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ドーズのリムが割れる・・・

2012/4/9 月
始:8:20 ~ 終:17:45 走行:81km
~ Ortalıca ~ Beygircioğlu ~ Hacıhamza ~ Kızıltepe ~ Osmancık

晴れ。久々のいい天気。
意気揚々と出発の準備をしていたら、マユミから悪魔の一言。「ホイールが割れてるかも・・・」
見てみると、リアのリムのスポークの付け根のところにクラックが入っている。しかも何箇所も・・・。
いきなり気分はブルー。
ちなみに、ドーズのリアホイールはブダペストで新調したばかりのものである。

その日の夕方テントを張ったあとでじっくり見てみたら、ほとんど全てのスポークの付け根のところにクラックが入っていた。一番程度の酷い一本なんて根元が浮いてしまってリムからスポークが抜けそうな状態・・・。
なんちゅー脆いリムだ。ブダペストの自転車屋で買うときに、「こいつは頑丈だから大丈夫だ」と店の人が太鼓判を押したリムなのに・・・。
ちなみに、自分らは路面の状態にはちょっと神経質なくらい気を遣っているほうである。普通なら躊躇なく突っ切るような段差でもこれでもかというくらい減速しているし、ダートもノロノロ運転だ。(そのかいあって二台ともここまでほとんどパンクもしてない。特にキャノンデールのほうはユトレヒトを発って以来パンクはゼロだ。)
だのに、ここまで気を遣っていたわっているというのに、リムにクラックが入るってどういうこと???どうしようもないダメダメのリムだったってことか???
残念ながらブダペストあたりではこんな程度のホイールしか手に入らないということだ。
元はといえばウクライナでユルジンが追突してきたのが悪い・・・今さらそんなこと言ってもはじまらないのだが、ついつい愚痴の一つも言いたくなる。
あぁぁドーズが元々はいていたホイールは強くてなんの問題もなかったのに・・・。

けっこうピンチ・・・。
このホイールで日本まで帰れるとはとても思えないし、この時点ではリムのスペアも持ってなかった。
これから通る大きな町、例えばサムスンやトラブゾン、はたまたトビリシでもいいから、ホイールが手に入るだろうか?28in-36H(この際32Hでもいいから)のまともなホイールがイスタンブール以東で入手できるとはとても思えないのだが・・・。
いずれにしても、しばらくは騙し騙し走るしかない。

今日は出だしからアップダウンが続いた。しかも昨日は強い味方だった風が今日は強敵・・・Osmancıkの手前まで谷沿いに強い向かい風が吹いていた。
今朝は朝食にパン数切れしか食べていなかったから、のっけからいきなり腹ペコ。
一時間ほど走ったところで道路脇から「チャイ!チャイ!チャイ!」と声をかけられて迷わず釣られた。
そこはテントで営業しているチャイハナ。店のおっちゃんのほかに客のおっちゃんが三人、外のテーブルでチャイを飲んでいた。
ここのチャイマシーンは、炭火で入れる銅製の素敵なチャイマシーン。早速、入れてくれたチャイを美味しくいただく。
店のおっちゃんは「なにか食べるか?」と言って、トルコ版トーストまでご馳走してくれた。チャパティーのような薄手のパンにチーズを挟んで焼いたもので、とても美味。
腹いっぱいいただいた。チャイも何杯いただいたことか・・・。
朝一のっけから一時間ものんびりさせてもらってしまった。ブルーな気分の中、トルコの人たちの明るさだけが救いである。

おっちゃんらに礼を言って再びスタート。
その後も「チャイ!チャイ!チャイ!」と沿道からしきりに声がかかったが、気持ちだけいただいてひとまず先を急ぐ。
が、風に阻まれてまったく進まねぇ・・・昨日に続いて工事中のところが多く道も悪い。
昨日に比べてトラックがグッと少ないような気がする。ひょっとして運送関係は月曜休みのところが多いのだろうか?

休憩に寄ったGSで珍しくコーヒーをご馳走になり(外国人と見てわざわざコーヒーにしてくれたのかもしれない)、トイレで髭も剃らせてもらった。
相変らず快適なトルコのGS・・・裸で水浴びする以外のことはなんでもできてしまう。
GSに併設されたロカンタ(食堂)で昼食にした。二人でアイランまで飲んで7.5TL・・・トラックの運ちゃんで賑わうここのロカンタは安かった。やっぱこのくらいだろ・・・でなきゃ運ちゃんだって外食する気にならんだろ。

今日通過する唯一の町らしい町であるOsmancıkで食料の買い出し。
気温が上がって生肉を持ち歩けなくなった・・・欲しいものもなかなか一発で手に入らず、買い物に時間がかかるようになった。道路沿いに店がなく、わざわざ町の中に入らなくてはならないのも面倒といえば面倒である。
でも、Osmancıkの歓待っぷりはすごかった。特に子どもたちが大騒ぎで、学校の目の前の商店に寄ったときなんかキャーキャーはしゃぎながら集まってきた。有名人にでもなったような気分・・・。
町の中心部の入口にはトルコ軍のスターファイターが置いてあった。

買い物を終えて走り出してからも、沿道でチャイを飲んでいる人たちから「チャイ!チャイ!チャイ!」としきりに声がかかる。検問中かなにかの警官からも「チャイ!チャイ!チャイ!」と声がかかったりする・・・。
いやはや、トルコ人のホスピタリティーにはホント脱帽だ。
今日はぜんぜん進んでいないこともあり、ここも気持ちだけありがたくいただいて走り続けた。

途中GSで水を汲ませてもらい、Osmancıkから30kmほどのところで道路下の牧草地のようなところに幕営した。標高900mほど。
(Osmancıkのちょっと先まではテン場天国であったが、その先で谷が狭まってテン場が乏しくなる。)
テントを張ってからドーズのリアホイールをじっくり見てみて愕然とした次第。
どうせダメダメなホイールならむしろオーストリアあたりで壊れてほしかった。そうすりゃホイールなんてよりどりみどりだったのに・・・。

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「チャイ!チャイ!チャイ!」の声に吸い込まれた    そこはテントで営業しているチャイハナ

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おっちゃん自慢のチャイマシーン              久々のいい天気

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毎度GSでもチャイをご馳走になる            学校の子どもたち・・・すごい歓迎っぷり

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ここにもあったスターファイター!

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この先は谷が狭まる                    道路下の牧草地のようなところ
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