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さらばブルガリア!そしてちょっとだけギリシアをかすめる

2012/3/22 木
始:8:40 ~ 終:17:25 走行:82km
~ Клокотница ~ подкрепа ~ Стойково ~ Харманли ~ Любимец ~ Кап Петко Войвода ~ 国境

快晴の8号線(E80)を東へ向かう。今日は丘のアップ・ダウンが続くルートだった。
ここへきてホーンを鳴らしながら手を振ってくれる車が増えたような気がする。

ХарманлиのBILLAで食料の買い出し。
これまで冬の間は生肉やバターを買って持ち歩いていたのだけれど、そろそろ暑くなってきたのでヤバイ。今日から夕飯のメニューを変更し、生肉やバターを持ち歩くのをやめることにした。

ブルガリアはバラの一大産地で、香水などに使われるバラの香料は世界市場の七割がブルガリア産である。
今走っている道の一本北にある6号線がバラの谷を抜けるルートで、バラ祭りで有名なカザンラクやカルロヴォなんかを通る。もっともバラの芽吹きはまだ先で、今の時季にバラの谷を走っても何もないのだろうけど・・・。
ブルガリアのスーパーではバラのジャムが普通に売られていて、しかも値段は他のジャムとほとんど変わらない。ここのところ食べているのだけれど、これがまたサッパリしていて実に旨い・・・。
今日は買いだしのついでに「バクラヴァ(Баклава)」というクルミ入りのパイも食べてみた。これも美味・・・。

Харманлиから先、ちょっと北側をアウトバーンのA1が並走している。
で、道なりに走っていたらいつの間にかA1に吸い込まれている。地図上では完全にアウトバーンだし、道路標識も緑のものに変わるのだが、ひょっとすると自転車も走れるのかもしれん・・・いや、あまりにも自然に吸い込まれたから・・・。
が、走ってみてちょっと先でやっぱダメということになったら困るので、ちょっと戻ってE80で迂回することにした。

国境手前の最後の大きな村であるЛюбимец、ここで道路沿いにあったバー兼レストランに寄ってみる。もちろんずっと気になっていたブルガリア料理を食すため。
タラトールはヨーグルトをベースに刻んだキュウリの入った冷たいスープで、典型的なブルガリア料理・・・大変美味。でも、ブルガリアはそもそもヨーグルト自体がとても美味しく、ヨーグルトをそのまま素で食べるのが一番美味しいのではないかと思ったりもする。
カヴァルマは肉と野菜を炒めた料理で、トルコにもある・・・やはり大変美味。
ショプスカ・サラダはチーズの乗ったサラダで、セルビアなどバルカン半島の国々でもポピュラーな料理・・・これも美味。
してお会計のほうは・・・コーラも飲んで14BGNぽっきり、つまり二人で7ユーロもしない。安い!

このあたりまで来るともう完全にトルコの雰囲気で、店のTVでやっているのもトルコのドラマ。
さて、この店でもおばちゃんに「ドイツ語はできる?」と聞かれた。なんでブルガリアの人たちはそんなにドイツ語ができるのだろうか???
ところでブルガリアは、統計上はスラブ系のブルガリア人が80%以上を占めているが、道を走っていたり町中を歩いていて見かける感じからすると、ロマやトルコ人の比率がもっとずっと高いのではないかという気がする。
ちなみに、ブルガリアでもロマは態度がデカイ。スーパーなどではそこのけそこのけ状態でかたまってズンズン歩いている。

Кап Петко Войводаで道が二俣になる。
E80をそのまま走ればダイレクトにトルコに入れるのだが、地図によると、なぜかE80がトルコに入った途端にアウトバーンになってしまう。もしかして自転車も走れるのかもしれないが、いざ行ってみて走れなかったらシャレにならんので、二俣を右に入って一本南のE85を走ることに。
このあたりは三国の国境が交わっていて、E85はギリシアに入る。よって、ほんの20~30kmであるが、いったんギリシア内を走ることになる。

国境手前のカフェで、余ったお金でコーヒーを飲む。
カフェのTVでやっていたのも、もちろんトルコのドラマ。そのドラマはマフィアものらしく、アジア系の人が出ていたので見ていると・・・(アジア系の)男がシャツをバッとめくると、「山口組」と刺青されていたのでビックリ。ブルガリア語吹き替えの台詞でも住吉組がどうとか言っていた・・・。
演じているのはどう見ても中国人だが、日本のヤクザという設定のようである。
さすがは大の親日国、トルコ・・・と言いたいところだが、間違いだらけで突っ込みどころ満載だ。もしかして中国人の作ったドラマか???
ちなみに、中国人(だけではないが)は日本文化や日本食が広く世界中で受けがいいことをよく知っていて、映画やドラマ、レストランなどなど、「日本」をうたってやっているものがよくあるのだけれど、日本文化が世界に間違って伝わっている原因の一端はここにあると思う。

ブルガリアとギリシアの国境は、お互いEUの加盟国同士であるのだけれどしっかり機能していて、越境するのにけっこう時間がかかった。
双方のチェックポイントの間には1kmほどの緩衝地帯がある。
ギリシア側のイミグレは、なぜかギリシアからブルガリア方向の窓口しか開いておらず、一人の女性が逆方向のゲートも慌しくリモコンで開け閉めしていた。
その女性が、自分らのパスポートのホログラムに紫外線を当てたり、透かしを見たりして妙に念入りにチェックしてたけど、中国人あたりが日本の偽造パスポートで密入国するようなことでもあるのか???
窓口が片側しか開いてないものだから、自分らのようなイレギュラーな通行者がいると途端に両方向とも渋滞してしまう。

さて、二年ぶりのギリシア。久々に目にするギリシア文字がとても新鮮に映る。
国境からちょっと走ったところでさっそくテン場を探す。
道路を逸れてちょっと上がった丘の上にいいテン場が見つかる。付近の偵察がてら試しに丘の反対側に下りてみると・・・なんとそこにはフリーのバーベキュー場?のようなところがあった。人などまったく通りそうにないこんな場所にこんなものがあろうとは・・・。
こちらのほうが断然快適だし、怪しまれない(国境近くなので一応気にしている)。即決してテントを張る。
まるで静かなキャンプ場が貸切であるかのような、実に快適なテン場であった。

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丘のアップ・ダウンが続くのどかな道

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ブルガリア料理を食す                  タラトールはヨーグルトの冷たいスープ

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カヴァルマは肉と野菜を炒めた料理

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ちょっとだけギリシアをかすめる                フリーのバーベキュー場?
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