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ウィーンでの素敵な日々 その1 ティナたちのフラット

ようやくティナのところまで来た。過去にアップした日記ですが写真を追加しました。

2011/11/22 火
始:9:10 ~ 終:18:00 22km
Kritzendorf ~ Wien

朝の気温-2℃。ウィーンとの境界にある標高400mほどの小山は、霧氷で上部が真っ白だ。
朝一でウィーン大学の近くにある昨日の自転車屋に戻る。が、残念ながら望んでいるようなキャリアはここにもなく、別の店を教えてもらう。親切なことに、店の場所を書き込んだ地図をくれたので、特に苦もなくその店に着く。
今度の店は大きかった。そういう店の常で、ちょっとビジネスライクなところはあるが何でも置いてある。ここで手に入らないものはおそらくないであろう。今の自分らにとっては非常にありがたい。
落ち着いて自転車をいじれる場所がなく、その場で組み付けをお願いした。
15:00に仕上がると言うので、自転車を預けて3時間ほど近くのマックで時間を潰す。今日は市街地にあるYHにでも泊まるか・・・。
ありがたいことにヴィルフリードがメールの返事をくれていた。よかった・・・今日はもう遅くなってしまったが、明日バウマン一家に再会できそうだ。
ヴィルフリードはやることなすこと的確で、メールであらゆるパターンを提案してくれていた。ウィーンで落ち合うことも可能、車でピックアップに行くことも可能、ヴィルフリードが自転車で迎えに来て一緒に自転車で家まで移動することも可能・・・と。
家の近くの地図まで添付してくれていたのだけれど、それを見てビックリ。バウマン一家の家はKritzendorfにあった。しかも昨日自分らが野宿した場所から遠くない。昨日ばったり会っていてもおかしくなかったのだ。なんたる偶然・・・これなら自力で彼らの家の近くまで行けそうだ。

ヴィルフリードと連絡が取れて一安心。
15:00過ぎ、のんびり自転車屋に戻ろうとマックの外で準備していると、一人の女の子に声をかけられた。昨日も大学の近くで自分らのことを見かけていたらしい。彼女自身も自転車で旅をするのが好きで、今日もばったり見かけて声をかけてくれたのだ。
幸運は突然やって来る・・・自分らがキャンプしていることを知り、「よかったら自分の家に泊まって」と言ってくれた。ホ、ホントですか???
彼女の名前はティナ、ボーイフレンドと他の二人と一緒に近くのフラットに住んでいるらしい。「一度大学に戻るから後で電話して」と携帯の番号を教えてくれた。

意気揚々と自転車屋に戻ると、またもやドーズは生まれ変わっていた。しかも今度は完全に。
一番のトレード・マークだったフロントのライトもなくなった。
今度のキャリアは前後ともチューブスだ。これで壊れることはよもやあるまい。三点止めでしょっちゅうタイヤと干渉していたリア・フェンダー(ウクライナで交換)もこの機会に一緒に交換。先のことを考えて予備のタイヤ(シュワルベ・マラソン)も一本ずつ購入。荷物になるけど、今後は予備のタイヤを持って歩くつもり。
新たな問題も少々。フロント・キャリアの台座がなくなって、今までフロント・バッグとして使っていたザックの天蓋を使うことが困難に。リアの振り分けバッグは、相変らずバックルの金具でキャリアを傷つけてしまう。
この機会に一気に新調してしまうか・・・まぁいいや、今晩ゆっくり考えることにしよう。

マックに戻ってスカイプでティナに電話してみるが、繋がらない・・・。スカイプだからなのか別の問題なのか、よくわからん。「ただいま電話に出ることができません・・・」みたいなことを言っているような気がするのだが、ドイツ語なのでよくわからん。
困った・・・「後で電話するよ」と言ってしまった手前、このまま連絡が取れないのは気分が悪い。
どこかで電話を借りるしかあるまい・・・マックの前にあったパン屋で電話を借りることに。
店の女性が親切に電話をかけてくれた。やはり電話は繋がらなかったが、ここにかけ直すようメッセージ・ボックスに伝言を残してくれた。
コーヒーを飲みながら店で待たせてもらうことに。
果たして伝言に気付いてくれるのか・・・心配しながら待つこと30分、ティナから電話がかかってきた。ありがたいことに店の女性がうまいこと話をつけてくれ、ティナがここまで迎えに来てくれることになった。

さらに待つこと数十分。晴れてティナと再会。
お店に丁重にお礼を言って、ティナと一緒に自転車を押して彼女の家まで歩く。ティナの家はさっきまでいた自転車屋と同じ通りにあった。なんたる偶然・・・。
そこは広いフラットだった。ティナを合わせて四人で住んでいて、各自の部屋のほかに共用の広いリビングとキッチン、バスとトイレがある。
ティナはウィーン大学で建築の勉強をしている大学院生。他にボーイフレンドのフルゥー、ディビッド、バーバラの四人でフラットを借りている。
他にフルゥーの友人のクリストフもいた。クリストフはドイツ人で、やはり学生。ウィーン大学に来る必要があるときだけ一時的にフラットに寝泊りさせてもらっているらしい。
ボーダレスと言うか何と言うか・・・こういう生活スタイルってのもいいもんだな。とても新鮮な世界に映る。
自分が学生だったときのことを考えると、彼らはずっと大人に見える。何と言ったらいいのか・・・しっかりと自立していて(金銭的にどうこういうことではなく精神的に)、将来のヴィジョンをおぼろげにでも持っていて、アクティブで、大人としての社会性も身につけている・・・ように見える。
今どきのウィーンの若者の生活スタイルを垣間見られたのはいい経験だった。

フラットの共同生活ではそれぞれがそれぞれのリズムで生活している。
クリストフの作ってくれたパスタを五人で一緒にいただいた後、ティナは友人とディナーへ。フルゥーとクリストフはサッカーを見にバーへ。共に誘われたけれど、今日のところはフラットでのんびり休ませてもらうことにした。
フルゥーが巨大なバックパックを背負おうとしていたので何事か聞いてみたら、サッカーを見た後クリストフはそのまま夜行列車でベルリンに帰るとのことだった。

彼等を見送った後のんびりシャワーを浴びさせてもらっていると、バーバラが仕事から帰ってきた。
バーバラもドイツ人で、プラクティスの一環で今ウィーンの5☆ホテルで働いている。
お茶を入れてくれたので、お茶を飲みながらおしゃべり。
それにしてもドイツ語圏の人は言語に堪能だ。英語はもちろん、1年間フランスに行っていたというティナなどフランス語も話せる。「似ているから簡単なのよ」、と彼女たちはさらりと言ってのけるけれど・・・。

バーバラとおしゃべりをしているうちにティナとフルゥーも帰ってきて、五人で暫しおしゃべり。
洗濯機を回すというバーバラが、自分らの洗濯物も一緒に洗濯してくれた。ウクライナやモルドバもそうだったけれど、こういう細かな気遣いができるところがすごいと思う。
広いリビングで快適に寝させてもらった。

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Donauradweg沿いの落書き(合法)           芸術的な作品がたくさんある

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キャリアを買った自転車屋                生まれ変わったドーズ(何度目だ?)

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左からティナ、フルゥー、クリストフ

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洗濯までしてくれたバーバラ
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