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とにかく暑い!そして向かい風でまったく進まない・・・

2012/6/30 土
始:8:05 ~ 終:17:45 走行:84km
~ Eyvanekey ~ Garmsar ~ Aradan ~ Deh Namak

朝から暑くて、昼頃になるととても走っていられなくなる。今日も道は平坦。
草木の生えない一面茶色の世界。横に見える山々も乾燥した土の山で、どこか他の惑星にでもいるみたいだ。

Eyvanekeyで食堂を見つけたので、すかさず寄って朝食。朝の定番メニューのオムレツとパン。もはや朝テントで朝食を食べる気にはならない。暑いのと、適当な保存食がないのとがその理由。
その先はしばらく何もない。暑いし、向かい風が壁となって進まない。

Garmsarの5kmほど手前でようやくパーキングが現れた。時どき何もない道路沿いに、こういったパーキングのようなものがポツンと現れる。日本の高速道路のSAに近い。日陰がまったくないから、どこかの建屋に入らないと満足に休憩もできない。
大型トラックが何台も止まっていて、その中の一台の運ちゃんがキンキンに冷えた水とお菓子をくれた。見るとトラックはトルクメニスタンのナンバーで、聞くとトルコとの間を往復しているらしい。大使館は腐っていたが、トルクメン人も人がよさそうだ。どの国に行っても、トラックの運ちゃんはたいてい親切で優しいのだが。
トルクメン語はトルコ語に近い。「テシュッキュルレル(ありがとう)」という響きがなんだか懐かしい。

ここのSAはまだ建設中らしく、レストランも改装中だった。作業していたアフガン人のおっちゃんが、「あっちで飯食えるぞ」とか「シャワーもあるぞ」とか、いろいろ世話を焼いてくれる。アフガン人もみんないい人なんだよなぁ・・・自分が死ぬまでに国が安定して訪れることができるであろうか。

エアコンの効いたレストランで飲み物を飲んでから、外の日陰で30分ほど昼寝して出発。
すぐにGarmsarの町に入り、酷暑からの避難も兼ねてレストランで昼食。男用のテーブルと女性も座るファミリー用のテーブルで分かれていて、店はほぼ満席状態だった。
メニューはいろいろありそうだったのだけれど、今の時間準備できるのは油で揚げたチキンしかないらしい。店にいる全員が同じものを食べている。
あまり食欲がなくげっそりといった感じだったが、甘酸っぱいソースをかけて食べるこのチキンは美味だった。思わずペロリ。加えて1Lのジュースと冷水をがぶ飲み。

Garmsarを出てすぐにAradanの町があるのだが、そこはスルー。すると、その先は20km以上無人区間だった。普段ならなんでもない距離なわけだけど、風がいっそう強くなってきてまったく進まない。
何もない。冷たいものでも飲んで休憩したいのだが、何もない。
ヘトヘトになったところでようやくパーキングの標識が現れた。Deh Namakに入ってすぐのところ。あと1kmがものすごく遠い・・・。

ようやく辿り着いたパーキングには小さな商店とGSだけ。アイスないのか・・・残念。代わりにノンアルコールビールをニ、三本一気飲み。ようやく落ち着いた。
外で涼んでいたおっちゃんらに手招きされ、ベッドのようなベンチに座って暫し休憩。
おっちゃんらは「ここで寝ていけ」と言ってくれているのであるが、如何せんまだ時間が早い。もう少し走りたいところ。が、一方で、この先いいテン場が得られるかもわからない。休んでいるうちに走るのも面倒になってきた。
すっかり流されて行動を打ち切ることにした。標高1,000mほど。今日は一日中、特に午後から強い向かい風に苦しめられた。

ここにも店で働いているらしい若いアフガン人がいた。どの人もファルシーがネイティブ並みなんだけど、言葉が似ているのだろうか?
パーキングには子犬が二匹いた。ムスリムの国であるイランで犬が可愛がられることはない。ムスリムの世界では、犬は不浄な生き物なのだ。イラン人は決して犬に触らない。
もちろん、ここの子犬も可愛がられていない。時どき蹴られたりしている。キャンキャン鳴いたり、じゃれあってきたり、何にでも咬みついてみたりといった子犬らしさがなく、とても控え目である。そんなことでもしようものなら、おそらく怒られて蹴られるのだろう。不憫である。元気に育つといいけれど。

商店の隣にナモスの部屋があり、店の主人のモハンマドがそこで寝ていいと言う。どこに幕営しようか考えているところだったので、ありがたく使わせてもらうことにした。
それまで部屋には誰もいなかったのだけれど、22:00過ぎ、いざ寝ようというときになって続々とやって来た。車から降りるとナモスの部屋に一直線。寝られない・・・。
次々と人がやって来てきりがない。外のベンチでじっと待つ。
皆さんナモスのためにわざわざ立ち寄っているのだ。それは知っている。そんなところで寝ようとしているやつのほうがおかしい。それも知っている。が、人の国へ来て勝手なことを言うけど、できればナモスは家でやってもらいたい。今は切に願う。

23:30になってようやく人が途切れ、眠りに就くことができた。
夜中にも人が何人か来たが、自分らの寝ていることを見て取ると、黙って隣の部屋に入っていった。スミマセン。一晩お借りします。

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朝から暑い・・・

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どこか他の惑星にでもいるみたいだ

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トルクメニスタンのトラック野郎                  トルクメン人も人がよさそうだ

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風がいっそう強くなってまったく進まない・・・

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子犬も暑くてこのとおり                      早くも行動終了

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店の主人のモハンマド                      ナモスの部屋を一晩お借りしました(翌朝撮影)
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