FC2ブログ

ポーランド突入

2011/7/25 月
始:8:45 ~ 終:17:40 走行:66km
Löcknitz ~ Lubieszyn ~ Szczecin ~ Stare Czamowoの手前

この時季オランダやドイツは22:00過ぎまで明るいのであるが、皆さん意外と行動終了するのが早い。
19:00頃にはまだけっこう車の通りもあった隣接する104号も、21:00を過ぎると、まだ明るいけれど車の通行がパタッとなくなった。
その代わり皆さん朝は早い。
今朝も5:00頃からテント脇のダートをトラックだかトラクターが行き交い、7:00を過ぎるとテントの外で何やら話し声が聞こえた。
そそくさと朝食を食べて外に出ると、休憩所の脇に置かれたトレーラーの中で4人のおっちゃん、おばちゃんが談笑している。しばらくするとトラックがやって来て、そこに草刈器を二台下ろしていた。
特に何を言われたわけでもないけれど、どうやら自分らの幕営した休憩所一帯を草刈りするつもりであるらしい。どう見ても談笑しながら自分らの去るのを待っている様子だ。
そんな空気を読み取って、大急ぎで撤収してテン場を後にした。そんなわけで、ユトレヒトを出て以来最早の8:45に出発。朝から人がいて用を足すことすらできなかった。
何はともあれまずは森の中でキジ打ちしようと走っていると、Löcknitzを過ぎて少しのところのPにトイレがあった。しかも二つも。ドイツのPにあるトイレはキレイで、紙まで置いてあるので非常にありがたい。
スッキリしたところでようやく落ち着いて踏み始める。相変らず自転車道にはアップ・ダウンがあり、まだ完全に目覚めていない体には堪えるなぁ・・・。

Löcknitzから12kmほどでポーランド国境。
ここは割りと大きな国境で、イミグレや税関だったと思しき立派な建物が廃墟となってまだ残っている。
国境を越えると道路沿いにGSや小さな店が立ち並び、ドイツより物価が安いためかドイツ・ナンバーの車がたくさん買い物や給油に来ていた。道路に立つ客引きの人たちは、何故か皆チェーンソーを手にしている・・・。

ポーランドはEUに加盟していて、てっきり通貨はユーロに変わったものと思い込んでいたが、依然ズウォティ(zł)のままだった。スーパーに入って初めて気付いた・・・。レートは1Eが4zł弱といったところだ。ただ、大半のスーパーなどではユーロも使うことができ(レートは固定)、お釣りをズウォティでくれる。

さて、ポーランドであるが、第二次大戦で主だった町が徹底的に破壊されてしまったこの国は、そこから再開発となった。言ってみれば東京みたいなものだ。
首都のワルシャワなどでは大戦後に壁のひび一本に至るまで忠実に復元したようであるが、残念ながら国境地帯の町ではそうはなっていない。EU加盟から数年経った今が開発のラッシュといった感じで、こう言ってはなんだけれど、日本の建売住宅のようなつまらない家がポコポコと建てられている。
そんなわけで、町自体に例えばオランダやドイツといった国々の町に見られるような落ち着きがない。どこか浮ついていて、日本の特徴のないどこかの地方都市を見ているかのようだ。
車が多いことには驚いた。オランダやドイツではこんなに車が走っていることはなかったなぁ・・・。
見ていると、どうやら自転車は歩道を走ることになっているらしい。が、この歩道が実に酷い。ガッタガタでとてもまともに乗っていられない。こんなことならブロックなど敷かず、むしろ未舗装のままにしておいてくれた方が何ぼかマシだと思うのだが・・・。おまけに日本の縁石並みの段差があちこちにあって、とても乗ったままでは越えられない。その度に自転車から降りねばならないし、ブレーキのかけ過ぎで掌が痛くなる。歩道は並んで歩く人にブロックされているわ、まったく距離が伸びない。走りにくいことこの上なし。

Szczecinは予想以上に大きな町だった。外国資本の巨大なスーパーやショッピング・モールがドドーンと建ち並んでいる。マックやKFCもやたらとある。オランダやドイツじゃ余程大きな町に行かなきゃマックやKFCなんてなかったけどなぁ・・・。こんなところも日本の地方都市と似ている。実につまらん(と、個人的には思う)。
とりあえずATMでズウォティを下ろし、モールの中にあった本屋でポーランドとバルト三国の地図を買う。
地図によると、Szczecinを出てちょっと行ったところにキャンプ場がある。近すぎるけどひとまず今日はそこを目指すか、と思っていたのだが・・・。
ポーランドの道路にやられまくり。道標の類が非常に少なく、標示の仕方も非常にわかりにくい。あろうことかSzczecinの町中で二時間以上もワンデリングする破目になった。
道を聞いてもあっちとだけ教えてくれたり、人によってはわからないという答えが返ってきたりする。なんで隣の大きな町への行き方がわからんのだ???
その理由は道路構造にも原因があった。10号線をずっと辿るつもりでいたのだけれど、Szczecinの町中で一部区間が自動車専用道になっているからだ。おまけに近くを迂回できる道が地図上には見当たらない。はぁ・・・やっかいだ。
どうにか迂回して無事10号に復帰してからもまったく進まない。工事中のところは多いし、車もやたらと多い。ガッタガタでも大きな段差があっても自転車道がありゃまだいい。安心して走れるからだ。途中で消滅する・・・。その度に迂回を続けること数回。まったく進まぬことに嫌気が差し、意を決して車道を走ることにした。
10号線は片側3車線の高速道路風。交通量は多く、トラックもたくさん走っている。こんなところを走っていたら命がいくつあっても足りん・・・。
途中で道路脇にキャンプ場の標示を見つけ、ようやくかと思って行ってみたが、潰れていた・・・。
うぅぅむ・・・その先のStargard Szczeciński手前の湖畔にあるキャンプ場を目指す。現在位置すらよくわからないので、GSのおっちゃんに道を聞く。
その通りに走ったのに、何故か南に向かっている。うぅぅむ・・・道標によるとどうやら3号線に乗っているらしい。
おっちゃんに道を聞いたとき教えてくれた分岐のさらに手前にいたらしい。あぁぁ・・・なんで10号をそのまま真っ直ぐ行けと教えてくれなかったんだ、おっちゃんよ。10号を真っ直ぐ行った方がぜんぜん近かったじゃんよ~。

結局、このまま南下しても無意味なことに気付き、途中で力尽きて道沿いの森の中に幕営した。明日10号へ引き返すつもり。
あぁぁ・・・最初から野営と決めていたらもっと快適な場所がいくつもあったのに・・・。
夕食後、テントの中で寛いでいたら外でガサガサ音がして、のぞいてみたら鹿がいた。

25jul2011 ポーランド突入 25jul2011 この日は力尽きて森の中に幕営
ポーランド突入!                      この日は力尽きて道沿いの森の中に幕営
関連記事
スポンサーサイト



Comment 1

There are no comments yet.

好きですよポーランド  

ウィンブルドンはポーランド祭り(笑)

2013年ウィンブルドン(全英)は

準優勝

リシキ(ドイツ)vsラドワンスカヤ(ポーランド)

リシキの両親がポーランド人でドイツ移民♪父がテニスフリークらしく娘7つから英才テニス教育→ウィンブルドン決勝戦までくる選手になってしまった

ラドワンスカヤはクラコフの美人テニスプレーヤー♪
ヤギオェ大学の女子大生でもあるからスポーツ万能のインテリさん

ウィンブルドン優勝はポーランドはなしなんだね。約60年前に"ポーランド人が準優勝"が最高

ラドワンスカヤに果たしてもらいたかったなあ

中野浩一も応援(笑)

2013/07/05 (Fri) 11:16

Leave a comment