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パトナ

2010/2/3 水

5:30頃ようやくビールガンジに到着。
群がるリクシャーの運ちゃんや馬車の御者を振り切って食堂でチャイを飲みながら明るくなるのを待つ。


ビールガンジ1 到着_サイズ変更
真っ暗なビールガンジに到着


明るくなった7:00前に行動開始。
少し歩いたところで人のよさそうなインド人のじいちゃんのサイクル・リクシャーを捕まえ乗っていく。国境まではけっこう距離があった。


ビールガンジ3_サイズ変更
ビールガンジのバス乗り場周辺


ビールガンジ4_サイズ変更


国境へ向かうリクシャーから1_サイズ変更
国境へ向かうリクシャーから


ネパール側国境3_サイズ変更
ネパール側の国境ゲート


まずはネパール側のイミグレで出国手続き。
他に客はおらず、世間話でもするように和やかに終了。
ところで、ネパール側でもインドの鉄道やバスのチケットを斡旋しているが、ネパールで買ったチケットはインドで通用せず、おそらく買いなおす羽目になるので要注意!

じいちゃんのリクシャーに乗って橋を渡り、ラクソールのイミグレでインドの入国手続き。
こちらも他に客はおらず、やはり世間話でもするように和やかに終了。


ラクソールへ1_サイズ変更
国境の橋を渡る


インドに入った途端、牛や犬、ヤギなどの動物が増え、早朝から街を掃除している人もたくさんいる。道路脇にはチャイの屋台がズラリと並ぶ。
なんかインドに入ってホッとした。

そのままじいちゃんにバス乗り場まで連れて行ってもらう。
じいちゃんの話では、ラクソールからブッダガヤに行くダイレクトバスがあるらしい。
人に聞いて案内してくれたエージェントで一人350R(665円)で確かにチケットは買えたのだが・・・。

親切なじいちゃんはバス乗り場まで荷物を運んでくれた。

9:00過ぎにバスは出発。
途中のラクソールの道は延々と麦畑と菜の花畑の続く中をひた走る。点在する集落には動物もたくさんいてほのぼのとした空気に包まれている。
久々に車窓にかぶりつきになり、寝ているどころではなかった。
土の色一色だったネパールに比べてずいぶんと生命の息吹を感じる。

と、しばらく進むとバスの右前輪がパンク。
のどかな田舎道でタイヤ交換するのを他の乗客と一緒に外に座って眺める。


パトナへの道 タイヤ交換中_サイズ変更
タイヤ交換中


のどかな農村地帯1_サイズ変更
周りはのどかな農村地帯


15分ほどでリカバリー。
そこからしばらく行くとキレイな田舎の景色は終わり、いつも通りのごみごみした風景に変わった。

途中に停まったどこかのバススタンドから出発する際、今度は隣のバスを擦っちゃうし・・・なんかこのバスはバタバタしてるなぁ。
今日は風が強く埃が激しく舞っていて、人も荷物も埃まみれになってしまった。

パトナの近くでは渋滞もしており、結局パトナに着いたのは17:00近くだった。
他の乗客が全員降りるので嫌な予感がしたのだが、ここで乗り換えになるらしい。
ヤレヤレ乗り換えかぁ・・・と思いながら乗務員の後を追って広いバススタンドの中をブッダガヤ行きのバスを探して歩き回ったのだが・・・ここで問題発生!到着が予定より遅れた所為か、ブッダガヤ行きのバスなどどこにもいない。

ブッダガヤでなくガヤ行きのバスに乗せようとするが、そんなものは当然却下!
しまいには金を返すから列車とリクシャーで行けときた。
50R(95円)で行けるから、と一人50R二人合わせて100Rしか返そうとしない。
ふざけるな!こっちはラクソールからブッダガヤ行きのバス代として一人350R(665円)払ってるんだ!
エージェントのマージンもあるので幾ら返してもらうのが妥当なのか正確なところはよくわからないが、ラクソールからパトナまでのバス代は幾らか聞くと110R(209円)と言う。
「だったらもう100R(190円)、一人100Rずつ返せ」という線でこっちも一歩も引かずに応戦。

大声を張り上げて揉めているとあっという間に人垣ができる。
こっちに分があると思ったのか、仲裁をしてくれた人が味方してくれたので助かった。
「そりゃお前が悪いよ・・・」みたいな感じで諭されて乗務員は渋々もう100R返してくれた。
ひょっとして自腹を切っているのかもしれないが、まぁラクソールに帰ってからエージェントと気の済むまで揉めてくれ。

こういう時、同じインド人だからと無条件にインド人の見方をすることがないところがインド人のすごいところだと思う。
インド人は議論好きだが、感情論ではなく話の脈絡からどちらに分があるかを判断できるらしい。
これが例えばベトナムあたりだったら、間違いなく全員を敵に回すところだ。

そんなことですっかり疲れてしまい、暗くもなってきたので仕方なく今日はパトナに一泊することにした。
バススタンド近くのホテルを当たってみたがどこも満室。パトナもツーリストが少ないところなので、ツーリスト向けの安宿みたいなところは特にないらしい。

仕方なしにサイクル・リクシャーのおっちゃんに案内してもらう。
二軒目でようやくヒット、800R(1,520円)と言ってきたところを500R(950円)にまでまけさせて交渉成立。


HOTEL CRYSTAL外観_サイズ変更
HOTEL CRYSTAL(翌朝撮影)


HOTEL CRYSTAL 105_サイズ変更
HOTEL CRYSTAL 105


宿の人に聞くと、ブッダガヤ行きのバスは宿から3kmくらい離れたところにあるHOTEL KAUTALYAのTOURIST CENTERから出ているらしい。
席の予約もそこでできるらしいので早速行ってみることにした。癪だが着いたばかりで土地勘もないので、またさっきのリクシャーのおっちゃんの世話になる。
行ってみるとチケットはあっさり取れた。ふ~慌しいなぁ。

宿の近くは新市街といった風情でローカル食堂などまったく存在しない。
これも癪だが、はじめてチップを置いてくるような店で食事をしてしまった。まぁ値段の方はビックリするほど高くはなかったのだが。
着いて早々無駄な出費が嵩んだなぁ・・・。



2010/2/4 木

インドの旅ももうじき終わろうとしている。
最後は仏教最大の聖地ブッダガヤでのんびりするつもりだ。
ネパールで気分が沈滞気味になったが、インドに入ってまた旅を続ける活力が湧いてきた。

パトナは何の変哲もないただの大きな街なのだが、観光客擦れしてない人々の感じが実に心地いい。
物価も安く、チャイは一杯3R(6円)が相場である。
ポカポカ陽気で暖かく、男の人はズボンではなくルンギ(所謂腰巻、暑いときはたくし上げて短パンのようにする)を身につけている人が多い。パトナまで来ると文化的にはベンガル地方の影響が色濃いようである。


パトナの裏路地1_サイズ変更
パトナの裏路地


パトナの裏路地2_サイズ変更


パトナの裏路地3_サイズ変更



大通りの客待ちのリクシャーの列_サイズ変更
大通りの客待ちのリクシャーの列


14:00のバスなのでのんびり昼にチェックアウト。
宿の外で正直そうなサイクル・リクシャーを拾い、HOTEL KAUTALYAのあるR Blockまで移動。おっちゃんが20R(38円)で乗せてってくれた。

チケット売り場に荷物を預けて時間潰しがてらちょっと付近をぶらぶらしてからバスに乗り込む。


ブッダガヤ行きのバス1_サイズ変更
ブッダガヤ行きのバス


ほぼ時間通り14:00過ぎに出発。
バスはオンボロだが、政府系のバスのため管理はしっかりしている。

やはりインドは面白い!屋台で物食う人、売る人、チャイを飲む人、立ち話する人、座って談笑する人、野グソする人、立ちションする人、寝てる人、自転車を漕ぐ人、作業する人、クリケットをして遊ぶ人、そして一見何をしてるのかわからない人・・・人を見ているだけでまったく飽きない。

野グソはちょっと離れた木陰とかではなく、不思議と線路や道路のすぐ脇でしていることが多い。朝などはラッシュだ。
さすがに目につくのは男か子供だけで、女の人がしてるのは見たことがない。
線路や道路の方に顔を向けてしゃがんでいる人と時々目が合う。山ヤが野グソに慣れてしまっている所為もあるが、その行為があまりに普通で、目が合ったところで別段ばつの悪い感じもない。してる方も平然としているし、あまりにも周りの景色に溶け込んでしまっているのだ。
まぁいずれにしても広い国だからこそできることには違いない。

菜の花畑が延々と続く途中の眺めはとてもキレイだった。
菜の花畑の中を親子連れが歩いていたりする光景はまさに別天地を思わせる。

たびたび通過する町には人やリクシャーが溢れていて思いのほか時間がかかり、ブッダガヤに着いたのは19:00過ぎ。明るいうちに着くだろうと思っていたのだが、5時間もかかってすっかり真っ暗になってしまった。

暗闇の中でバスを降りたところで声をかけてきたラマさんに釣られて日本寺の近くにあるHotel Lord Buddhaに行ってみる。
日本語で話しかけられたのでちょっと怪しいかもと思いつつ、客引きは無碍にしないことにしていて大正解。広くてキレイないい宿に当たった!一泊300R(570円)。
このままこの宿に長居できそうである。明日からがとても楽しみだ。


HOTEL LORD BUDDHA外観_サイズ変更
HOTEL LORD BUDDHA(翌日撮影)


HOTEL LORD BUDDHA 216_サイズ変更
HOTEL LORD BUDDHA 216



余談11 インドのトラックはのんびり走る

(単にスピードが出ないだけかもしれないが)インドのトラックはトコトコ走っていて安全運転であるように思われる。
TATA製の大型トラックには、たいていフロントバンパーのあたりに「SPEED 40KM」などと手書きしてあり、リアパネルには「BLOW HORN」とか「HORN PLEASE」とデカデカと書いてある。他の車が追い越すときは意思表示にホーンをけたたましく鳴らすのがインドの流儀だ。
トラックの車体にはヒンドゥーの神様の絵やスィク教のシンボルマークなども手描きしてあり、派手派手なのだがどことなく愛嬌があって憎めないような雰囲気を醸し出している。


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