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河西回廊 その7

2012/11/6 火
始:10:40 ~ 終:17:50 走行:74km
~ 総寒 ~ 上坝 ~ 清水 ~ 清水の先6km

朝から一日薄曇り。
テントで生活しているいつもの日は20:00過ぎには寝てしまうのだが、昨晩は久々に宿に泊まってやることだらけ。寝たのは4:00だった。
時計を北京時間に合わせたので日の出は8:00過ぎ。いったい冬至の頃の日の出は何時になってしまうんだ?こんな内陸の地で北京と同じ時間を使うのは、ハッキリ言って無理がある。

宿代には朝食が含まれている。
朝からボリューム満点すぎる中華のビュッフェ。メニューは昼食や夕食と何ら変わらない。
人民は朝コーヒーを飲んだり、トーストや玉子焼きを食べたりすることがないようだ。そういったものはない。勝手が違うので少々戸惑うが、朝から美味しい中華を腹いっぱいいただいた。
こんな季節、しかも平日で客はほとんどいない。にもかかわらず、料理の数が半端ない。客の有無に関わらずこれだけの料理を毎日準備しているのであろうか?
ビュッフェって無駄じゃないか、と毎度思う。余った料理はどうするのだろうといつも考えてしまう。ま、この国では従業員が食べているのだと思うけど。
朝一番から長々と食事をしていたが、その間食事に来たのはおっちゃん一人。しかもサッと済ませて帰ってしまった。
給仕をする従業員だけが何人もいて、自分らだけ五回も六回も料理を盛りにいくのがちょっと恥ずかしい・・・。

毎度貧乏くさくも、せっかくのホテル滞在をしゃぶりつくしてから宿をあとにする。
10:40、まずは公安へ。
昨日も会った二人組の台湾人パッカーがいて、待っている間しばしお喋り。一人は英語が上手。
台湾人もビザが必要だから、やはり手続きのため公安に来なければならない。そのくせ中国の地図ではことごとく、台湾はすっかり中国の一部、台湾省とされている。
地図の上では南沙諸島もすべて中国領、南シナ海もすべて中国の領海。フィリピンやマレーシア、ベトナムのごく近傍に勝手な国境線が引かれている。
ちなみに、自分らの持っているこの時点の地図では、尖閣諸島を含む東シナ海には国境線を引いていない。

ビザの手続きは、今日も胡さんが担当してくれた。
なにやら朝一からシステムの調子が悪そうでヒヤヒヤしたが、30分ほどしてどうにか延長の手続きが完了。
他国のように延長のスタンプを押すだけだろうと思っていたのだが、新たなビザを再発行するという形だった。そりゃ手続きに時間がかかるし、有効期間が発行日からになっちゃうわけだわ・・・変に納得してしまった。

すっかりお世話になりました。胡さんに礼を言って11:20に公安をあとにした。
これでしばらくビザの心配はいらない。ひたすら走るだけだ。

片側四車線の道路というのは、嘉峪関と酒泉の間だけだったらしい。酒泉を抜けると、G312は対面通行の普通の田舎道になった。
交通量は少ない。大型がほとんど走っていないのがありがたい。

酒泉を出てすぐに料金所があり、その先にあったGSでガソリンを購入する。
対応してくれた今日の女性は、溢れさせることなくMSRのボトルにうまく給油してくれた。
日本のGSなら例外なく誰でもできるこんなことにいちいち感動してしまう。一歩日本を出ると、こういう微妙なことができるのは奇跡的である。できないのが世界標準であって、むしろできる日本人のほうが特異であることが海外に出るとよくわかる。

その後しばらく小さな集落が連続するが、上坝の先からまた無人の荒野となる。
朝から日が出ていないが、今日はそれほど寒く感じない。
16:00頃、清水で行動食の買い出しを済ませ、久々に清真の店で食事。
今晩もテントでは自炊しない作戦にする。外で安く食べられるし、一度これに慣れてしまうと自炊するのが億劫になってしまう。
自炊をしなければ水もそれほど必要ないから楽チンだ。この日など、補給せず手持ちの水だけで済んでしまった。

清水を出て6kmも走ると人家が途切れ、どこでも幕営可能な状況になる。
道路からちょっと入った畑の脇の平坦地に労せず幕営した。土手があるため道路からは見えない絶好の場所。
少々湿気がある。しばらく乾燥したところばかり走ってきたので、久々の湿気が不快に感じる。風に次いで湿気というのは寒さも助長する。
20:00の気温-5℃。

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滞在した酒泉飯店                  台湾人パッカーの二人と@公安の事務所前

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酒泉を抜けると普通の田舎道になった(十分だけど)      身を隠せる場所はほとんどない

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久々に清真の店で食事                       日陰にはまだ雪が残る
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