FC2ブログ

シルクロードを東へ その1

2012/10/21 日
始:9:00 ~ 終:17:30 走行:96km
~ 達坂城 ~ 小草湖 ~ 高速の分岐から12km先

シルクロードというのは古の東西交易路の総称であり、道は一本ではない。
オアシスルート、ステップルート、マリンルート・・・大きく三つに分けることができる。
南方の海をつなぐのがマリンルート。
支那北部の草原地帯からモンゴル高原を通り、アルタイ山脈、ジュンガル盆地、カザフステップを経て、アラル海とカスピ海の北辺を抜け、南ロシアの草原地帯へ抜けるのがステップルート。
オアシスルートは、内陸アジアのオアシス都市を結び、西アジアまでを最短距離で結ぶもの。
狭義にはこのオアシスルートをシルクロードと呼び、今走っている天山北路も実は既にその一部である。が、ここではトゥルパンあたりから先、河西回廊を抜けて西安までをシルクロードと呼ぶことにする。

寒い!寒い!唐突に寒い。朝7:00の気温-10℃。ボトルの水はカチンコチン。フライも凍った。
天気は無風快晴。日が出るとみるみる気温が上がって日なたはポカポカ。でも、空気は冷たい。
凍ったフライを解凍し、あらかた乾かしてから出発。

車の少ない314国道を南東へ走る。ウルムチから離れて空気がだいぶキレイになった。
道は高速と鉄道と並走している。道の両側に雪をかぶった岩山が見える。
行動食を買い足すために商店を見つけるたび寄ってみるのだが、ものがあまりなくて用が足りない。

達坂城の手前で昼食休憩。道路沿いに、トラックの運ちゃん相手と思われる宿(飯店)がズラリと並んでいる。
今日も清真の店に入ったのだけれど、店の人の感じの良し悪しにはかなり差があり、今日の食堂のおばちゃんはあまり感じがよくなかった。「面倒だから二人で同じメニューにしてくれる」そんな感じだ。
それでも味は確かで、炒面(焼きラグマン)は標準的なトマトベースではなく、とても美味しかった。値段も12.5元と清真の店としては安い。帰りがけに水も6Lほどもらった。
達坂城はこのあたりでは一番大きな町である。と言っても小ぢんまりとしていて、買い物もしやすい。大きめの商店で行動食を買い足した。

達坂城からちょっと走ったところで道が高速に合流する。トゥルパンという表示を追って走っていたら、自動的に高速に乗った。
公安のパトカーが何台も横を素通りしていくし、料金所もすんなり通してくれる。自転車通行禁止の標識も見当たらない。どうやらここは走ってもいい区間であるらしい。
毎度毎度よくわからん。他に道がないから、もしここを走っちゃいかんと言われても困ってしまうわけであるが。
達坂城の先で狭い谷間を通過する。そのためここで道を一本にしているようである。

20kmちょっと走ると、高速がG3012と分岐する。そのままG30をトゥルパン方面へ走る。
分岐のところが小草湖で、地図の上でも標識の上でもここに出口があると思っていたのだが・・・ない。
時刻は既に16:30。地図の上ではこの先ずっと出口がない。テン場が・・・今日も焦り始める。
すると、分岐からちょっと走ったところで、それまで道路脇をガッチリ固めていたガードレールが消え失せた。ホッ・・・唐突に高速が終わって一般道になったらしい。これならテン場に困ることはない。

狭い谷間を抜けると、あたり一面が砂漠になった。風力発電の風車だけがズラリと並んでいる。
さすがにここではマズイか、と風車の切れ目まで走ることに。後ろから、ツーリングと思われるオートバイ三台が挨拶しながら抜いていった。珍しい。
そのオートバイがちょっと先で道端に止まっていたので、自転車を止めて挨拶を交わす。言葉が通じず、まともに話はできなかったが、三人はウルムチからトゥルパンまでツーリングに来たらしい。
一緒に写真を撮ったりしていると、別れ際にペットボトルのお茶をくれた。実に気持ちのいい人たちだった。当たり前だが漢人にも親切な人はいる。

三人と別れてしばらく走り、風車の切れ目のところで道を外れて砂漠の中の平坦地に幕営した。砂漠といっても、地面は泥と砂が固まってコチコチ。まるでコンクリートの上みたいである。
谷の中を緩い下りが続いていたから、標高はだいぶ下がったと思う。昨日と違って日が暮れても寒くない。
20:00の気温5℃。昨日が嘘のようだ。

P1170064_サイズ変更  IMGP6696_サイズ変更
無風快晴!                               空気は冷たい

IMGP6699_サイズ変更  IMGP6707_サイズ変更
道の両側に雪をかぶった岩山が見える              狭い谷間は高速を走らされた

IMGP6708_サイズ変更  IMGP6709_サイズ変更
道路脇をガッチリ固めていたガードレールが消えた     ウルムチからツーリングの三人・・・お茶をいただいた

P1170065_サイズ変更
地面はコンクリートのようにカチンコチン
関連記事
スポンサーサイト



Comment 0

There are no comments yet.

Leave a comment