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リラの僧院

2012/3/18 日
始:8:45 ~ 終:18:15 走行:87km
~ Черниче ~ Симитли ~ Железница ~ Благоевград ~ Бараково ~ Пороминово ~ Кочериново ~ Стоб ~ Рила ⇔ Пастра ⇔ Рилски Манастир

快晴。朝はまだ冷え込むが、日が出るとポカポカである。
日に当てて軽くテントを乾かしてから出発。数km走ると山間を出て、広くて明るい谷となる。
マユミがちょっとだけサドルが高いと言うので、1mm下げる。これでようやくポジションが出たらしい。注文がうるさくなったもんだ。

1号線は相変らず快適。このあたりの1号線の快適さは、幹線としては特筆ものであると思う。
Благоевградのあたりまで来ると、リラの真っ白な峰々が右手に見えてくる。なだらかな山容で、どこかこのあたりの景色は伊那谷を思わせる。なんだか家に近くを走ってるみたいだ。

ちょっと早いが日曜でもあるので、Благоевградのスーパーで買い出し。kauflandのような大型チェーンのスーパーは日曜でも営業していて、けっこう賑わっている。
ブルガリアでは、ケバブや日本のハンバーグのようなものを店先で焼いている屋台がよく出ている。kauflandの前にも出ていたので、においに誘われて食べてみると・・・これが旨い!しかも、たっぷり食べて1ユーロもしない。
こういう国にいると、行動食という概念がなくなってくる。腹が減ったら屋台に寄って適当に食べればいいか・・・という感じになってくる。
ブルガリアは物価が安い!物によってはマケドニアより安いような気さえする。自販機のコーヒーだってたったの0.4BGN(20円くらい)で飲めてしまう。種類豊富なヨーグルトは安くて旨い。
ちなみに、自分ら二人は乳製品好きである。これまではよくスメタナのようなやつ(乳脂肪分20%!)を食べていたのだけれど、(ここへきて暑いせいもあって)ブルガリアでは断然ヨーグルトである。
大相撲の琴欧洲は、ブルガリアにいるとき毎日2Lのヨーグルトを食べていたらしいが、はっきり言って一日2Lなんてよゆうで食える。(ただし、たくさん食べても意味がなく、余計に食べた分は体外に排出されてしまうだけだけれど・・・。)
とにかくブルガリアはヨーグルトが安くて旨いのである。

さて、今日はリラの僧院に寄り道をする。リラの僧院はブルガリア正教の総本山で、1号線の分岐から往復70kmくらいのところにある。
道は分岐を入ったところからリラ川に沿って上りとなる。
この上り、勾配は緩いのであるが距離が長い。行ってみたら僧院の標高は1,100mほどだったのだけれど、1号線の分岐から高だか800m上るのに34kmも走らねばならなかった・・・。
緩~い上りがずっと続き、最後の2kmほどだけ6~7%くらい。いつもの山岳路のような辛さはなくて、一言で言うとだるい。昼すぎの一番暑い時間帯ということもあって、とにかくだるい。辛くはないけどやたら疲れる・・・うぅぅむ、わかるかな、この感覚・・・。

冬場の滑り止めのために大量にまいているのだと思うが、途中から道が砂っぽくなる。自分が走る分には何の問題もないのだけれど、対向車や追い越す車があると埃っぽくてかなわない。今日は日曜だからか、大勢のブルガリア人が僧院を訪れているようである。

いやーそれにしても長かった。途中に標示が一つもないからゴールが見えない。駐車場に入りきらず途中に路駐していたおっちゃんに、あと500mと言われたときは正直ホッとした。
辛さはないのにいやに疲れた上り、だらだらした上りだから上り切った達成感というものはまるでなく、単に疲れただけというそんな上り・・・僧院に着いたときにはけっこうヘロヘロだった・・・。

やはりヘロヘロになって上ってきたマユミを待って、しっかり腹ごしらえしてから僧院を見学。
見事だった・・・外見はどうということもないのだけれど、中がすごいんです・・・。
壁も天井もフレスコ画で埋め尽くされた薄暗い空間は実に荘厳で、神聖な空気に満ちていた。ちょうど日が西に傾く時間帯で、窓から差し込む光が幾条もの帯となってフレスコ画を照らし出すさまは、なんとも言えない神秘的なものだった。
残念ながら内部は撮影禁止、さわりすらお伝えできないのが残念であるが、こればかりはその場に行って拝んでみないとわからないと思う。一見の価値十分にあり(あくまで私見ですが)。

僧院を後にしたのは17:00ちょっと前。いやー日が長いってのは素晴らしい。
帰りは30kmの下り。緩い下りでブレーキも不要、実に快適だった。
僧院は21:00頃まで開いているらしく、この時間になっても下からけっこう車が上がってくる。
日暮れ時でさすがにちょっと肌寒かったが、標高500mほどのリラ村まで下ると空気が生暖かくなった。
リラ村を出てすぐの水場(ブルガリアの田舎にはけっこう水場がある)で塩を吹いた顔を洗い、ついでに頭も洗う。もう少し車の通りがなければ、パンツ一丁で水浴びできるところなのだが・・・。

テン場にはまったく困らない。付近一帯に野原や牧草地が広がっていて、運がよければ近くに水場まであるという快適さだ。
水場からちょっと下った道路脇の草地に幕営した。

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幹線としては特筆ものの快適さ           リラの真っ白な峰々が見えてくる・・・どことなく伊那谷っぽい

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リラの僧院に向かって緩~い上りが始まる     途中リラ村を通る

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辛くはないけどやたら疲れる・・・           雪の残るリラの僧院

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親切な人が写真を撮ってくれた              僧院の水をありがたく汲ませてもらう

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中はもっとすごいのですが・・・       水場がチョコチョコあってありがたい

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伊那谷じゃなくてリラ谷の夕暮れ           自宅近くでキャンプしてるみたいだ・・・
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