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黒海に出る

2012/4/10 火
始:8:45 ~ 終:17:30 走行:74km
~ Bucakoglu ~ Gümüşhacıköy ~ Sarıköy ~ Merzifon ~ Mesudiye ~ Havza ~ Yenice

朝は快晴であったが昼頃から雲が出て、その後は曇ってしまった。しかも、黒海に向けて北に進路をとってからは寒い寒い。一日中向かい風にも苦しめられた。

出だしから緩いアップダウンが続く。向かい風のためまったく進まない。
Merzifonの先で道がアウトバーン調に戻り、15kmほど走ると分岐がある。
D100(E80)はそのまま東へ、アララット山の南を通ってイランに向かう。一方、D795は黒海に向かって北上する。トラブゾンを目指している自分らは、ここでD100を離れてD795へ。

トンネルを三つ四つくぐると(おかげで山越えせずに済むから楽チンだ)、如実に気温が下がった。晩秋にでも戻ってしまったかのように寒い。
Havzaで腹ごしらえをして、水5Lと食料の買い出しも済ませる。
引き続きD795を北上するが、前方の雲行きが怪しい。気温もますます下がってきた。寒気でも入っているのだろうか・・・。
こんな時にいただくチャイってのがまたありがたい。生き返るわ・・・今日もGSでチャイをたくさんいただきました。

寒いながらも最後に寄ったGSで頭を洗わせてもらい、水も汲ませてもらった。
今日のテン場も道路脇の牧草地。木立ちの中に幕営して一日終了。
19:00過ぎから雨が降った。

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朝は快晴!                        今日もGSでチャイをたくさんいただきました

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ここはスルー                        向かい風でまったく進まねぇ・・・

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チャイをいただく@GS併設のレストラン          急に寒くなった・・・

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今日のテン場も牧草地

2012/4/11 水
始:8:50 ~ 終:18:00 走行:83km
~ Toptepe ~ Tepecik ~ Kavak ~ Tekkeköy ~ Çakallı ~ Çivril ~ Samsun

くもり&ガス。日が出ず寒い一日だった。
朝の気温5℃、日中も気温はほとんど上がらない。昼間なのに薄暗く、風が吹くととにかく寒い。カッパを含め四枚も着込んで走ったのなんてオフリドを発って以来だ。

Tepecikまで上って、そこからKavakまでは下り。寒い寒い・・・。
Kavakのロカンタスでチョルバ(スープ)とパンで腹ごしらえ。店のおっちゃんがチャイをご馳走してくれた。

寒くて早く標高を下げたいところなのだが、アップダウンが続いてなかなか標高が下がらない。休憩のときGSで出してくれるチャイがとてもありがたい。
ちなみに、図々しい言い分だけれどGSには当たりはずれがあって、チャイのないGSもたまにある。(だんだん図々しくなってくるのが自分でもわかる。GSに寄ると当たり前のようにチャイを期待している自分がいる・・・親切にされているとそれが当たり前のように思えてくるところが嫌だね。)

道路は今日も工事中の区間が多く、対面通行になるとトラックが多くて不快である。トルコはホントにトラックが多い・・・。
Çivrilで上り返しがあってからようやく下りに入る。黒海まで一気に下る。
途中で電池切れになり、Samsunに入ってすぐ裏路地にあるロカンタスに寄る。ドネル・ケバブで腹ごしらえ・・・他にもいろいろメニューがあるわけなのだけれど、なんだかんだ一番安くていつも鶏肉のケバブに落ち着く。
トルコのケバブは実に旨い!はずれがない!
これがシリアやレバノンなんかだとどうしてああもしょっぱくなってしまうのだろうか・・・。

ロカンタスの隣がサロンとなっていた。
出発しようとしていたら、そこから「チャイを飲んでいけ」と声がかかり、よばれてご馳走になった。サロンというのは所謂チャイハネのことだった。
自分らのことを初見で日本人と見てくれる人は少なく、最近は「トルクメニスタン?」「タジキスタン?」などと聞かれることが多い。
日本人とわかると、ここサムスンではあるサッカー選手の話をされる。なんでも日本でプレーしていたあるトルコ人の選手というのがサムスンの人であるらしい、もしくはその選手が今はサムスンでプレーしているということのようである。

さて、サムスンは大きな町である。
が、人に聞きまくって自転車屋を探してみたものの、やはり自転車屋はなかった・・・。小さな修理屋はあるのだけれど、ホイールやらリムを置いてあるような店なんてのは皆無。
サムスンでホイールを入手するのは諦めた。
一方、町中には自動車部品店街のような一角があって、自動車の部品を扱う店がズラリと並んでいる。活気があって壮観だ。自動車の部品ならここでなんでも手に入るんだろうけどなぁ・・・自転車の部品は手に入らんね。
そもそもトルコでは自転車自体あまり見かけないし、スポーツバイクとなるとまったく目にしないから無理もない。

銀行のATMでお金を下ろしてから隣のBIMで食料の買い出し。
トルコのスーパーと言えばBIM!けっこうあちこちでお世話になっている。
BIMの隣がチー・キョフテの店になっていて、店の前に自転車を立てかけようとしていたら、「チャイ飲んでいきなよ」と店の人に声をかけられた。
で、買い物を終えて店に顔を出すと、チャイのほかにチー・キョフテまでご馳走してくれた。
美味!あまり濃い味付けではなくて実に旨い。以前イスタンブールの街角でご馳走になったチー・キョフテより断然旨かった。
店の人と一緒に写真を撮っていると、路上で魚を売っているおっちゃんなんかも集まってくる。トルコのおっちゃん、兄ちゃん連中はとにかく陽気で人がいい。皆さん旅人にとっても優しい。
ちなみに、(トルコによらず)ムスリムの国では(おばちゃんも若い子も問わず)女性と関わることは比較的少なくて、せいぜい挨拶を交わす程度である。明るくもてなしてくれるのは100%おっちゃんか兄ちゃん。

楽しく話をしながら(言葉はまったくわからないけれど・・・)チャイを何杯もいただいていると、17:00近くになってとうとう雨が降ってきた。霧雨のような細かい雨。
店のおっちゃんたちに礼をしてテン場を探す。探すったってまだサムスンの町中なんだからテン場なんてそうそうないが。
なぜだかトルコのアスファルトは濡れるとものすごく滑る。ほとんどツルツルの状態になる・・・。
テン場を探しながら黒海沿いを走っているとき、後ろでマユミが転倒。段差の手前で減速した自分に続いてブレーキをかけた途端、フロントがツルリとスリップダウンしたらしい。
幸い本人も無傷だし自転車にも大きなダメージはなかったのだけれど、すんでのところで後続の車に轢かれるところだった。雨の日のトルコの舗装路には要注意・・・。

どうにもテン場が見当たらず、サムスンの出口付近で道路脇の小さな林の中に幕営した。まだ町中だしお世辞にも快適とは言えないテン場であるが、雨が降っているし贅沢は言ってられない。
テントを張ってからドーズをチェックしてみると、オフリドで調整したばかりのリアホイールが振れていた。今の転倒で振れたのかそれ以前から振れていたのかわからないが、リムにクラックが入りまくってる状態でスポークを張るのはあまりにリスキーなので、とりあえずそのままに・・・。

ところで、当たり前といえば当たり前なのだけれど、トルコでも英語はまったく通じない。むしろ、これも稀にだが「ドイツ語できる?」と聞かれてビックリしたわ。(あとになって知ったのだが、トルコからドイツやオランダに出稼ぎに行く人が多いらしい。)
日本にいると、英語ってのはとかく万能な言語であると思いがちであるが、大きな誤解である。実は驚くほど通用度が低い。いやマジで、英語圏の国かその昔イギリスの息のかかった国でもない限り、ほんの片言すら通じないから衝撃的だ。そもそもヨーロッパの地でほとんど通じないから・・・。
数ある言語のうちの一つ、という認識でいるのが正しい。だのに、どこに行っても英語で押し通そうとするイギリス人やアメリカ人などは傲慢以外の何者でもないと思うぞ。
ちなみに、西アジアから中央アジアの地にかけてトルコ語が話せると案外強い。トルクメン語、ウズベク語、カザク語、ウイグル語、etc...テュルク諸語はどれもとても似かよっているからだ。トルコ語が話せれば意思の疎通が可能である。

会う人会う人皆が明日は天気が悪いと言う。明日は停滞かもしれん・・・。

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久々に寒い朝                        Kavakのロカンタス

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寒い寒い・・・                         GSのチャイに救われる

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サロンの前にて@サムスン                 こちらサロンのマスター

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おとなしい犬もいる・・・すごいメタボだった       チー・キョフテのお店 後ろは魚売りのおっちゃん

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これがチー・キョフテ                     こうして魚を売っている もちろん黒海産

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道路脇の小さな林の中・・・

2012/4/12 木
半ば計画通り停滞。
朝起きると雨は降っていなかったがテントはびしょびしょ、疲れも溜まっていてなんとなく気分も乗らなかったから停滞にした。
が、一日中どんより曇っていたものの、結局雨はほとんど降らず。
ものすごく退屈な一日となった。休養だけは十分とれたけど・・・。
じめじめしていて快適とは程遠い林の中でも、夕方までにテントはほぼ乾いてしまった。
やっぱ停滞ってのはよほど天気が悪いか体調が悪いか、はたまた逆によほどテン場が快適なとき以外するもんじゃないな・・・。
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