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馬車の国ルーマニア その3 カルパチア山脈越え(ちょっと肩透かし)

2011/10/3 月
始:10:05 ~ 終:16:15 走行:65km
~ Petru Vodă峠(900m) ~ Petru Vodă ~ Polare Largului ~ Călugăreni ~ Grinties ~ Poiana ~ Bradu ~ Tulghes ~ Corbu ~ Capu Corbului ~ Borsec ~ Borsec峠(1,105m)

快晴!雲ひとつない快晴!
朝はかなり冷え込んでとてもじゃないが日が当たるまで動く気がしない。8:30頃ようやくテントに日が当たり、濡れたテントを乾かしてから出発。
テン場を出て少し走るとPlutonの集落が終わり、坂の勾配が増した。昨日は絶妙なタイミングで幕営したと言える。
数km走ると一つ目の峠Petru Vodă(900m)。峠を越えるとPolare Largului まで緩い下り。せっかく稼いだ高度を一気に500mほどまで下ってしまう。
Polare Largului は夏にはけっこうな人が訪れそうなちょっとした観光地になっている。
日の当たるカフェのテーブルでコーヒーを飲んで体を温める。

ここからまた上り。Borsecに向けて15号を走る。Borsecまで40kmちょっと、緩い上りがずっと続く。
昼過ぎになるとようやく気温が上がり、半袖で走れるようになる。
この上ない天気に美しい景色が映える。明るい山間の道に沿って途切れることなく集落が続いていて、どこか日本の景色と似ている。慣れ親しんできたような景色が心地よく、一寸自分が今どこの国にいるのかわからなくなる。
川も日本の川のように流れが速く、大きな石が川床に転がっている。

ウクライナ以降平地でも軽いギアを回し続けていてすっかり慣れてしまった。所謂コンパクト・クランクというやつ。
軽いギアを高ケイデンスで回し続ける走り方で、アームストロング以降流行した。脚力よりは高い心肺機能を必要とする走り方だ。
パンちゃんやウルリッヒ、ルイス・ヘレラといった重いギアを上りでもグイグイ踏み続ける走りに感動してきた自分には邪道と思えていたのだが、連日軽いギアを回し続けているうちにすっかり板についてしまった。
コンパクト・クランクは、理論的にも効率のいい走り方であることが証明されている。でも、上りで常人には信じられないような重いギアをグイグイ踏んで加速していく姿こそがかっこよく、真のチャンピオンに相応しい走りであると今でも思っている。
そんなことを頭の中で考えながら、今日もコンパクト・クランクをクルクル回す。常人ですから・・・。

Tulghesで道路脇のバーの人たちに呼び止められ、またコーヒーを飲んで休憩。
その先のBorsecで食料の買い出しをし、町を抜ける寸前のGSで5Lのペットボトルに水をもらった。
でかいペットボトルを持って店に入っていくと、「水かい?」と相手もすぐにわかってくれるので手っ取り早い。
そのGSを境に家がなくなり、Borsec峠(1,105m)まで5km、標高差300mの上り。一日の終わりに九十九折りの上りはちょっとこたえた。

実はけっこう気合を入れて臨んだカルパチア山脈であったが、結局山岳ステージと呼べるような急な上りは二つの峠の直前だけだった。ま、一番勾配の緩そうなルートを選んで走ったわけだけれど・・・。ホッとすると同時にちょっと肩透かしを食ったような気分。
峠が格好のテン場となっていて、迷わず幕営。

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カルパチア山脈越え                    明るい山間の道

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ルーマニア正教の教会もある              馬車も行き来する

3IMGP7283_サイズ変更 3ルーマニアのバー_サイズ変更
牛も散歩する                        田舎の展開的なバー

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峠に上りつめて・・・                     そのまま幕営
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