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ガズヴィンの外れにあるレザの家

2012/6/9 土
始:10:20 ~ 終:16:50 走行:59km
~ Kouhin ~ Aqa-Baba ~ Hoseyn-Abad ~ Qazvin

晴れ。8:00起床。さすがに床がちょっと硬かった。
レストランで朝食を食べ、トイレにて髭剃りと洗髪をさせてもらう。
快適なところだった。お世話になりました。

10:20に出発。まだしばらく上りが続く。
上り切ったところがKouhinの町だった。さっそく小さな商店に寄って冷たいペプシで喉を潤す。
今日も休みの人が多いらしく、どことなくひっそりした雰囲気だ。車が少なく道路は走りやすい。

いい加減下るのかと思いきや、アップダウンの連続であまり下らない。
ガズヴィンの町に入ったところで商店に寄って休憩。最近お気に入りのスナック菓子とノンアルコールビールを買って店の外で食べていたら、隣の店のおっちゃんたちが集まってきて暫し歓談となった。
イスタンブールの宿で手に入れた地球の歩き方を持ち歩いているのだけれど、これを見せるとたいていどこでも大変な盛り上がりようである。実のところ旅の情報源としてはとことん使えない歩き方であるが、地元の人とのコミュニケーションにけっこう有効だったりする。(情報源として見ると)写真が多すぎるといつも思っていたのであるが、コミュニケーション・ツールとして見ると逆に写真が多いことが高ポイントである。
スナック菓子も飲料も平らげると、おっちゃんがスナック菓子とノンアルコールビールを新たに奢ってくれた。

昼はいつもの通り小さな食堂で済ませた。お馴染みのチキンキャバーブとごはんである。
イランのチキンはやわらかくて非常に旨い。それでも毎日食べているとさすがにちょっと飽きてくるけど、米を普通に食べられるところがありがたい。
腹が減ったら食堂やチャイハーナに寄って腹ごしらえという行動パターンがすっかり定着し、行動食という概念は自分らの中からほとんど消えてしまった。

再び走る。そしてしばらく走ってチャイハーナで休む。故にほとんど進まない・・・。
午後は暑くてやってられないということもあるのだけれど、ここのチャイハーナなんて二時間くらいうだうだしてしまった。チャイとジュースを飲んで他の客たちとおしゃべりして、またチャイを飲んで水をもらって、店の人がサクランボをご馳走してくれて・・・という感じでうだうだ二時間も。

重い腰を上げようとしていたところにレザという人がやって来た。なんとなく発つタイミングを逸してしまい、またしばらく話し込む。
自分らはそろそろ・・・とマユミと話していたところで「うちに泊まっていけ」とレザに誘われた。
今日もあまり走っていなかったし、時間もまだ早かったからさすがに迷ったのだけれど、どうにも気持ちが折れてしまってありがたくお世話になることにした。

レザの車の後ろを追ってご自宅に案内してもらった。16:50、本日の行動終了。
自宅は庭付きの一戸建てで、まだ新しいように見えた。住まいは二階。半分地下になっている一階は空いているようである。
家族は奥さんのマリアンと二人の兄弟、兄のソウベ(16歳)と弟のソブハン(2歳)である。着いた時はソブハンが寝ていたので静かに話をしていた。

いったん出かけたレザが、少しすると友人を連れて戻ってきた。ちょっとだけ英語を話せる人で、そのためレザがわざわざ連れてきてくれたのだと思う。
アイスとチャイをいただきながらあれこれお喋り。イラン人はタイとマレーシアにはビザなしで行くことができるらしい。レザもマレーシアに行ったことがあると言っていた。
シャワーも浴びさせてもらった。トイレは外にあるのだがシャワーは二階の寝室の奥にあるという、ちょっと変わったつくりの家だ。
そのうちソブハンが目を覚ました。最初はおとなしかったのだけれど、実はこの子は怪獣だった・・・。

マリアンに連れられてお邪魔した道を挟んだ向かいの家は、女の人と子どもがいて賑やかだった。
スイカをいただきながらお喋りしているうちにどんどん人が増えてくる。なんでもレザの弟さんの奥さんが五姉妹であるとかで、その五姉妹が全員集合である。それぞれに小さな子どもがいてもう滅茶苦茶。収拾がつかない。圧倒されるばかりである。

タイミングよくレザに声をかけられ、マユミをその場に残して車で出かける。
どこに行くのかと思っていたら、着いたのは畑。一面広大な畑。どうやらレザの畑であるらしい。と言っても、レザが実際に畑で作業をしているわけではなく、人に貸しているということのようである。つまりはレザの家は大地主の資産家であるというわけだ。

向かいの家に戻るとものすごい騒々しさであった。そろそろ戻ろうとレザに言われたときは心底ホッとした。
が、それも束の間。今度はこの家の怪獣が本来の力を発揮。わがままし放題でどうにもならない。マリアンの言うことなど全く聞かないし、叱られると今度は泣き散らすという最悪のわがままっぷりである。
レザが来て叱るのかと思いきや、全くその気はなく甘やかし放題。これには閉口した。ここまでダメダメなバカ親を見たのも久しぶりである。
さらには怪獣にせがまれるまま、人の自転車を勝手に動かして子どもを乗せて遊んでいる・・・唖然。
自転車は荷物を積んだままであるから倒されかねない。人の家にお邪魔していてなんなのだけれど、声をかけてやめてもらった。
「だってベイビーが遊びたがるんだよ」(想像)と言葉を返すレザ。この先怪獣はどこまで巨大になるのだろう・・・他人の子ながらちょっと心配になった。

22:00過ぎ、レザの友人も交えて夕食をいただいた。
夕食後に次々と来客があり、0:00を過ぎても途切れない。さすがイラン・・・。
そのうち先ほどの姉妹までやってきて収拾がつかなくなる。
もう寝たい。いや、勝手な話なんだけど、ホント休ませてもらいたい・・・。

風が通らず家の中が異様に暑い。
「暑いから外で寝るか?」とレザが言うので見にいってみると、ホントにただの外だった。ここに何か敷いて寝るということらしい。それはないだろ、と思ったものの、家の中はとにかく暑いしまだ客はいるし、外でもいいかという気分になった。
が、結局リビングに布団を敷いてくれた。お客さんが帰り横になれたのは1:00頃だったろうか。
標高1,400m以上あるのにこんなに暑いとは・・・家の造りが悪いのかもしれない。
ちなみに、ここの家族の人たちは布団を並べて全員外で寝ていた。夜中に雷雨があったのだけれど、大丈夫だったのだろうか。

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レストランにいた子犬・・・すっかり卑屈になっている
ちなみに、日本では見かけないが他の国にはきちんと座れない犬が多い なんでだろ?

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今日のルートはこんな感じ                チーズスナックをごちになりました

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こういった店でよく休憩している             この日はレザのお宅にお世話になった

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五姉妹全員集合! すごいパワーで収集がつきません・・・

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広大なレザの畑                    この晩、家族は暑くて外で寝ていた(翌朝撮影)
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