FC2ブログ

オフリド潜伏記 その1

2012/2/12 日
朝起きると雪はやんでいたが、相変らずどんより曇っていてまたすぐに降り出すであろう天気。
案の定、午後から雨になった。今日は雨かぁと思っていたら、夜中になって雪に変わった。
この機会にブログをアップしまくる。

2012/2/13 月
オフリドは曇りで時々日が差す天気。が、湖畔に聳える山々は白く煙っていて確実に雪。
完全に雪に封じ込められているなぁ・・・。
午後スーパーに買い物に出た以外、一日快適な部屋の中でネットサーフィン。

2012/2/14 火
今日の天気は晴れのち曇り。が、相変らず山々は雪雲の中。時々雪が飛んでくる。
買い物もマユミに託し、一歩も外出せずにひたすらブログのアップ。
だんだん引き篭もりが心地よくなってきた・・・。

オランダのロルシェがメールの返事をくれた。
エピーとロルシェが住んでいるのはフリースランドというオランダの北部なのだけれど、メールによると-22℃の世界だそうだ。
「なんて冬なの!」「アンタたちキャンプしてるんじゃないでしょうね?」と心配してくれていたが、ポカポカのアパートでぬくぬくしてるんで大丈夫です。

2012/2/15 水
曇りのち雪。一向に回復しそうな気配がない・・・。
雪の舞う中、湖畔を歩いてスーパーへ買い出しに出かけた。
オフリドに来て何日か経つが、初めてオフリド湖をまともに見た。ま、特に何の感慨もないけれど・・・。水はきれいである。

舞っている雪は非常に細かい。山にかかっている雪雲の端から飛んできているもので、町中に積もりそうな感じではない。
冬のオフリド、静かでいいわぁ・・・。
部屋は快適だし、引き篭もるのに最適!だんだん引き篭もりが板についてきた。

P1140141_サイズ変更
マケドニアの国旗

2012/2/16 木
朝までに10cmほどの積雪。朝のうちはまだ雪が舞っていたが、その後やんで時々日も差した。チラッとだけど湖畔の山々も望めた。
ようやく回復の兆しかぁぁぁ!たぶん違うだろうな・・・。
今日も完全に部屋に引き篭もり。たいして買う物もないから買い物もマユミに託した。

2012/2/17 金
快晴!風が強くて寒いけど久々の快晴!湖畔の山々もクリアに見えている・・・真っ白だな。
アパートの部屋は週に一回、シーツを替えて掃除までしてくれる。
で、今日がその掃除の日。つまりオフリドに来て早や一週間。時の経つのがあまりに早すぎる・・・。
10:30頃アレックスと奥さんのロゼが部屋にやって来て掃除とシーツの交換をしてくれた。
二人の性格によるのだと思うけれど、このアパートは実にキチンとしていてキレイに保たれている。非常に居心地がいいのでオススメです。

ようやく晴れたこの日、滅多にないチャンスかもしれないのでまだ見ぬ旧市街の散策に出かけた。
やっぱ晴れると気持ちいいや~。
今日は金曜であるけれど、湖畔も旧市街の目抜き通りもけっこうな人出だった。もちろん観光客ではなく地元の人たちの。学校とかないんかな?
町中にはまだけっこう雪が残っていて、ところどころツルツルに凍っていて危ない。

湖からよく見える、丘の上に聳えるサミュエル要塞にひとまず上ってみた。
雪の積もった、城壁の下の坂道でいかにも人の良さそうな一人のおっちゃんに英語で声をかけられた。彼の名はスラビアン、哲学者?だと言っていた。
どうしてもオフリドの歴史を説明させてくれ、と頼まれたので聞かせてもらった。たぶんスラビアンはガイドのようなことをして小遣い稼ぎをしているのだと思う。
「夏場は観光客がたくさん来るんだけど、今は人がいなくてねぇ・・・」と正直に語っていた。
オフリドの歴史を丁寧に説明してくれたのだけれど、如何せんこちらはクリスチャンの歴史になどあまり興味がないので入り込めない。
「時間があるからよかったら町中どこでも案内するよ」と言ってくれたけど・・・。
いや、ありがたいけどいいわ、話聞いてて疲れるし・・・丁重にお断りした。
ちょっとだけ寄付をしてスラビアンと別れる。

サミュエル要塞に入るには、微々たるものだが入場料がかかる(30MKD)。
城壁の入口のところで暇そうにしていた係の三人は、三人ともマスチフやらドゴ・アルヘンティーノといった可愛げのない強そうな犬を連れていた。で、入場料を払うときどこから来たのか聞かれて「日本」と答えると、自分の犬を指差して「ジャパニーズ・マスチフだよ。トサなんだ」と・・・へ?土佐犬なの?
よく見ると、一歳半と言っていた茶色の一匹は確かに土佐犬っぽい。こんなところで日本犬に会えてちょっと感激。まったく可愛くないけど・・・。これが柴犬や北海道犬、秋田犬だったら大感激しているところだった。
これで一歳半なのかぁ・・・それでもまだ闘犬として育てられているわけではないから、鳴きながら他の犬とじゃれあったりしている。闘っているようにしか見えないけれど・・・。
ちなみに、日本の闘犬では「セリ」といって、唸り声でもなんでも鳴いたら負けだから、闘犬は鳴かないように育てられる。昔、まだ土佐の桂浜に闘犬センターがあった頃一度だけ見たことがあるのだけれど、まったく鳴かない犬ってのは怖いよ~。

客など一人もいない要塞内はすごい雪だった。お前ら暇なら雪かきくらいしとけよ~。
城壁の上に上っていいか聞いてみたら、上りたきゃ勝手に上っていいという話。石の階段がけっこう急で、踏み固められた雪が凍っていて非常に危険。アイゼンが必要なんじゃねぇか?
城壁の上からは、オフリド湖と旧市街が一望の下。が、特に唸るような景色じゃないなぁ。ま、こんなもんだろ、という感じ。
湖畔の山々は雪で真っ白。遥か北のアルバニア国境地帯にマケドニア最高峰のコラブ山(2,764m)があるはずだが・・・ここからは見えないな。
下りは後ろを向いてクライム・ダウン。かなり危険だと思うぞ、ここ。

要塞のある丘を下りて、聖ヨハネ・カネヨ教会に行ってみた。
有料だから特に中を見る気はなかったけれど、どの道冬季の今は閉まっていた・・・。
そこにスラビアンがやって来た。暇・・・なんだな、きっと。ちょうどよかった、さっき聞いた本人の名前を忘れてしまったのでもう一度聞いておいた。ついでにパシャッと一緒に写真も。

以上、旧市街の観光終了。
遠くから見るときれいだけれど、旧市街自体はとりとめてどうこういう言うほどのところではないように思う。それでも夏場のシーズン中にはけっこうな人が押し寄せると見えて、旧市街を歩いているとアパートだらけ。世界遺産の看板ってのはすごいもんだ。
あ、でもとても居心地がいいです、オフリド。のんびりしているし、歩いてどこでも行ける町の大きさがちょうどよい。
何もせずのんびりするのに最適なところです。

P1140142_サイズ変更 P1140143_サイズ変更
アレックスと奥さんのロゼ                快晴のオフリド湖・・・水がとてもキレイ

P1140151_サイズ変更 P1140153_サイズ変更
オフリドの土佐犬・・・これで一歳半          サミュエル要塞

IMGP9781_サイズ変更 P1140158_サイズ変更
石の階段が凍っていて非常に危険     聖ヨハネ・カネヨ教会
関連記事
スポンサーサイト



Comment 0

There are no comments yet.

Leave a comment