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休養のマシュハド

2012/7/12 木

今朝は9:00過ぎまでのんびり寝ていた。依然として激しい疲労感。まだまだ疲れがとれない。やっぱ年には勝てない・・・。
最初に昨日顔を出した自転車屋へ行ってみたが、ドーズの予備のブレーキシュー(ネジを切ってない古いタイプのカンチ用)は残念ながら手に入らなかった。昨日に続き店の人がチャイをご馳走してくれる。

自転車と言えば・・・ギャグとしか思えないものをイランで見かける。
”cannondale”ではなくて”cannondel”。非常によくできていて、Cをモチーフにしたロゴマークまで一緒。
同じく”GIANT”ではなく”GLANT”。これもパッと見ただけでは見間違える。GIANT自体に安いイメージがあるからなおさらだ。
イラン製なのか、はたまた中国製なのか、残念ながら不明である。

マシュハドの町は住んでいる人より各地からやって来る巡礼客の方が多い。何もせずとも物が売れる。そんなわけで、マシュハド中心部の店はどこも感じが悪い。特にベイトル・モガッダス広場近辺の店は最悪である。イランでこんな感じの悪い店は初めてだ。

昼間はさぞ空いているだろうと思ったハラムだが、けっこう混んでいた。もちろん夜に比べれば少ないけれど、それでもすごい人出だ。マシュハド恐るべし。
エマーム・レザーの聖墓は黄金のドームの下にある。が、このドーム、ハラムの中に入ってしまうと他の建物に遮られて見えなくなってしまう。広いハラムとものすごい人の波で、聖墓へのアプローチがなかなか難しい。人の流れに身を任せていても違うところへ行ってしまう。もうどうでもいいか、という気にだんだんなってくる。
一度ラザヴィー広場に戻り、ドームの位置をしっかり確認してから再度アプローチ。靴を脱いで上がるところは例によって入口が男女別になっていて、途中でマユミとはぐれた。
気にせず人の流れに沿ってアプローチすると、ようやく見えた。

エマーム・レザーの棺の周りはすごいことになっている。棺の周りを人の流れが常にグルグル回っている。一度この流れに入ると抜け出すのは困難。流れに身を任せて一緒にグルグル回るしかない。ブラックホールのようなところだ。もしくは恒星の周りをグルグル回る星屑、そんなものを連想させる。
棺の方からは、時どき「ギャー」といった叫び声が聞こえてくる。それが感極まった叫びなのか、人の波に押されて悲鳴を上げているのかはわからない。いずれにしても異次元のような空間である。
ハラムの建物の中は所々鏡のモザイクで金ピカである。が、異様さで言えばシーラーズやテヘランで見たものの方がすごかった。
ハラムの中は撮影禁止。昼でも夜でも場所によって写真を撮っているイラン人もいるのだが、ちょっと真似する気にはならない。

これだけのことのために、と言うと語弊があるかもしれないが、毎日毎日イラン各地からこれだけの人がやって来るのかと思うと驚きだ。
人間中心の一神教の世界は自分にはよくわからない。理解したいとも思わない。キリストにしろムハンマドにしろ、人々が崇めているのはあくまで人間である。人間を神に次ぐ特別な存在と考えるその驕りから、牛は人に食べられるために神がこの世に遣わしたのだとか、そういう思考が生まれてくる。
人間も大いなる自然の中で生かされているものの一つに過ぎないと考える神道の精神とは相容れない。

昼食を食べて宿に戻り、今日も爆睡。眠っても眠っても眠いから不思議だ。

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マシュハドの自転車屋                       昼間のハラム

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夜・・・お祈りの時間                        チャドルのお店
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