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ユトレヒトで旅立ちの準備 その2

2011/7/5 火
今日もいい天気。
宿の中庭で荷物を全部自転車に積んでみた。コンパクトにたためたザックが功を奏し、なんとか全部積めそうだ。
バックパックと違って自転車の積載能力はすごいなぁ。前後4ヶのパニア・バッグに積むんだからそりゃそうか。

荷物を積んでいて、ふとスタンドが立ちすぎていることに気付いた。見ると長さを変えられそうなので調整していたところ・・・
いきなり固定用のネジを捩じ切ってしまった・・・。
手応えないままソケットを回してたら、いとも簡単に捩じ切れやがった。
アルミ製のネジだったのかよ!そんなとこまで軽量化せんでもいいのに・・・。
しかも捩じ切れた頭を見たら、ちゃんと「+」の溝が切ってあった・・・。ドライバーで締めにゃいかんかったのね。見えなかったわ・・・。
完全に自分のミスだけに凹んだ。
ま、一度調整しちゃえばいじることもないだろうから特に問題はなかろう。と、自分を慰めた。

その後で、昨日買ったドラゴンフライを点火してみた。
強火にすると噂に聞く爆音だ。が、自分は嫌いじゃないな、この音。
それよりもこの火力調節は素晴らしい。はじめチョロチョロ中パッパ・・・と米を炊くことも可能だ。実に素晴らしい。

ところで、MSRと言えばオフロード・バイク乗りは「マルコム・スミス・レーシング」ってのを思い浮かべるに違いない。オフ用のジャケットやグローブなんかを製造しているメーカだ。自分もその昔、MSRのゴアのジャケットやパンツ、グローブなんかを愛用していた。
自分にとってはMSR=マルコム・スミス・レーシングに触れた方が先で、昔はじめてMSRのストーブを目にしたとき、「MSRってストーブも作ってるんか」などと思ったもんだ。そしてかなり最近までそう思い込んでいた。
が、ご存知の通りガソリン・ストーブで名の通っているMSRの方は、「マウンテン・セイフティ・リサーチ」の略。まったく別のメーカだったわけである。

ユトレヒトにも多くの中華系の人たちが定住している。
食料品店を経営している人も多く、そこには多くの日本食材も置いてある。ありがたい。
夕方、香港から移住したという人の店で少々買出し。醤油やラーメンはもちろん、味噌やブルドッグ・ソース、キューピー・マヨネーズ、ごましゃぶのたれ、お酢やみりん、おたふく・ソースまで売っている。
カレー・ルーなどメキシコで買うより安く、ユトレヒトに着いたその日にも食べたが、今日もまたまた購入。他に買ったのは「出前一丁」と味噌汁と、迷った挙句のわさびふりかけ。

町中の自転車を眺めていてまた気付いたことがある。
一部のスポーツ・ユースのバイクを除き、オランダの町中を走る自転車にはブレーキ・シューがない。前後輪とも、おそらく9割以上の自転車にブレーキ・シューが見当たらない。
そしてさらにその中の6、7割の自転車には、ブレーキ・レバーもない。
どういうことかと言うと、ほとんどの自転車がクランクを逆転させてブレーキをかけるタイプなのだ。
自分はこの手の自転車に乗ったことがないのだが、どの程度効くものなのだろう。少なくとも急制動はできないのだろうな、きっと。
ブレーキ・レバーのない自転車・・・そういった目で改めて眺めると驚きだ。そんな自転車で集団走行するオランダの人たち・・・お前ら全員競輪選手か?って感じ。
よく見ると、交差点などではクランクを逆転させて器用にブレーキをかけている。普通のじいちゃんやばあちゃんが・・・。
ブレーキ・レバーのある自転車も、そのほとんどは前後輪ともドラム・ブレーキ。よってフロント・フォークやリア・ステーにはブレーキ・シューがない。
後輪のドラム・ブレーキってのは日本でも昔から見かける。が、前輪までドラムってのはなかなかないんじゃないかなぁ・・・。

ブレーキ・レバーのない自転車が大勢を占める、しかも今に始まった話ではなく昔からそうなのだろうという事実は、自分にとってかなり衝撃的であり、新鮮でもあった。
世界一の自転車大国はまだまだ奥が深い。

5jul2011 中庭で荷物を積んでみるの図
中庭で荷物を積んでみるの図

5jul2011 オランダの最も一般的な自転車 5jul2011 ブレーキ・レバーはない
オランダで一般的な自転車               ブレーキ・レバーはない


2011/7/6 水
準備半分、休養半分といった一日。
自転車探しと旅立ちの準備に追われていたとは言え、今日でユトレヒトに驚異の10連泊。
先週の木曜には自転車が手に入っていたわけであるから、気合を入れればおそらく月曜には発てた。今日までのんびりしてしまったのは、ひとえにユトレヒトの居心地がよかったからに違いない。

いよいよ明日こそは発ちます!
オランダで軽く足慣らししてからドイツ北部を横断し、ひとまずポーランド、そしてバルト3国を目指す予定であるが、途中で気が変わる可能性も大。
国がたくさんあってルート取りが厄介だわ・・・中欧、東欧を丁寧に周ろうと思ったら、こう一度東進してまた西に戻り、再び東進みたいなことをやらないと周れない。自転車でどこまで周れるのか、脚と相談しながらルートを決めていこうと思う。
オランダを走るにしても、ホントは自転車道の地図(とても充実している)があれば重宝するのであるが、全国を20枚ほどでカバーした地図は一枚が7Eほどもするので、とても買ってはいられない。

余談であるが、この宿はキッチンのフリー・ボックスが充実している。宿泊者が自分で余った食材なんかを入れるのもあるし、宿の冷蔵庫の管理もしっかりしていて、記入した日付けの過ぎた食材はすかさずフリー・ボックス行きとなる。
野菜やパスタ、果物など、滞在の長い自分らはちょくちょくここから頂戴している。朝食のパンに塗るマーガリンやジャム、チョコ・クリームなんかは特に重宝していて、結局一度も買わずに済んでしまった。
今日はそのフリー・ボックスに何故かメタルのボトルが入っていた。おそらく誰かの忘れ物であろうが、フリー・ボックスに入っていたのでありがたく頂戴した。

これも余談であるが、当然のごとく西欧はタバコが高い。イギリスほか一部の国に比べりゃまだ安いのだろうけど、ここオランダでも普通の20本入りのタバコは5Eくらいする。
とても買う気にならんわ・・・。今のところ、グアテマラで3カートンほど買いだめしておいたタバコで食いつなげている。
そんなわけで、ヨーロッパの人たちは手巻きのタバコを吸っていることが多い。これだとちょっと安く上がる。
ちなみにオランダは(全国でそうかどうかは知らないが)、ご存知の通りマリファナは合法である。ま、マリファナなんて吸おうと思えば意外と世界中どこででも吸えるわけであるが、ここまでおおっぴらな国というのも珍しいのではないか。
吸う人は宿の中庭でも吸っていて、時々煙が上がっている。が、決まっちゃってるような人はいなくて、皆さん節度を持って吸っている。
自主的に管理された社会と言うか何と言うか、これはこれでいいんじゃないかと思う。要は酒と同じで吸い方の問題だと思う。

今後はあまりマメにブログのアップができなくなるかも。
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Comment 2

There are no comments yet.

Shintaro  

No title

いよいよ自転車旅も準備万端ですね。
僕らもMSRのドラゴンフライを使ってました。東欧とかではガソリン使えるのかなり重宝しましたよ!
あと、PCとかは僕らはオルトリーブのフロントバックに入れてました。フロントバックは1点だけで固定されているため、衝撃を吸収するみたいで壊れものに最適です。
ではでは、お気をつけてー。

2011/07/08 (Fri) 00:41

なかっぴー  

No title

こんにちは。ご無沙汰してました。
ただ今ポーランドのリトアニア国境手前にいます。
今のところpcは無事でした。使う機会がなくただの荷物と化していますが・・・。
MSRは毎日大活躍です。

折を見てブログ更新しますのでまたのぞいてみてください。

2011/08/07 (Sun) 16:03

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