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アンナプルナBCトレッキング

2010/1/24 日

Annapurna BC Trekking DAY 1

アンナプルナBCトレッキングの一日目。
体調イマイチ・・・。

ところで、アンナプルナBCというのは単なる地名である。
BC(Base Camp)というと登山隊がベースを張る場所のような印象を受けるのだがそうではない。
アンナプルナBCにはロッジが何軒かあり、観光客に毛が生えたくらいの人でも気合を入れれば行くことができる。所謂BCはもっとずっと奥だろう。
さらにアンナプルナまで略してABCなどと言うから、昔の極地法で登ってたときのABC(Attack Base Camp)のことかと思ってしまうではないか・・・。

宿に荷物を預け、8:00にチェックアウト。
軽く朝食を食べてからタクシーを拾う。バスもあるのだが、どうせバススタンドまで歩いては行けないし、時間がもったいないのでタクシーで行くことにした。
ナヤプルまでの相場は1,000NR(1,200円)らしい・・・最初の言い値は1,200だったり1,500だったりするが、1,000まではすぐに下がる。1,000からびた一文まけない運ちゃんもいるが、もう一声いけそうな運ちゃんもいる。
900で行ってくれるという運ちゃんも絶対800にはしてくれないから、どうやらこのあたりが生命線らしい。

ナヤプルまではタクシーで1時間強。
途中、親切にも若い運ちゃんがあれこれと観光案内してくれた。


Nayapulに向かう峠から1 マチャプチャレ_サイズ変更
ナヤプルに向かう途中の峠から見るマチャプチャレ


Nayapulに向かう峠から2_サイズ変更
同じ峠から、こちらはアンナプルナ山塊


ナヤプルの村落を抜け少し行くとACAPのチェックポストがあり、ここでチェックを受けてトレッキング開始。
他は韓国人ばかりである。しかもどいつもこいつもポーターを連れていやがる・・・年寄りではなく学生と思しき若い奴らがだ。トレッキングにポーターなんて聞いたことないぞ、まったく恥ずかしい。


Nayapul_サイズ変更
ナヤプルのメインストリート


アンナプルナのトレッキングは村落を縫って歩いていく。
歩くのは村の人たちの生活道路だし、道に沿ってロッジやレストランが腐るほどある。大自然に分け入っていくような感じは微塵もない・・・何かピンと来ないんだよなぁ。
だから誰でも彼でも来られるということなのだが、腐るほどあるロッジやレストランにはとにかくうんざりする。

それと思うのだが、ネパールの人にはインド人のようなフレンドリーさはない。
打っても響かないというか・・・こちらから「ナマステ」と挨拶しても「ナマステ」とつっけんどんに返ってくるだけで、インド人にありがちなようにそこから会話に発展するようなことはほとんどない。うざくなくてそれがよいと言う人も少なくないのだが・・・何かピンと来ないんだよなぁ。

Syauli Bazarから登りが始まり、ギャップの大きい石の階段が延々と続く。
しばらく登ると吐き気がしてきた。ろくにエネルギーも摂取してないのでパワーも出ない・・・今まで山でもこんなに辛かったことはない、というくらい辛い。死にそうである。普段なら駆け登れるくらいのところなのに・・・自分で自分が腹立たしい。

仕方なく、ちょっと登っては休み、ちょっと登っては休みしてようやくガンドルンに着く。
吐き気がして死にそうなのでマユミにロッジをあたってもらい、一番手前にあったHotel SAKURAに部屋をとった。
一泊100NP(120円)。
ロッジの宿泊費は100~200NRくらいのようだが、代わりに食事が高い。
しばらく横になってから階下で食事をとった。これなら食べられるだろうと思って頼んだベジ・スパゲッティが思いのほか脂っこくて、一晩中下痢と吐き気に悩まされた。


HOTEL SAKURAの部屋_サイズ変更
HOTEL SAKURAの部屋


HOTEL SAKURA 外観_サイズ変更
HOTEL SAKURA 外観(翌日撮影)



2010/1/25 月

Annapurna BC Trekking DAY 2

朝になっても吐き気は止まらない。
何も食べられずにとりあえず歩き始めるものの、昨日よりさらに調子が悪くほとんど歩けない状態。
ゲェゲェやりながら、通常1.5時間程のKomrong Dandaまで2時間以上かけてようやく登る。嫌な汗をかきながら、ホントに気力だけで登った感じだ。


ガンドルンへの登り_サイズ変更
ガンドルンへの登り
HOTEL SAKURAは正確には集落の少し下にある。昨日は集落までたどり着けなかった・・・。


アンナプルナサウス2_サイズ変更
ガンドルンから望むアンナプルナ・サウス


Komrong Dandaへの登り1_サイズ変更
Komrong Dandaへの登り
地元の人たちの生活道路を歩くだけなのに、なんでこんなに辛いのか・・・


Komrong Dandaへの登り2_サイズ変更
小学生や中学生の通学路でもある。


Komrong Dandaへの登り4_サイズ変更
へたりこんでいる自分らの横をみんな元気に通学していく。


Komrong Dandaへの登り3_サイズ変更
こんな小さな子たちまで。


Komrong Dandaへの登り6_サイズ変更
馬やロバは荷を運ぶ。

あぁぁ・・・こんな美しいところを歩けるせっかくの機会だというのに。

時間は10:40。
Komrong Dandaから先はKhimrong Kholaまで標高差500mほど下るので、敗退したとき登り返すのが大変だ。
この先どうするか暫し考える・・・普通に考えればこんな体調でこの先進むのは無理だろう、しかしここで引き返すのも悔しすぎる、パーミットの2,000NR(2,400円)も惜しい・・・。

相談の結果、今日はここに泊まって休養し様子を見ることにした。
もし明日体調が回復すれば先に進むってことで・・・。
今日比較的体調のよさそうだったマユミには申し訳ないことをした。

午後になると曇って雨も降ってきたので今日は行かないで正解だった。
夕方、メニューの中で一番あっさりしてそうなシンプルなBoiled Potatoを食べたのだが、夜になって吐きまくった。結局、一晩中下痢と吐き気に苦しんだ・・・こりゃ明日もダメだと思いつつ、ほとんど眠れずにベッドの上で夜が明けるのを待つ羽目に。


Annapurna View Lodge 外観1_サイズ変更
急遽泊まることにしたAnnapurna View Lodge


Annapurna View Lodge 3_サイズ変更
Annapurna View Lodgeの部屋


Annapurna View Lodge 外観2_サイズ変更
その名の通り、ロッジの前からアンナプルナがよく見える。


夕暮れのマチャプチャレとアンナプルナⅢ2_サイズ変更
夕暮れのマチャプチャレとアンナプルナⅢ


夕暮れのアンナプルナⅢ3_サイズ変更
アップで、アンナプルナⅢ


マチャプチャレ1_サイズ変更
マチャプチャレ・・・その名の通り魚の尾びれのような形をしている



2010/1/26 火

Annapurna BC Trekking DAY 3

吐き気はまったく治まらず。敗退決定。
どうしたことか今朝になってマユミの下痢も再発してしまった。
せっかくここまで来たのに二人して踏んだり蹴ったりだ。


朝のアンナプルナサウス4_サイズ変更
朝のアンナプルナサウス


天気がいいので目の前に広がる壮大なパノラマを十分堪能してからのんびり下り始める。
雪煙を上げる峰々を見ていると、山ヤの性としてやはり登りたくなる・・・こんなトレッキングではなしに。


村越しに見るアンナプルナサウス1_サイズ変更
村越しに見るアンナプルナサウス


水牛_サイズ変更
水牛


村の風景2_サイズ変更
素朴な山の暮らし・・・実にいいところだ


馬の隊商1_サイズ変更
馬の隊商


ガンドルンまで下る途中10人のトレッカーとすれ違ったが、全員韓国人だった・・・相変わらずポーターを連れて。
ここまで韓国人だらけだとさすがに気色悪い。
いろんな人から聞いた話を総括すると、どうやら他のアジア諸国に比べても物価の安いインド、ネパールに韓国人が大挙押し寄せているということらしい。


村の風景4 Ghandruk_サイズ変更
ガンドルンに到着


村の風景8 Ghandruk_サイズ変更
石積みが見事!


村の風景7 Ghandruk_サイズ変更
実のところ日本の山村ともそうは変わらないような気がする。


村越しに見るアンナプルナサウス2_サイズ変更
なんだか懐かしく、妙に落ち着く。


村の風景10_サイズ変更


村の風景14_サイズ変更


村の風景17_サイズ変更


村の風景18_サイズ変更


村の風景19_サイズ変更


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もっと歩きたかったが・・・残念だ。


今日はマユミの下痢の方が深刻であったが、Syauli Bazarまで下ってアップダウンのない道まで出ると自分の吐き気が酷くなった。
またゲェゲェやりながら、休憩しまくりつつ二人してホントに虫の息で何とかナヤプルに辿り着く。
ホントに辛かった・・・。
帰りもチェックポストでチェックを受ける。

ナヤプルで一息つこうかと思っていたら、上の道路をバスが走っていく・・・どうやらこちらに向かってポカラ行きと叫んでいる。
待っててやるから早く来い、ショートカットしてこの斜面を登って来い、などと言う。
ひぇぇぇ~ボロボロの体に鞭打って斜面を登り、どうにかバスに駆け込んだ。
料金は一人65NR(78円)、ポカラまでは途中休憩を挟んで2時間強だった。
バスを降りたところからタクシーでGreen Viewに戻る。


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