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カザフスタンがいたってまともな国に見える・・・

2012/9/22 土
始:9:05 ~ 終:18:15 走行:100km
~ Kurday峠(1,233m) ~ Targap ~ Targapの先10km

走り始めるとすぐ緩い上りに差し掛かり、そのままKurday峠(1,233m)を越えた。峠を下ってからは、平坦な道がどこまでも続く。
いやー広いわ、カザフスタン。まさに草原の国。
雄大な景色が素晴らしいのだけれど、残念ながらこの手の景色は写真でお伝えするのが一番難しい。こういう広がり、大きさの前では写真も動画もなんとも無力だ。

50kmほど走るとアスファルトが滑らかになった。一気に走りやすくなる。
道は広くはなく、横を猛スピードで車がかっ飛んでいくのだが、自転車一台分の狭さとは言え路側帯があるので助かる。

頭のおかしい国キルギスに比べると、カザフスタンは格段にまともな国である。
人がバカみたいに大声で話すこともなくなったし、車がバカみたいにホーンを鳴らしまくることもなくなった。全体的にせかせかした感じがなくなった。
何よりも変わったのが人。格段に感じがよくなった。決して陽気ではないけれど、笑顔で挨拶してくれる。沿道から笑顔で手を振ってくれる。

一番変わったなと思うのがカフェやマガジン。とりとめてサービスが良かったりするわけではないけれど、少なくとも客に対しては笑顔で接している(旧ソ連式の対面販売となってしまい買い物自体はしにくくなった)。言ってみれば当たり前のことなのだが、キルギスではついぞカフェやマガジンで笑顔で応対されることはなかった。何故だか誰も彼もブスッとしていて、非常に感じが悪かった。
一番嫌だったのが、キルギス人が人にものを訊き返す態度。
日本語なら「すみません」とか「ごめんなさい」「もう一度お願いします」。英語なら「ソーリー」とか「パードゥン」「エクスキューズミー」。どの国にも通常そうした言葉があるはずなのだけれど、キルギスにはその手の言葉が存在しないのだろうか?
キルギスで訊き返されるとき何と言われるかというと・・・「あ゛ーっ?」
眉間に皺を寄せて大声で「あ゛ーっ?」
一瞬喧嘩を売られているのかと思うぞ・・・それもおばちゃんや兄ちゃんだけがそうなのではなくて、若い女の子までが眉間に皺を寄せて「あ゛ーっ?」
こんな訊き方があるだろうか。日本でこんな口を聞くのはヤンキーが喧嘩を売るときくらいだと思うが、キルギスでは老若男女が揃いも揃って「あ゛ーっ?」
恐ろしいことに、決して外国人に対してだけそうなのではない。例えば、電話でよく聞こえなかったときにも「あ゛ーっ?」
こんな国があるか?自分の経験ではベトナムで似たような反応を見たことがある。が、決して誰も彼もというわけではなかった。キルギスでは誰も彼もが「あ゛ーっ?」
あり得ないだろ、こんな国。他国でそんな反応をしたら喧嘩になるぞ。

そんな頭のおかしな国から来たせいで、カザフスタンが至極まっとうな国に見える。
キルギスの途中から現地の人たちに対して人間不信に陥っていたのだけれど、ここへ来てようやく凝り固まった心がほぐされてきた。現地の人に笑顔で手を振れる自分に戻った。

今日通過した唯一の村であるTargapにて買い出し。
村から10kmほど走り、道路脇の草の茂る台地を上って木陰に幕営した。相変らずテン場には事欠かない。村からちょっと外れれば人がまったくいなくなる。

ビシュケクに滞在しているとき、キヨハルさんから日本のラーメンの粉末スープを大量にいただいた。
この晩はチャルメラのスープでラーメンを食べてみた。旨い!麺はこちらで買ったものだけれど、感動的に旨かった。
一番の違いはあっさり感。あっさりしているのにコクがある。こんな味付けって日本食以外にない。日本食って偉大だなぁ・・・。
日本食とその他世界中の料理を比べたとき、おそらく一番違うのは使用する油の量。一歩日本を出ると、基本的にどの国の料理も油でギトギトだ。中央アジアは特に酷い。
日本食のようなあっさりした料理というのは世界中どこにもないね。日本人がスリムなわけだよ。

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広いぞ、カザフスタン!

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残念ながら、この広がり感は写真ではお伝えできない

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写真も動画もなんとも無力だ・・・

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草原の国                               地図にかぶりつきのおっちゃんたち

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村からちょっと外れれば人はいない                テン場には事欠かない
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