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施しをいっぱい受けた一日

2012/5/13 日
始:9:40 ~ 終:15:15 走行:49km
~ Gremi ~ Kvareli ~ Tsitskanaantseri ~ Akhalsopeli

昨晩は一晩中雷雨だった。稲光と雷鳴に時どき起こされて眠りを妨げられる。
雨は夜明けまで降っていたが、6:00頃になって唐突にやんだ。その後は日が差して、今度は暑くてテントの中にいられなくなる・・・。

のんびりテントを干してから出発。
残りの距離が中途半端。普通に走れば今日中にアゼルバイジャンに入国できてしまうわけであるが、夕方入国して勝手がわからないのもなんだしなぁ・・・ということで、国境手前でもう一泊刻む腹積もり。グルジアが美しくて居心地がいいせいでもある。

今日のルートも美しい。木がたくさんあって緑が濃い。牧草地とブドウ畑も目につく。このあたりはワインの生産が盛んであるらしい。
左手(北側)には雪をかぶったカフカス山脈の主峰群が一部見えている。
道路は全線舗装で車も少ない。走っていてとても気持ちのいいルートである。

道路脇に水場を見つけてすかさず洗濯。ついでに手足に顔、頭も洗って髭まで剃る。
馬を連れて水場にやって来たおっちゃんが、「アルーチャ」と呼んでいる果物を袋いっぱいくれた。このアルーチャってのはたぶん日本にはないと思う。というかはじめて見た・・・。
オリーブくらいの大きさの緑色の果実で、すごくすっぱい。顔をしかめるほどすっぱいのだけれど食べ始めると不思議とクセになるこの果実、土地の人たちは好んで食べているようである。
そのあとでやって来た陽気なおばちゃん連中は、今度はネギとかキュウリとか食べきれないほどの野菜をくれた。
ありがたいことです。
結局、おしゃべりも交えて一時間半近くも水場でのんびりしてしまった。
Kvareliのあたりまで来て人が陽気になったような・・・。

水場をあとにしてちょっと走ると、道端に座ってキュウリを売っている親子がいた。おばちゃんに呼びとめられて自転車をとめると、またまた食べきれないほどのキュウリをくれた。しかも、今度のやつは売り物にしているだけあってとても大きく見映えもいい立派なキュウリだった。
ありがとうございます。

Akhalsopeliの町中に入ると今度は店のおっちゃんに声をかけられ、またまた自転車をとめる。
店のおっちゃんとおばちゃんがビールとチーズの燻製のようなつまみをご馳走してくれた。なんだか今日は施しを受けてばかりだ。
で、そんなことをしてる間に雨が降ってきた。走ってきた方角を見ると真っ暗・・・礼を言って急いで店をあとにする。

雲行きがいよいよ怪しくなってきたので、その先の商店で食料の買い出し。ちょうど水も出ていたのでついでに汲ませてもらう。残念ながら水はちょっと濁っていたのだが致し方ない。
雨が強くなってきたので急いでテン場を探す。
そんな中でも道端で一杯やっている牛追いのおっちゃんが、「ちょっと来て一杯やっていけ」と声をかけてくれる。いや、雨降ってますから・・・。
気持ちだけいただいてテン場探しを急ぐ。
しばらく走ったところで畑か牧草地になるのであろう広い土地の中に木立ちを見つけ、その隅に幕営した。毎度雨の中の幕営ってのは不快だ。

昨日、グルジアの牧羊犬は賢いと褒めたばかりであるが、中には主人が制止するのを聞かないバカなやつもいる。
今日はマユミが後ろに積んでいるスペアタイヤに噛みつかれた。
やはりオオカミなんかと一緒で、本能的に後ろに回りこんで攻撃してくる習性がある。

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美しき道は続く・・・                      要塞のような教会

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緑が濃くて心地いい                       水場で髭剃り

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野菜をたくさんいただきました                立派なキュウリもいただきました

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最後まで美しい国である                   ビールをご馳走になる

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人が陽気になったような・・・               相変らずテン場には困らない
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