い出し。

集落が途切れないからテン場探しには少々苦労する。
いや、まったくないわけではないし、いざとなれば張れるスペースはいくらでもあるのだが、ちょうどタイミングのいいところで快適なテン場を得るのは難しくなった。
明日はもしかすると停滞になるかもしれない。できるだけ快適なテン場に幕営したい。
そう思いながら探したものの、今日も時間切れ。甘河の先で小さな川の川岸に幕営した。
ちょっと人目につきやすいところであるが、道路より一段低いので幸い風は避けられる。21:00の気温+5.5℃。

IMGP7105_サイズ変更  IMGP7107_サイズ変更
小型の三輪トラック(日本の軽トラのイメージ)          電動バイクは自転車より遅い

IMGP7108_サイズ変更  IMGP7109_サイズ変更
こちら電動三輪車(やはり遅い)                   落ち葉焚きの季節

P1170248_サイズ変更  P1170250_サイズ変更
このあたりの酒の看板(よく見かけた)                小さな川の川岸
関連記事
スポンサーサイト



Comment 0

There are no comments yet.

Leave a comment