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ブルガリアへの道・・・最後まで居心地のいいマケドニア

2012/3/16 金
始:8:05 ~ 終:15:40 走行:70km
~ Josifovo ~ Pirava ~ Valandovo ~ Rabrovo ~ Kosturino ~ Strumica ~ Dabilja ~ Borievo ~ Sekimik ~ N.Selo ~ N.Konjarevo ~ 国境

快晴。朝のうちは風が冷たかったが、そのうちポカポカ陽気になった。
快適なM1を走ってValandovo方面の分岐まで。下り基調、景色もキレイだし実に快適。分岐でM1を下りて110号線に入る。
Valandovoまでは盆地の中を走る。盆地の標高は40~50mほどか。
このあたりの雰囲気は、自分の思い描いていたマケドニアのイメージに近い。乾燥した土地にブドウ畑が広がっている。のんびりしていて実にいい感じだ。
住むのにいいかも・・・と思った。
世界中におもしろい国やキレイな国はいくらもあれど、住みたいとまで思える国はそうそうあるもんじゃない。マケドニアは(あくまで自分らにとって)住むのにいいんじゃないかと思える希少な国の一つだ。
自然が豊かで、山には木が生えていて水も豊富。そして何よりも人だ。国の印象というのは、あらかた人で決まると言っていい。マケドニアの人たちは明るくて、そしてホントに人がいい。このゆる~い空気がたまらなく心地いい。
物価も安いし、それでいて物があまりにもないというわけではなくて、必要なものは一通り揃う。暮らしという観点で、とにかく(自分らにとって)ピンとくる国だった。
このマケドニアのよさというのは、スコピエやオフリドをピンポイントで訪れただけでは決してわからなかっただろうと思う。まさに田舎を自転車で走ったればこそであり、自転車に感謝!

マケドニアもワイン作りが盛んである。
物価が安いから、クロアチアやセルビア、モンテネグロなど旧ユーゴ諸国で売っている安いワインはマケドニア産だったりする。自分らもクロアチアにいるときからよくマケドニアのワインを飲んでいた、というか安いワインを買うとほぼマケドニア産だった。
これが安かろう悪かろうではなく、安いのにめちゃくちゃ美味しい。もっとも自分らにワインの味などわかろうはずもないのであるが、めちゃくちゃ美味しくてはずれがないのがマケドニアのワインだった。

Valandovoから平地を南に向かえばギリシア国境である。今は北に向かってブルガリア国境を目指す。北に向かう道は604号線。
ブルガリアに向けて最後の山越えだ。と言っても峠の標高は低く、400mほど。標高40~50mのValandovoから標高差350m、6kmほどの上りである。
天気がよすぎてめちゃくちゃ暑い。マケドニアの山越えでは今日が一番辛かったような気がする・・・。
道ゆく乗用車やトラックの人たちがしきりにホーンを鳴らしながら手を振ってくれる。その声援に救われた。

マユミが上りでまた膝を痛める。これから先(ある意味ここからが本番なのであるが)大丈夫であろうか・・・ちょっと心配になる。
峠に着いてマユミを待っているとき、ダンプの運ちゃんが唐突にチェーンをくれた。どう見てもサイズが合わないのであるが、せっかくなのでもらっておいた。もっとも、あとでよく見たらかなりくたびれていて、ピンも何箇所か脱落しているので結局捨ててしまったのであるが・・・。

峠の先は明確な下りとはならず、そのままの標高でしばらく集落が続いていた。
KosturinoからStrumicaまでは川沿いの緩~い下り。途中に湧き水が出ていたので、5Lのボトルに早々に頂戴する。
Strumicaで食料の買い出し。余ったお金を例によってタバコに替え、マケドニアのお金をきれいに使いきった。
昼頃、町中の温度計は23℃と表示していた。すっかり春だ。

StrumicaからはM6をたどる。
道はStrumicaを出るとすぐ、感じのいい田舎道になる。道の両側に雪を山頂部にいただいた山がずっと連なっていて、広い谷状の土地となっている。ブルガリア国境の先までそんな地形が続く。
ここも自分の思い描いていたマケドニアのイメージに近い。
馬やロバ、それから小さなトラクターが大活躍しているのどかなところで、自分には桃源郷のように見える。
マケドニアに住んでみたいなぁ・・・ホント、こののんびりしたゆる~い空気がたまらない。
今日もルート沿いはずっとテン場天国だった。最後の最後まで、ほんとテン場には事欠かない国である。

Sekimikで休憩しているとき、サッカーグラウンドで水まきしていたおっちゃんが、すぐ隣の墓地の水が使えると教えてくれた。
門からちょこっと入って、ありがたく顔を洗わせてもらった。生き返ったわ~
その先も、国境までずっと素晴らしいテン場が続いていた。すっかりマケドニアが好きになってしまった・・・。

15:00頃、ブルガリアの国境を越えた。(マケドニアはきちんと出国スタンプを押していた。)
ここもガラガラで、通る車のほとんどいない国境だった。ブルガリアの係官も陽気である。よほど暇なのか、わざわざゲートのとこまで出てきて出迎えてくれた。
自転車を見るなり、陽気に「ヤマハか?」と言っていた。
ブルガリアもなんかよさそうな国である。

お金も地図もないので、国境を越えてすぐに幕営することに。
国境からしばらくはマケドニアと雰囲気が変わらず、やはりテン場には困らない。
川沿いの草地に幕営した。200mほど手前にあった牧草地が快適そうで迷ったのだけれど、あとになってトラクターのおっちゃんが作業に来たから、奥の草地にして正解だった。
春先のこの時季になると畑や牧草地には作業の人が来るから、もうテン場には使えないな・・・。

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思い描いていたマケドニアのイメージ        最後の山越え終了

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桃源郷のようなところだ・・・              水場がありがたい

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住むのにいいかも・・・                   皆さん明るくて、ホントに人がいい

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すっかりマケドニアが好きになった            そしてブルガリア入国

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越境してもしばらく雰囲気は変わらずいい感じ     テン場もすぐ見つかった
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