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陽気な人たち、そして木を伐りすぎじゃないのか?・・・セルビア北部周遊 その1

2011/12/26 月
始:9:20 ~ 終:16:10 走行:69km
~ Čelarevo ~ Begeč ~ Futog ~ Novi Sad ~ Petrovaradin ~ Sremski Karlovci ~ Čortanovci

昨晩の気温2℃、今朝-1℃。久々に晴れて昼間はまったく寒くなかった。
快適な林を後にして7号を行くとすぐにČelarevo。ここでEV6は7号を離れるので標識に従ってみたが、途中で道を失い適当に走って結局7号に戻った。この後も今日は一日EV6の標識に振り回された感じ。
標識がほとんどないため、標識を信用して地図にある道から外れると途中で道を失う結果になる。
欲しいところに標識がまるでない。どうでもいいところに稀に現れたりするのだが、何故か標識が道と平行に設置されていて見づらいことこの上ない。気付かずスルーしてしまうこともたびたび。
セルビアの自転車道の整備はまだまだこれからですな・・・。改めてオーストリアのすごさを思い知る。

FutogでEV6の標識に従ってみると、今度はドナウ川沿いの道に出た。土手の上を走るこの道沿いはゴミだらけだった。
このままNovi Sadまで行けるだろうと思いきや、やはり途中で道がなくなった。道を求めてあっち行ったりこっち行ったりで一つも進まない。こんなことならむしろEV6の標識など設けないで欲しい。見るとそっちに行きたくなっちゃうから・・・。
結局町中を適当に抜けて旧市街の方へ。ノヴィ・サドの市街地はまだ真新しい自転車道がドナウ川沿いに整備されていて快適だった。

ノヴィ・サドのあるセルビア北部のヴォイヴォディナ自治州は少々特殊な地域で、セルビア人は全体の4割ほどしかいない。そのほか20もの民族が暮らす他民族的な土地柄である。
ノヴィ・サドはそのヴォイヴォディナ自治州の州都で、セルビア第二の大都会。中東やトルコ系の顔をした人たちをよく見かける。
川の対岸のPetrovaradinには要塞があり、ちょうど晴れていたので青空に映えてきれいだった。

EV6の標識に従って川を渡り、ペトロヴァラディンのスーパーで水とパンの買い出し。水は5L買い足した。
買い物を終えて自転車に積み込んでいると、一人のおっちゃんに声をかけられた。残念ながら言葉がわからないので会話にならないが、日本から来てベオグラードに向かっているということはわかってくれたみたい。
しばらくすると別のおっちゃんもやって来て、おっちゃん二人と写真を撮る。
おっちゃんたちは別れ際にいろんなものをくれた。チョコレートにクルミやドングリ、ビー玉、ワインのコルク抜きと栓抜きのついた十徳ナイフみたいなやつ・・・。

おっちゃん二人に別れを告げて22.1号を辿る。22.1と小数点のついた道路ってのも初めてだなぁ・・・。
Sremski KarlovciでEV6は22.1号を外れるので、よせばいいのにそれに従ったらまたまた道を失った。標識を見るとどうしても行きたくなっちゃうんだよなぁ、車の多い道が嫌で・・・。
さんざん坂を上らされた挙句に引き返して町中を抜け、結局22.1号に戻った。すると、しばらくしてまたEV6の標識が現れた。EV6は向こうに行ったんじゃねぇのか・・・まったくどうなっているんだか。

一日の最後はちょっとした峠越えで、久々の長い上りだった(8%×4km)。
峠の先でEV6はČortanovci方面に折れる。迷ったのだがそっちの方がまだテン場がありそうだろうと、車の多い22.1号を避けてČortanovci方面に折れた。
そろそろ幕営のタイム・リミットが近づいてきたのだが、困ったことに今日はしばらく前からずっと集落が途切れない。
そうこうするうちČortanovciに入ってしまった。この先もしばらく集落が途切れそうにない。
時間切れでČortanovciの町中に幕営。道路から一段下りたところに木立ちの茂る平坦地があった。その下は公園になっている。落ち着かない場所であるがやむなく木立ちの平坦地に幕営した。
Čortanovciに来る途中、路上から見た夕日がとてもきれいだった。

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きれいな道だが既に道をロストしている         ガレージらしい・・・

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ノヴィ・サドのドナウ川沿いはきれいに整備されていた    ペトロヴァラディン要塞・・・外から眺めただけ

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餞にいろいろくれたおっちゃん二人            テン場はないけど夕日はきれいだった・・・

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Čortanovciの町中(翌朝撮影)

2011/12/27 火
始:9:05 ~ 終:16:00 走行:66km
~ Beška ~ Krčedin ~ Novi Karlovci ~ Novi Slankamen ~ Surduk ~ Belegiš ~ Stari Banovci ~ Novi Banovci ~ Batajnica ~ Zemun

昨晩の気温-2.5℃、今朝-6℃。久々に冷え込んだ。あたり一面霜で真っ白。
日の出の時間は晴れているように見えたが、すぐに霧が出て一日中霧の中。寒い一日だった。
朝早くからテントの近くを人が歩いている。セルビアの人たちが明るくフレンドリーでよかったわ・・・。こんなところにテントを張ってる不審者を見ても明るく「ハロー」と声をかけてくれる(特に子供たちが)。

今日はEV6にとらわれすぎずにEV6を辿る(さじ加減が難しい・・・)。
延々と続く畑の中を走る。景色が変わり映えせずちょっと退屈。おまけにクソ寒い。
Novi Slankamenの先でドナウ川沿いの道に出るのだが、川まではけっこうな距離がある上、霧も出ているので川はまったく見えない。

それにしても木が少なすぎないか?伐りすぎだろ、どう考えても。どこもかしこも畑にしちまってどうするんだよ!
あたり一面畑=テン場が得られないということである。
それからセルビアはゴミに対する意識がかなり低い。どこもかしこもゴミだらけ・・・。
犬は放し飼いが普通で(飼い犬だか野良だか微妙なやつもけっこういるが)、個人的にそのこと自体は否定しないが、道で車に轢かれた犬(や猫)をよく見かける。

ちなみに、犬というのは面白い習性があって、あまりゆっくり動くものや速く動くものには反応しないのだが、走る人くらいのストライク・ゾーンのものにはしきりに反応する。
だから歩いているときに犬に吠えられることはまずない。あっ!もし歩いているだけで吠えられるのなら、それは犬嫌いということを見抜かれているのだと思う。何故だか知らないが不思議と犬嫌いの人を見抜く力があって、犬が嫌いな人にほど近づいて吠えたりする傾向がある。
で、自転車でのんびり流しているスピードというのが犬たちにとってまさにストライク・ゾーンのど真ん中(あと馬車を引く馬とか)。とにかく自転車に乗っていると犬にはよく吠えられる。
自分らは大の犬好きであるが、自転車を追いかけながら近くで吠えられたりするとけっこう鬱陶しい。ここで怖がってスピードを上げたりすると、大喜びで追ってくるから要注意。
さらに、二台で走っていると後ろの人の方が吠えられやすいという傾向もある。どうも一台目に対しては犬の方も様子を窺っていて出遅れてしまうらしい。後ろにもう一台いると、すぐに諦めて後ろの自転車を追い始める。
自分らの場合は後ろを走っているマユミの方がいつもしつこく追いかけられている。

Novi Banovciで食料の買い出し。水は昨日の余りがあるので2Lだけ買う。
Novi BanovciからEV6はドナウ川沿いを離れ、Batajnicaで22.1号に合流。テン場を探しながら走るが、一向に幕営適地はない。
畑地帯は脱したが、今度は集落が途切れなくなった。

Batajnicaからの22.1号は不快極まりなかった。車、特にバスが多くて危険だ。おまけに途中から霙も降ってきて路面もびしょ濡れだし、とにかく不快。どうしてこんな道をEV6に指定しているのか理解に苦しむ。ま、他に適当な道がないからなんだけど・・・。
テン場が得られぬまま不快な22.1号をひた走り、気付くとZemunに入ってしまった。もうベオグラードの郊外だ。
Zemunは工業地帯で、もはや幕営どころの騒ぎじゃない。車もますます増えてきた。どうやらベオグラードに近づきすぎてしまった・・・。

ZemunでようやくEV6は22.1号を離れ川沿いに出るのであるが、テン場はどこにも見当たらない。ここからさらにベオグラードに近づくとドツボにはまりそう。
最後までけっこうあがいたのだけれど結局今日も時間切れ。Zemunに戻り22.1号沿いで見かけたホテルに入った。
2☆のホテルLAV。ベオグラードは宿代が高いと知っていたけど、Wが一泊5,500RSD、つまり55ユーロほど。それでもまだオフ・シーズンのディスカウント料金と言うのだから恐ろしい。
今日のところはもうどうしようもない。たまに贅沢するのもよかろう。
ホテルの中は半袖でいられるくらいポカポカだった。宿でWiFiなんてのも久しぶり。こりゃ快適だわ~。
大盤振る舞いで二連泊して、明日は空身でベオグラードを往復することにした。

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久々に冷え込んで霜で真っ白              景色が変わり映えせずちょっと退屈、おまけにクソ寒い
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