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ムンバイ再び その1

2010/2/10 水

疲れていた所為もあって、昨晩はよく眠れた。
列車が南下するにつれて如実に暑くなってくる。

途中でまた「おや?」と思うことがあった。
インド人の譲り合い精神の成せる業なのか、それともカーストが関係していることなのか・・・自分らの対面の三人がけの席の二人(若いインド人の男)がたまたま席を立っていたところに、見た目裕福そうな、小さな子を連れた若い夫婦がやって来た。
「ここ座ってもいいかい?」みたいなことを聞くと、席に残っていた連れの一人はあっさりOKしてしまう。
えっ、いいの?今まで二人が座ってたじゃん、と傍目で見てて思うのだが・・・戻ってきた二人も何の文句も言わず、通路を挟んだ席に黙って座る。
迷惑なのはその席に座ってた二人だ。二人がけの席に、4人の男が狭そうに座る羽目に・・・その横で、席を譲ってもらった夫婦は偉そうに座ってやがる。
見てるこっちの腹が立ってくるのだが、彼らは何も言わない。
何故なんだ?正規のチケットを持っているのは彼らなのに、何故何も言わない?譲り合いの精神なのか?カーストの所為なのか?
まったくもって不可解だ。
そうこうしているうちに、その夫婦は別の席が取れたらしく隣の席に移っていったので、また彼らは本来自分のものであるはずの席に戻ることができた。

それからしばらくして、また二人が席を立っている隙に、中年の男二人が勝手にその席に座って素知らぬ顔。
残っていた一人はまた何も言わない。
席に帰ってきた一人が「あれ?」と自分の席を指差したが、中年の一人に「そっちに座れよ」とばかりに顎でしゃくられると、すごすごとそっちに座ってしまう。通路を挟んだ席はまた狭そうに4人がけだ。
何故だ?何故なんだ?自分の席なのに何故何も言わない?
不思議なのは、譲った彼らも、悔しそうでも不本意そうでもないし、譲ってもらった方も、別に有難く思ってそうには見えないことだ。いかにも「それが当然」みたいに双方が平然としているのは、日本人である自分らにはまったく理解できない。

そんなことがありながらも列車は順調に南下し、18:00にムンバイのDADARという駅に着いた。
CST駅はまだ先だが、何故か皆降りる。
そのうち駅員みたいな人に全員降りろと言われ、仕方なく降りる。
隣に座ってた人がやはりCST駅まで行こうとしてた人で、その人の聞いてくれたところによると、どうやら何かのトラブルで、乗ってきた列車はここでストップになるらしい。
はぁぁ・・・もうちょっとなのに。

同じホームに来るローカル列車でCST駅に行けると言うので、その人と一緒にローカル列車を待つ。
幸い、ローカル列車は15分くらいで来た。
今まで乗った長距離列車と違い、駅の停車時間が僅か10秒くらいなので乗り降りが大変だ。

CST駅がすごいと思ったのは、着いたときだ。
自分らはザックを下ろすのが面倒で通路に立っていたのだが、客室内に居たおっちゃんが通路に出てきて右端に避けろと言う。
人が乗り込んでくるから、というようなことを言っていたのだが、へぇと思う間もなく列車が停まらぬうちに荷物を抱えた男が何人も弾丸のように列車に飛び込んできた。
ラグビーでも始めたかのようなものすごい勢いで飛び乗ってくる。我先に席を確保するためだ。
ふ~避けていて正解!と後ろを振り返ると、マユミは一寸逃げ遅れたらしく、男たちの流れに飲み込まれ、客室内に押し流されていた・・・。

流れが収まってからマユミを救出してCST駅に降り立つ。
2ヶ月振りだが、なんか懐かしい。ムンバイは安宿がないのが難点だが、ツーリストが少なくてどことなく居心地がよく、嫌いな街ではない。

CST駅の近くで唯一の安宿といっていいSHIP HOTELにチェックイン。
それでも、シャワー、トイレが共同の部屋が365R(694円)もする。
なぜSHIP HOTELなのかと言うと、部屋が小さな船の船室みたいだからだ、多分。
HOTELというよりは宿泊所といった感じ。ドミトリーの一角が衝立で仕切られただけで、衝立の上部は隣室とつながっている。
部屋は3畳くらいで、ベッド二つでほとんどいっぱい。
ちなみに、大都市のホテルのドミトリーというのは、アマダバッドなどもそうであったが、外国人ツーリストが泊まるためのものではない。インド人が宿泊するためのものなのだ。
したがって、ドミではたくさんのインド人がベッドに横たわっている。

それにしても、ムンバイは暑いなぁ・・・。


SHIP HOTEL外観_サイズ変更
SHIP HOTEL外観(翌日撮影)


SHIP HOTEL 311_サイズ変更
SHIP HOTEL 311


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