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すごいぞ、マケドニア!

2012/3/15 木
始:8:10 ~ 終:16:30 走行:84km
~ Pletvar ~ Trojaci ~ Vozarci ~ Kavadarci ~ Marena ~ Negotino ~ Demir Kapija

くもりのち晴れ。昨晩の気温2.5℃、今朝0℃。
今朝も上りからスタート。アレックスが坂がキツイと言っていたので気合を入れてスタートしたのであるが、上りはあっという間に終わった。
上ってみたらPletvar峠の標高は998mしかなく、標高差300m弱、5kmちょっとで終了した。
最も急なところでも8.5%しかなく、なまった体でも余裕。30分ちょっとで片付けて下りに移る。

驚いたのは下りだ。緩~い下りが20km以上続いて、標高150mくらいまで一気に下った。
僅か5km上っただけで20km以上も下れるとは、なんだか得した気分だ。
その後はしばらく平坦で、いつの間にか道が106と名前を変えていた。

さらに驚いたことに、道に沿ってずーっと格好のテン場が続いている。どこでも幕営可能だ。
上りの途中も、雪さえなければ格好のテン場だった。マケドニアはほんとテン場に困ることがない。
標高150mまで下れば雪はまったくないが、くもっているせいか寒い。もちろん、もう冬の痛い寒さではないけれど・・・。

106号線は川沿いに走っているから、このままM1にぶつかるまでたどっていればずっと下り基調のはずだった。
ちょっと近道しようと途中から枝道に入ったのが失敗、Kavadarciまで10kmほど上らされることになった。緩い上りなのだけれど、朝一の上りより疲れた・・・。
本来上る必要のないところを上らされて、なんだか損した気分。

そのまま枝道をたどって、Negotinoで食料の買い出し。水はちょっと戻ったGSでもらった。
マケドニアはコーヒーが安くのめるので(コーヒーに限らず物価が安いわけだが)、GSに寄ってコーヒーを飲みながら休憩するのが楽しみになっていた。
水をもらうだけでは悪いかなぁといつもの通りコーヒーを頼んだら、コーヒーまで奢ってくれてしまった・・・。
マケドニアはホントに人がいい。

NegotinoからはM1を走る。
M1の高架らしきものが目の前に現れ、ホントにこれでいいのかいったん高架をくぐって地図を確認していると、道の反対側で一人のおっちゃんが手を振っている。
おっちゃんは片側二車線の道路をわざわざ渡り、こちらまで来て道を教えてくれた。
いやービックリというか感激というか・・・誰も彼もホントに人がいい。マケドニアは実に居心地のいい国である。

おっちゃんに教わったところから頭上を走るM1に乗る。このM1は実に快適だった。
M1はいわゆるアウトバーン。変な言い方だけど、自転車も走れるアウトバーンである。周りより一段高いところを走っている、立派な中央分離帯のある片側二車線の道路だ。
見た目はまったく日本の高速道路と変わらない。でも、自転車も合法的に走ることができる。
道はガラガラ、そして素晴らしいことに車一台分の広い路側帯がある。
東に向かうと下り基調で、ちょっと漕ぐだけで30km/hキープ。実に快適だ。
日本で例えるなら仙台以北の東北道といったところだろうか、そこを自転車で走れる。なにかちょっと不思議な気分だ。何というか、高速道路というのは日本じゃ絶対に自転車では走れないわけで、そんなところを走っている感覚がとても新鮮だ。
で、こういう道路は走っていてつまらないと相場が決まっているのだが、ここは景色が変化に富んでいてとても楽しかった。

Demir Kapijaから山間部に入り、片側一車線となって路側帯もなくなる。
こうなると、いつもは不快かつ危険ということになるのであるが、さにあらず。景色はキレイだし、交通量が少ないからとにかく快適。大型もけっこう走っているのだけれど、無理な追越しをするようなのが一台もいないってところがポーランドなんかとは違う。対向車が来ているときや見通しの悪いところでは追越しをかけてこない。
すごいぞ、マケドニア!
トラックも乗用車もホーンを鳴らしてしきりに声をかけてくれる。ここ何日かですっかりマケドニアが好きになってしまった。

途中、マユミが遅れだしたのでスペースのあるところで待っていると、右ひざが痛いという話。それじゃあちょっと休んでいくかということに。
そこではちょうど警察が何かの検問をやっていた。
手招きされたので行ってみると、「2km先にカフェのある休憩所があるから、そこで休んだほうが快適だぞ」と教えてくれた。なんだか警官までとてもフレンドリーだ。

2kmほど走ってそのカフェで大休止。
コーヒーだけ飲むつもりでいたのだが、看板にあるプレスカヴィッツァ(バルカン風ハンバーグ)があまりにも旨そうに見え、思わず早めの夕食とすることにした。一度食べたいと思っていたプレスカヴィッツァがこんなところで食べらるとは・・・大満足である。
ちなみに、ユトレヒトを発って以来、宿に泊まったときを除けば行動中に外食するなんてのは初めてだと思う。
いやー旨かった!腹いっぱい食べて一人150MKD、それでも町で食べるよりはちょっと高いのかもしれないが、マケドニアなら貧乏サイクリストも外食する気になるってもんだ。

マケドニアのテン場天国っぷりはホントにすごくて、アウトバーンのM1沿いにもいくらでもテン場がある。
この先は山間部を抜けてちょっと走ったところでM1を下り、110号線に入るつもりでいる。ちなみに、M1はそのまま南下してギリシアに入り、アテネに向かう。途中「アテネ624km」と標示されていた。
110号線に入ってからテン場を探そうと思っていたのだが、M1の途中にいいテン場がポコポコ現れたので幕営することにした。
M1を外れてなだらかな斜面を川に向かって下り、牧草地ともただの野原ともつかない川沿いの平坦地にテントを張った。

今日はM1に乗ったあたりから日が出てポカポカだった。すっかり春である。
水をもらったGSの兄ちゃんも、明日からは気温が上がると言っていた。それから3月24日からは春だとも・・・言われたときえらく半端だなぁと思ったのだが、よく考えたら春分か?
日が長いって素晴らしい!

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Pletvar峠への上り                    あっさり終了

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峠の先はひたすら下る                   まだまだ下る・・・

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GSではコーヒーを奢ってくれ、わざわざ道路を渡ってきて道を教えてくれる・・・すごいぞ、マケドニア!

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東北道みたいだ・・・

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プレスカヴィッツァ(バルカン風ハンバーグ)と甘~いコーヒー

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車線が減っても相変らず快適              テン場もすぐ見つかる・・・すごいぞ、マケドニア!
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