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ウズベキスタンのブハラにいます

久々の投稿です。
ただいまウズベキスタンのブハラにいます。
熱中症で弱りきった体の充電中。

テヘラン~マシュハド~サラクスはきつかった。
トルクメニスタンの五日間はさらにきつかった。
↓トルクメはこんな感じです。

なんにもない、なんにもない、まったくなんにもない。
なんにもない大地にただ風が吹いてた~

トルクメニスタンは国土の70%がガラグム砂漠である。
かつてこの地にスキタイ系の遊牧民がパルティア帝国(アルサケス朝)を興し、現在のアシュガバット近郊のニサに都を置いた。その頃は今よりずっと緑が濃かったはずである。
が、今はブッシュの茂る砂漠のみが広がり、他にはなんにもない。
なんにもないというのは人工物はもちろん、山や川、森といった自然の創りだす恵みがなんにもない。

真夏の砂漠は気温50℃(もちろん日陰で計測してですよ)。陽射しの下などとんでもないことになっていて、車のボンネットで目玉焼きが1~2分で焼ける世界。
こんなところに人間が住めるはずがなく、実際、国の大動脈となる幹線沿いにもごく一部の都市を除いて人は住んでいない。

すぐに体温が上がって熱中症になるのだけれど、日陰がまったく存在しないから体温を下げる術がない。ホント、死ぬかと思った。これまでの人生においてここまで辛かったことはない。
目に入る人工物は道路と電線だけ。水を補給できる場所も極めて限られる。そもそもこの国には石油はあっても水がない。
補給した水はすぐに熱湯になる。これがまたぬるま湯ってもんじゃなくて、完全に熱湯と言っていいレベル。
体は冷たい水を欲している。熱湯では喉の渇きがまったく癒されない。そもそも灼熱の下では体が熱湯を受け付けなくなるってことを今回はじめて知った。

そして灼熱以上に行く手を阻んでくれたのが、風。ものすごい風。何故かほとんどの区間が向かい風。テヘランを出て以降ずっと、向かい風にはやられっぱなし。
飛んでくる砂埃がこれまた不快。
さらに旧ソ連邦の国々に共通の道の悪さ。こんなのオイルマネーでなんとかしてくれよ~

極めつけは五日間という期限を切られていること。イラン国境からウズベキスタン国境まで520km。ミスコースは許されない。
だのに、、、この国には道路標識というものが一切ない。もうホント、道路標識っていう発想がないんじゃないかと思うくらい見事にない。
常に自分がどこを走っているのかよくわからない状態。違うところを走ってるんじゃないかと不安になって人に尋ねることしきり。

四日目から五日目にかけては、とても昼間は走れなくて夜走ったのだけれど、最後の最後に距離を読み違えて国境の開いている時間内に辿り着けないという大失態。
国境に着いたのは、国境が閉じて2時間半後。
が、なんとか頼み込んでその日中に通してもらえました。
明日だったら大変なことになっていたぞと言っておられました・・・。

明日までブハラに滞在して、その後サマルカンド経由で8/5にいよいよタジキスタンに入ります。
またしばらく音信普通になると思います。
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