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ドゥシャンベを発つ

2012/8/17 金
始:10:25 ~ 終:19:15 走行:72km
~ Faiz Abad ~ Faiz Abadの先15km

テヘランのトルクメニスタン大使館で会ったベルギー人の女性バイカー二人も同じ宿にいた。自分らより先にドゥシャンベに着いていたのだが、いったんどこかへ走りに行ってたらしい。
出発の準備をしているとき、そのうちの一人からパーミットが150ソモニほどでエージェントで買えるという情報を得た。150ソモニというと個人でオヴィールへ行く場合の10倍の料金であるが、金で解決できるのならこの際いとめはつけない。出掛けに寄ってみることにしよう。

アキラさんやモギ君たちに見送られて宿をあとにする。渡辺君は一足先にどこかの大使館へ出かけた。その時言葉を交わし、「じゃあこの次はたぶん長野で」などと話し握手して別れたのだが、やはり写真は撮らなかった。

途中、ビザの延長申請をしたオフィスの近くでドミニク&マルティネに会った。この二人とはどうも縁があるようだ。
教えてもらったエージェントはその近くにある。
行ってみると、道路が閉鎖中であることは彼らも知っていたのだが、最初は「エクスプレスなら今日中にパーミットが取れる」と言っていた。
が、ぬか喜びしたのも束の間。もう一人が電話でどこかへ確認すると、やはり来週の火曜にならないと発行できない、ということに。
半ば予想はしていたので、今回は特に落ち込むこともない。これでスッキリ踏ん切りがついた。

まだビザ・オフィスにいたマルティネたちに情報提供。
ビザの延長の件は、マルティネたちのちょっと前に来たイギリス人(たぶんマークだろう)は来週の火曜に受け取れると言われたらしい。
まったくタジキスタンという国は・・・。自分らが延長申請に来たときは受け取りに二週間かかると言われたのに。人によって対応がコロコロ変わりやがる。本当にどうしようもない。
ま、そのイギリス人が来週の火曜に受領できるかどうかも怪しい話なのだろうな。
マルティネたちが行ったときはオフィスが閉まってしまい、申請できなかったらしい。

マルティネたちと別れて一路東へ。
しばらく走ると上りが始まり、高原風の美しい眺めになってくる。道はタジキスタンとは思えないほどキレイで、車も少なく快適。
が、どうにも走っていて気が滅入ってくる。
原因は人・・・とにかく暗い。こんなに暗い国はこれまでなかったような気がする。店はどこに寄ってもニコリともせず愛想が悪い。何を聞いてもあまり親切に対応してくれない。
店の前に自転車を止めて買い物や休憩をしているときも、人がそれとなく周りに集まってくるのだけれど、ニコリとするわけでもなけりゃ話しかけてくるわけでもない。ただジーーーっと人の顔や自転車を凝視している。

入国以来、この国の印象は変わっていない。
自転車で走っているときも、こちらから明るく手を振って挨拶する(すべての国でそうしてきた)のをいつしかやめてしまった。何の反応も返ってこないことが多々あったからだ。
早くこの国から脱出したい。いろんなことが重なって、そんな風にさえ思っていた。走れないであろうパミールのことも、もうどうでもよくなってしまった。

1,650mほどの地点。テン場を探しながら走っているとき、道沿いのマガジンで休憩していたオランダ人のバイカーと会った。とても感じのいい青年である。
バダフシャーンのパーミットは持っている彼であるが、ビザの期限は8/29まで。自分らより早い。道路は依然閉鎖中であるし、時間切れでパミールは走れない。このままダイレクトにキルギスへ向かう(つまりは自分らと同じルート)と言っていた。
パーミットがあるのに走れない・・・むしろ自分らより気の毒であるが、本人は至って前向きで、別段気にしている様子はなかった。
その彼から一緒にキャンプしようとも誘われたのだけれど、申し訳ないがそれは遠慮した。会ったばかりの人と一緒にキャンプなんてのはどうにも落ち着かないし、自分たちのペースで生活できなくなるからだ。
彼の様子を伺うと、「人それぞれだからまったく気にしないよ」と後腐れなく実に清々しかった。好青年である。

彼と別れてちょっと走ったところで幕営。道路脇の木立ちの中にいいテン場を見つけた。なんかこういう人目につかないところに幕営できるのって久しぶりだ。

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ドゥシャンベの宿をあとにする                   道路がキレイ

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高原のようで気持ちいい                      車も少なく快適

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快適な木立ちの中
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