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アルマトゥ到着

2012/9/23 日
始:9:05 ~ 終:16:10 走行:78km
~ Samsy ~ Almaty

朝の気温は2℃まで下がった。フライを張るのが面倒で張らずに寝たのだが、そろそろ限界か。
雨の心配がまったくないことがせめてもの救い。

道は小刻みなアップダウンが連続する。
しばらく走ると右手(南)にザイリースキー・アラタウ山脈が見えてくる。雪をかぶった4,000m級の山塊の向こう側にウスク湖がある。
ウスク湖がカザフにあったらよかったのに・・・。
山脈の南側、ウスク湖の北と南にはさらにキュンギョイ・アラ・トー、テスケイ・アラ・トーの各山脈が走っている。これらは全て天山山脈の支脈で、天山に向かって東に辿っていくと、中国国境に近いところに天山山脈最高峰のポベーダ(7,439m)、カザフ最高峰のハン・テングリ(6,995m)などの高峰が聳えている。

カザフスタンは中央アジア諸国の中で最もロシア化が進んだ(進んでしまった)国である。
カザフスタン(カザクスタン)と言うわりに、全人口に占めるカザック人の割合は53%ほど。ロシア人が30%以上を占めている。
カザック人とキルギス人は民族的にかなり近い関係にあるのだが、そんな関係で顔かたちは似ているもののまったく違った印象を受ける。
素朴で大らかといった、ロシア的側面のいい面がカザフ人には残っているように見受けられる。あまりせかせかしたところがなく、素朴でのんびりしている。
唯一物価の高さにだけ閉口している。
道路脇のカフェ、それもトラックの運ちゃんご用達のカフェで食事をしても最低一品400~500テンゲ、つまり3ドルほどかかる。
が、質は伴っていて、メニューがあるのには感動する。これまでのように「肉だけ」とか「ショルバだけ」ということはなくなった。
メニューはやたらとあるのだけれど、まったく読めないのが難点。

25kmほど走ると道路が4車線になった。と同時に舗装がゴツゴツしたものに変わる。
どう考えてもまだ舗装の途中だろ、という旧ソ連邦の国々に時々ある小石の飛び出したゴツゴツした道。車線も引かれていないため交通量が多くなると走りにくい。
が、この4車線道路、キルギスと違うのはしっかり中央分離帯のあるところ。普通こういう風に造るよなぁ・・・誰かキルギス人に道路の造り方を教えてやってください。

アルマトゥの20kmほど手前まで来ると交通量が桁違いに増え、走っていて時々身の危険を感じるようになる。
旧首都のアルマトゥは、今でもカザフ最大の都市。ロシア人の比率がグッと高まり、もう完全にロシアの一地方都市といった風。
高層建築の林立する資本主義的都市とは違い、平面的で広く、スペース的にゆとりのある建物の並び方にどこかロシアの匂いを感じる。
ちなみに、新生カザフスタンの首都としてアスタナに遷都されたのは'97年のこと。

物価の高いカザフであるが、その中でも宿代は特に高い(アルマトゥは特に)。こちらはロシア的側面の負の面が濃厚で、いわゆる安宿の類がほとんどない。
中心部から離れた、サイラン・バスターミナルの近くにあるシジモーエ・ニェーバに宿をとった。
宿のおばちゃん連中はとても感じがいいのであるが、これも旧ソ連の負の遺産で融通が利かない。
宿代は先払い。テンゲの手持ちがなく、後で銀行に行ってからでいいかと頼んでみるものの、ダメの一点張り。どうあっても先に払わねばならないシステムらしく、部屋に入ることすらできない。
仕方なく近くの銀行で先にお金を下ろしてきた。

宿代を前払いしているのに、パスポートを預けねばならないというシステムもよくわからない。
明日オヴィールに行かねばならないから・・・とお願いすると、パスポートを預ける代わりに2,000テンゲをデポすることに。
全てお役所仕事的だ。きちんとレシートを出してくれるところはありがたい。

ちなみに、宿代はシャワー無しの部屋が一人一泊1,500テンゲ、二人で3,000テンゲ。これがシャワー付きの部屋になると、一泊6,500テンゲに跳ね上がる。
もちろんシャワー無しの部屋にしたのだけれど、自由に使える共用シャワーがあるわけではなく、もし使いたければ300テンゲの別料金が必要というセコさ。300テンゲが一回の料金なのか、一度払えば滞在中ずっと使えるのかは不明。
シャワー室は普段鍵がかかっていて、隣の部屋には管理人らしき人までいる。何というか非常に無駄なシステムだ。

部屋の造りがまた変わっている。
廊下に面した部屋のドアを開けるとトイレと水道があり、さらにa、b二つのドアがある。つまりトイレと水道は二部屋で共用する造りになっている。
4人部屋を二人で使えるので広くて快適。MSRで自炊もできるし、テラスがあるから洗濯物も干せる。
建物は古くて暗いのだが、夜は静かだし、近くにマガジンはあるわで意外と居心地は悪くない。
ちなみに、そんなに客が来るとは思えないのだが、宿はやたらとでかくて部屋がたくさんあり、自分らの部屋は4階である。自転車は1階の倉庫に置かせてもらえる。
やたらと蚊がいてなかなか寝付けなかった・・・。

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どの国もそうだけど、市街地の写真が一枚もない・・・     ゴツゴツした舗装は写真で見るよりずっと不快
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