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親切な人々

2012/8/8 水
始:7:45 ~ 終:20:00 走行:98km
~ Baysun ~ Shurchi ~ Denau

朝起きて撤収の準備をしていると、家の人にチャイに招かれた。
その家の小さな兄弟二人は、朝早くからロバに乗って仕事に出かけていった。
旧宅と思しきその家は、牛やロバを飼うための場所になっていて、もう少し奥に今新しい家を建てている。
日干し煉瓦の素敵な土の家で、床も土の上に絨毯を敷いただけの簡素な造り。地面にあぐらをかいているようでなんだか妙に落ち着く。
チャイとナーンを美味しくいただいた。
帰りがけ、自分とマユミそれぞれに美しいハンカチとスカーフをプレゼントしてくれた。素敵な思い出がまた一つ。

ちょっと上りをこなしてバイスンへ下る。
アップダウンを繰り返しながらさらに40kmほど下ると、テルメズからの道と合流する。
土漠と呼べるような景色が連続し、走っていて飽きない。
途中に舗装工事中の長い上りがあって、砂利の上にタール垂れ流し状態のその場所は走っていてとても不快だった。

道の合流するところに水場があり、そこにカフェが何軒かかたまっていた。
その中の一つに上がりこんで、待望の冷えたコーラを飲んで暫し休憩。
食事は羊肉を油で揚げたものしかなかったのでやめておいたのだが、客のおっちゃんやらそのあたりにたむろしていたおっちゃんらが、食え、食えと奢ってくれた。羊肉の他にもメロンやスイカ、チャイなんかをご馳走してくれた。
おまけに店の兄ちゃんまでコーラをタダにしてくれた。ありがたい限りです。
水場では例によって顔と頭を洗い、Tシャツも水洗いさせてもらった。

合流地点からシュルチまでの道は、完全に砂漠と言っていい地形の中を走っていた。
まともに草も生えぬそんな場所で、ロバに乗って羊を放牧している人たち。たくましい限り。

砂漠が切れると、いきなり緑が濃くなる。あたり一面ブドウ畑。
これはまたこれで、ウズベキスタンとは思えぬ景色にちょっとビックリ。
途中にこれまた水のジャバジャバ出ている快適な水場があり、顔やら頭を思う存分洗わせてもらった。近所の人たちがワイワイ集まってくる。そろそろテン場を得たい時間になっており、その辺にテントを張らせてもらえないかお願いしてみたものの、話がうまく通じないのか、ものの見事に断られてしまった。

シュルチからデナウまでは手持ちの地図では50kmくらいある。今日のうちにできるだけ近づいておこうと走っていたら、うかつにもデナウに入ってしまった。
思っていたより15kmも近かった。
困ったのはデナウが想像していたよりずっと大きな町で、テン場などとても得られそうにないこと。
町の切れ目までさらに10kmほどあり、すっかり日が暮れてしまった。
ナーンを焼く店の隣に建築中の建物があり、そこに目をつけて店の人に聞いてみると自由にテントを張っていいという話。
店の中に自転車を置かせてもらってコーラとナーンをいただいていると、近所の人たちがぞくぞくと集まってきてやんややんやの大騒ぎ。イラン系の彫りの深い顔の人、モンゴロイドそのものの顔をした人、肌の黒っぽい人、白っぽい人など、いろんな顔の人がいておもしろい。
そのうち道路を挟んだ向かいの店のおっちゃんがプロフやスイカ、コーラを持ってきてくれた。
そのコーラは半分も飲まないうちに、ポリスのおっちゃんが「シャンパンスキー」とか言ってブンブン振った上で「ポンッ」と蓋を飛ばし、見事に炭酸を抜いてくれやがった・・・。

今日はうちに泊まっていけと、向かいの家に招かれて行ってみたら、塀の中には大勢の人がいて外に座って食事中だった。ここのプロフを自分らにお裾分けしてくれたらしい。
誰が誰だと説明してくれたが、人数が多すぎて把握しきれず。一族縁者勢ぞろいといった感じ。
自転車をこっちに持ってきてここに泊まっていけと言ってくれたのだが、泊めてくれるのはありがたいとして、今さら自転車を移動するのが面倒、と言うか子供がたくさんいるから自転車は向かいの店に置かせておいてもらったほうが格段に安心。
自転車は店で大丈夫だから・・・とやり取りしていて、結局その店のほうに泊めてもらうこととなった。
どこであれ泊めてもらえるのはとてもありがたい。
外は涼しいのだけれど風通しが悪く、その晩は暑くてよく眠れなかった。

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兄弟二人は朝からロバに乗って出かけた           家の人にチャイに招かれる

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家の奥さんと                            旦那さん

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今日もはりきっていきましょう                   こういうのは地理的に何と呼ぶのだろう

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土漠でいいのだろうか?

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いろいろご馳走してくれました                  砂漠になった・・・

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こんな不毛な大地(と言っていいと思う)で羊を放牧している人たち

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たくましい限り

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急に緑が濃くなる・・・                       水場に集まってきた近所の人たち

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話がうまく通じないのか幕営は断られた            デナウの外れのナーンを焼く店

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その向かいの店                          どこも人がいっぱい

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店の裏手で食事中のところにお邪魔した

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家のご主人                           結局ナーンの店のほうに泊めてもらった(翌朝撮影)
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